春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 00:33

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春夏秋冬 第6章 台風



「あ、あっっ、」

甘やかな喘ぎが、耳元に注がれる。

「…気持ちいい?」

「やぁっ、やあっ」

「…ひかる、やっ、てしないんだ。
感じてるときは気持ちいいって言ってごらん」


「やぁ、やだっ、離して」


「ひかる?」


前にしたときは素直に言ってくれてのに、
どうして?

彼の中心は既に立ち上がって泣いている。震える体も、艶やかな声や表情からも感じてることは間違いないのに、光はなおも首を横に振った。


「やぁ、やだっ、」


「ひかるっ?、どうしたの?」

光はいっそう体を震わせて切迫した泣き声をあげた。


「もっ、イっちゃうっ」

ああ、絶頂が近いんだ…。

「いいよ、イってごらん。出して」

「や、手、止めてっ」

急に感覚が極まってしまって光自身驚いたのかもしれない。
泣いて戸惑う肩を抱き締めてやりながら手の動きを速くすると、甘い悲鳴をあげて俺の手の中に白濁が吐き出した。


「ひぁぁっっ」


ぴんと弓なりになった背が急に脱力して、俺の胸にもれた。

「……大丈夫?」

伝わってくる心臓の鼓動はトクトクトクと早く、胸は大きく上下していた。
ポンポン、と背中を撫ででやる。


「あ…」

射精の衝撃が治まると、光は顔を真っ赤に染めて、あたふたと俺の胸から起き上がった。


「早かったね…。気持ち良かったの?」


戸惑っているところを絡らかうのも可哀想かと思いつつ、泣きそうな顔をする光が可愛くて耳元に囁くと、さらに顔を赤くした。


「ゃ……」

「すごくえっちで色っぽかった」

「やだっ、言わないで」

「どうして?気持ちよくなってくれたなら、俺は嬉しいのに」

「やだっ…、だから離してって言ったのに」


恥ずかしかったのか光の目から零れた透明な滴を指先で拭って抱き寄せた。


「怒らないで。
離れていた分、沢山しよう。いっぱい気持ち良くしてあげるから…」

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