雪天使~お前に捧ぐカノン~
雪天使~お前に捧ぐカノン~
成人向アフィリエイトOK
発行者:妃宮 咲梗
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:青春・友情
シリーズ:【第一章】 ギャングウォリアー力闘編

公開開始日:2012/02/07
最終更新日:2013/11/28 09:44

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
雪天使~お前に捧ぐカノン~ 第20章 act,19:オルガナイザー
 マックィーンは言いながら彼とは対照的に長いがガッシリしている指をした手で握手を交わし、その場を離れてドアを開けると一歩通路へ足を踏み出す。その時思い出したようにジャンセン氏が声を掛ける。
「ああ! 後で職場の方に招待状を送るよう手配するよ。Mr.マックィーン」
 最後のジャンセン氏の言葉を笑顔で受け取りながら、部屋のドアを静かに閉じた。

 ……――なんてな。
 そう簡単に己の死を受け入れてヒョイヒョイ簡単に臓器提供に理解を示す者がいるわけがないだろう。大概は拒否されるのがオチだ。だからこそ、クズに等しい孤児共や浮浪者共、虫けら連中からせめて最後ぐらい身を持って人の役に立たせるべくその身をバラして市場や世界中に売り捌くのさ。
 生を望む者の数だけ誰かが代わって犠牲になっている事も知らずに、奴等は感謝しのうのうと生き延びる。実に皮肉で笑える世の中だよ。つくづく今の時代はな。
 マックィーンは腹の底でほくそえみながら長い廊下の先にあるエレベーターの前で、ついには込み上げてきた笑いに堪え切れなくなり声に出して洩らした。
「ク……クックックックッ……ハッハッハッハ……!!」
 彼はそのままエレベーターに乗り込むと、重々しい機械音と共にその悪辣を含んだ笑い声は階下へと消えて行った…。

 彼は世界屈指の闇医者とダッグを組んでいた。
 その医者は変態SEXプレイ好きで、当然SCC《シークレットセレブリティークラブハウス》の常連客でもある。合法手術が出来ない子供の臓器移植等を、富豪相手に倍の治療代をせしめて非合法で手術もしていた。
 Mr.マックィーン。彼こそがSCCを建築し、所有するオーナーだった。つまりSCCのボスである。彼は臓器売買を主に扱っている。闇薬剤師も彼がエリートの部下として差し出した。ドラッグデザイナーとしてだ。
 売春、麻薬密輸売買、児童売買等は全てエリートが取り締まっていた。Rは暴力殺人拉致強盗及び、武器密輸にデスバトルまたはデッドファイトの違法スポーツ経営、違法チケット売り等だ。
210
最初 前へ 207208209210211212213 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ