雪天使~お前に捧ぐカノン~
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発行者:妃宮 咲梗
価格:章別決済
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ジャンル:青春・友情
シリーズ:【第一章】 ギャングウォリアー力闘編

公開開始日:2012/02/07
最終更新日:2013/11/28 09:44

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雪天使~お前に捧ぐカノン~ 第5章 act,4:アモーラル
「銃はそう簡単に当たんないよ。反動で狙いが反れるからね。せいぜい当たってもかする程度か、間近じゃない限り撃たれた奴の運が相当悪いかだよ」
「そりゃ撃つ奴が素人ならの話だろ」
「うっとおしい! ここらにゴロゴロプロがいるもんか!」
 ついにイラ立ちげにカノンは踵を返すと、彼を睨みつける。
 しかしシャルギエルはプロとまでは言わないが、学校の授業で射撃を専攻していて高い成績を修めていたりする。だがあえてその事には触れず、このまま言い合っていても仕方無いので妥協する事にした。
「ったく! はいはい! つまりここで俺の常識は通用しねぇって事だな」
「そして下手なプライドも命取りだよ!」
 指で彼の胸を突付くカノン。
「誰が下手なプライドだ!」
 すかさず自分の気高さだけは訂正しようと、不満げに言い返すシャルギエル。
 その時。
「おいおい、こりゃまた随分大荷物だなガキ!」
 突然声を掛けられてその方へ二人一緒に振り向く。
 するとそこには昼間カジノでシャルギエルに絡んできた、髪をシルバーグレイに染めたソフトモヒカンヘアーのアジア系、その後ろには爽やかな笑顔を見せる金髪褐色肌のウエイターが二人揃って立っていた。Rとエリートと呼ばれていた、この町の入り口にある車整備工の男が意味深に口にした二人組だ。
「ア、R……!」
 そう口にしたカノンの声は震え、顔を蒼褪めながら後退りし、たじろいだ。
「おぉぉー? 一緒にいんのはまさか……カ・ノ・ン、じゃあねえかあぁぁ~!?」
 薄気味悪い笑みを満面に湛えたRは、不気味な言い回しでゆったりと首を傾げる様に顔を上へと上げると、視線を見下げた……。
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