春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 19:34

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春夏秋冬 第6章 台風
「着物は着たままでいいよ。部屋も少し暗くするから、リラックスして」


着物の上から背中を撫でで、部屋の電気を暗くすると、光はそっと俺にもたれた。


「大丈夫だよ。光の気持ちが落ち着くまで待つから」


「ごめんなさい…」


しょぼん、と肩を落とす光がやっぱり可愛い。
光以外の相手だったら途端に面倒になっていたような展開も、心地よかった。


「光が隣にいる。
それが、俺には凄く幸せだ」


光の体を自分の胸に寄りかからせて、触れるだけのキスを繰り返す。

光が嫌がらないのを確認しながら少しずつ口づけを深くしていくと、始めは強張っていた体から、だんだんと力が抜けてきた。自然と俺に体重を預けて抱きつくようにもたれてくる。


細い肩を抱き締めながら、舌に舌を絡め吸い付いたり擽ったりを繰り返すと、甘い吐息が吐き出された。


「ぁっ、」

止めていた手を着物の中に差し込むと、切なぜに潤んだ瞳を細めた。
キスで色づいた唇が悩ましげに震える。



「ひかる、」


少し緊張が和らいできたのを確認して、至近距離で見つめ合いながら、胸の頂を摘まむと小さな声が俺を呼んだ。



「こうさまっ、」

「ん…」


光の身体中に触れて、滑らかな肌の弾力を味わう。肌は温かくて水を弾く張りと吸い付くような柔らかさがあって撫でているだけで堪らなく気持ちいい。

片手で胸の先端を刺激しながら下腹を撫でていると、切なげに身を震わせた。


「こうさま、」


涙で潤んだ瞳は隠しようのない熱を浮かべて、顔や声に素直な欲情が見てとれた。



「腕を俺の首に回してごらん」


言われるまま首に両手を絡めた光の体をさらに引き寄せて、俺の膝を跨ぐようにして座らせた。


「…あ」


光は向かい合って脚を開いた格好や肌けた着物の裾を恥ずかしがる仕草を見せたが、それが余計に俺を堪らない気分にさせる。

ぎゅっと抱き締めて怖がらないように背中を撫でながら、そっと太股を撫であげた。

その先を想像したのか息をのむ光が堪らなく可愛い。



「…あぅっ」

触れた光の中心はまだ柔らかくて、痛くないように優しく掌に包んで擦った。
途端に腕の中で背筋が震えた。


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