春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 00:33

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春夏秋冬 第6章 台風

台風が来た。


俺が潔様と王都から帰ってくるときには既にかなり雲行きは怪しく、皓様が納める領地に直撃する事は皓様と潔様にはある程度予想でき覚悟していたようだった。



皓様は屋敷に帰ってくると、たった日寝泊まりしただけで、数人の部下を連れて、被害を受けた土地に出向いていった。

もしかしたら、向こうで一週間泊まり込み、そのまま王都に向かうかもしれないと言っていた。

今回、潔様は皓様に同行していない。

もし皓様が被災地に泊まり込み、そのまま一週間後過ぎ再度王都に向かうことになれば屋敷は長期主が不在になってしまう。 天災が来ても通常業務は待ってくれないのだ。むしろ、通常業務に支障が出ればその時こそ被害は更に拡大するのだという。
屋敷での領地に関する執務は一時的に潔様が代行する事になった。



「だからって、自分から被災地に乗り込んじゃうあたりが皓様だよね」


流石に少し疲れた顔をした潔様が苦笑する。
目の下にはうっすらクマが浮いていた。


「‥王都から帰ったばかりでしたのに」

「そうなんだよね。
俺が皓様の代わりに現地に行けば済むことなんだけどね」


潔様は溜め息を吐きながら、最中に噛みつく。


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