雪天使~お前に捧ぐカノン~
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発行者:妃宮 咲梗
価格:章別決済
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ジャンル:青春・友情
シリーズ:【第一章】 ギャングウォリアー力闘編

公開開始日:2012/02/07
最終更新日:2013/11/28 09:44

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雪天使~お前に捧ぐカノン~ 第21章 act,20:インビテーション
「だよな。モデル並みに銀紫は格好良いもんな」と溜め息を吐くロード。
「日系混血だが?」
 忍鷹はニヒルな微笑を浮かべる。日本人特有の濃色素とどこか侍の血を感じさせるその性格を持っているぐらいで、後はフィンランド人の母親似だろう。肌も寧ろ白色だ。
「いいじゃん。バランス取れてるし、いいとこ取りだよ。オイラ密かに銀紫みたいに格好良くなりたいって憧れてるんだぜ。最初は無口で謎だったから、近寄りがたかったけどさ。今はこれだけ距離が縮まって、その……う、嬉しくて……。オイラも銀紫みたいにクールで謎めいた大人の男に……!!」
 ロードは気恥ずかしそうにモジモジしながら告白すると、語尾の方ではすっかり舞い上がって、照れたその顔を輝かせながら彼に向けた。その時、それを遮ったのはシャルギエルだった。
「だっはーーー!! ムリムリ無・理ィ~! お前が? 銀紫みたいに? ぬぅわ〜にすっとぼけたヨイショしちゃってんの! このお調子者のクソガキがぁ~! ケラケラケラ! しかもお前この前大人の女に片っ端手を出してSEXのリードを手取り足取り腰取りしてもらうんだって張り切って……!」
 シャルギエルは体を仰け反らせ椅子の背凭れに体重を掛けて、体を椅子の足頼りに揺らしながら片手を顔の前で、まるで臭いものでも払うように振りつつロードの告白への愚弄に、瞑目し浸りながら声高らかに口にした。
 途端、彼の首にラリアットが入ったかと思うと、そのまま床に椅子ごとひっくり返され叩きつけられてしまった。
 突然の出来事に驚愕したシャルギエルは、痛みを表情に表しながら目を開くと、そこには憤怒したロードの姿があった。
「いって……何すんだこのクソガキ!!」
「空気読めってんだよこのアホボケ能無しセレブ野郎! 人に赤っ恥かかせやがって!!」
 ロードは顔を真っ赤にさせて怒鳴った。
「今のはシャルギエルが悪い……」
 カノンも溜め息交じりで呆れて顔を片手で覆う。すると、それまで黙っていた銀紫が堪えていたように忍び笑いを次第に表面化し、ついには声を出して笑い出した。
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