春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 00:33

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春夏秋冬 第3章 夕立
 「服、脱がしてあげようか」

 「いいっ!」

 「ほら、さっさと脱ぎな」


 自分が服を脱ぐのも緊張するが、半裸の皓様にドキドキした。
美人だとは思っていたが、その白い肌がやけ眩しい。

 「ほら、」

 皓の手が俺の着物の帯にかかる。
しゅっと帯が解かれて着物の合わせ目に手が入れられる。
思わず皓様の顔を見上げた俺に、彼も困ったような、でも優しい顔で微笑んで、腕から着物を脱ぎ去った。


 「…冷えちゃうから、入りな」

 「は、い」

 肩を押されて浴室に入れば、後ろから裸になった皓様も入ってくる。


 どうしていいのか、おろおろしていると、突然頭にお湯が降ってきた。


 「ぎゃああっ」
 
 「ごめん、ごめん」

突然のことに吃驚しておかしな声を上げた俺に、皓様は笑いながら手で濡れた顔を拭ってくれる。彼が蛇口を捻ったシャワーが俺の顔を直撃したのだろう。

皓はそのまま、シャワーで俺の体をザーッと流すと、先に浴槽に入りなと促す。

湯に入るならよく体を洗ってからだろうと思うが、恥ずかしくてそんなことをいう気にならず、言われるまま風呂に入った。
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