春夏秋冬
春夏秋冬
成人向
発行者:ほおずき
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:春夏秋冬

公開開始日:2012/02/27
最終更新日:2013/07/21 00:33

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
春夏秋冬 第3章 夕立
かあぁあぁっと顔が赤くなっていく俺を見て皓様は楽しそうに笑う。


 「ちょっと寄りたい場所があったんだが、
雨に降られたのも良かったかもな。
いつも俺が帰る時間は、光は寝ていることも多いから」

そう言われると、俺がお子様で早寝見たいだが、
皓様の帰ってくる時間は日付が変わっていることも多い。
そんな時間に俺が起きていると彼はあまりいい顔をしない。
一度、彼の留守中に体調を崩して以来、すごく過保護になった。


 「ほら、行こう?」

 「いや、です。皓様、入ってきてください」

 「風呂ぐらい、一緒に入ってもいいだろ。別に襲わないよ」

 「ううう」


唸っている俺をおいて、風呂を沸かしてくると言って、皓様は浴室に入っていった。

俺が使っている部屋は、離れの一室で、もともと来客用のものだったそうだ。
風呂、トイレ、リビング、寝室が配置されていて、一人で使うには、異常なほど贅沢だ。

皓様は普段、自分でそんなことしないのに、
今は嬉々として風呂にお湯をはっている。


皓様は俺の裸なんか見ているというけど、それは以前一緒に寝たときに、
俺の寝間着を脱がした時だけだ。あれは、部屋も暗かったし、そのあとすぐに布団に包まった。

こんな早い時間に、明るい場所で一緒に裸なるなんて…。
この人は何が楽しくて、俺にそんなことをしたがるんだろう。
俺なんか、その辺にいくらでもいる田舎のガキなのに。



 「光、おいで」
 
 浴室から顔をだした皓様がおいでと手を振る。

 しょうがなく浴室に行くと、皓様はふっと笑って自分の着物を脱ぎ始めた。
日に焼けない真っ白な首筋があらわになる。
思わず、その白い首筋に視線が釘づけになって、まじまじと見てしまう。

 「ひかる?どうした」

振り向いた彼の着物は肌蹴ていて、くっきり浮いた鎖骨やきれいに筋のついた腹部も見えていた。



 「いいえっ、何でもないっ」
20
最初 前へ 17181920212223 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ