雪天使~お前に捧ぐカノン~
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成人向アフィリエイトOK
発行者:妃宮 咲梗
価格:章別決済
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ジャンル:青春・友情
シリーズ:【第一章】 ギャングウォリアー力闘編

公開開始日:2012/02/07
最終更新日:2013/11/28 09:44

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雪天使~お前に捧ぐカノン~ 第20章 act,19:オルガナイザー
「飲み物作るよ。何がいい?」 
「ああ。カフェオレを頼む」
 背後に立つカノンに顔だけで降り向きシャルギエルは答えながら、彼女を見上げるとそんな彼にカノンは後ろから、覆い被さるようにして二人はキスを交わす。それを目の当たりにされてロードは肩を竦めた。
「ついこの間まで初々しい童貞Boyが、すっかり大人になって……」
 ホロリとわざと目頭を押さえて、まるで二人を見守る母親のような素振りをして見せるロード。
「だーから! お前相当思い違いしてるみてぇだけど、俺はまだ、その、チェ……チェ……つぅか、まだキスまでしかカノンにしてねぇからな!」
 シャルギエルは若干口ごもりながらも、キッパリと身の潔白を断言した。途端に、ロードが目を剥いてまるで鬼の形相と成るや否や、甲高い声を放った。
「……ハァ!!? 何だとてめぇ! オイラがガキだと思ってなめてやがんのかコルァ!! この前一緒に二人して同じベッドに仲良く寝てたじゃねぇか! それで何もしてねぇなんざ言わせねぇぞ! あの日の朝オイラはどんだけ身を削るような思いで仕事に出向いた事か……!! ついにカノン姉ちゃんも齢十三歳にして大人の階段ひとッ飛びかと……!!」
「何バカ言ってんだい! ホントにあんたはおませなんだから! ありゃあたいが先に眠ったシャルギエルの懐に後でこっそり潜り込んだだけさ! その前にあたいはあんたと一緒に寝るからと言って先にあたいのベッドに寝かせてやったんだよ! だからシャルギエルも朝仰天してベッドから転げ落ちたぐらいなんだから」
 ロードに怒鳴りつけるカノンの言葉をここまで聞いたシャルギエルは、その時の無様な自分を想像して口元を引き攣らせる。
「想像膨らませ過ぎなんだよ! あんたの思い込みが勝手に大人の階段を暴走しすぎてんのさこのドスケベが!!」
 そのまま何も気にも留めずにすかさずカノンは、義弟を叱責するや否やロードの頭を叩いた。そんな義姉に対してついムキになったロードは、構わず応酬してみせる。
「当たり前だ! オイラは皮が剥けた今、この眠れる獣をいつ目覚めさせてやろうかと…勿論しっかり責任持ってコンドーム着用の上でだが、やっぱこの年からしてさすがに年下及び同年は幼すぎるだろうから、狙いは十八歳以上の御姉様達からしっぽりとリードされながらだなぁ…」
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