☆ボインちゃんはAVギャル番外編(エレンという爆乳AVギャル)
第12章 第十二・面接・類まれな大きいおっぱい大好きなAV監督、巨乳の鬼と称される天才監督の登場
淳は喫茶店にやってきた。面接とはいうが、採用はほぼ決まりだ。電話でKカップとかバスト115cmとか、それが事実なら問題はない。AVの世界では女が全て。女がいてこそ成り立つ。自分から入りたいと思う女を、どうしてふるいにかける必要があるのか。
喫茶店の中に入ると、軽く周りを見渡す。互いに面識がないので姿を知らないのだが、奥の方を見た時にすぐ分かった。あの子だと一発で確信する。奥のテーブルに座っていた。やや大柄な感じで、服を盛り上げるあの豊かな丸みというボリュームと曲線。触りたくなるとか、顔を埋めてみたくなるようなあのフォルム。あれがDカップなどというわけもなく、他に該当する女はいない。
ゆっくりと歩み寄りながら、財布から名詞を出しておく。自分で作った専用の名刺を。こんにちはと声をかけ、エレンがこっちを見ると同時にテーブルに名詞を置いて伝える。面接に来ましたと。そう言いながら向かいに座った。正面から見るとすごいボリュームで悩め香しい。この悩め香しい感じを引き出し描くのが、それが天才たる自分の遣り甲斐。
その悩め香しさを持つ相手が名詞を見て少し笑ったりするから、淳はタバコを口に火をつける。「ちょっといいかな。失礼とは思うけ、少しの間だけ、正面からジロジロと見させて欲しい。顔も髪型も服装も、そしてその大きいおっぱいだなって胸のふくらみも。ちょっとの間、露骨にジロジロ見るのを許してくれるかな」
それについては、どうぞと即答して真っ直ぐ座って口を結んだ。相手がジッと自分の全てをマジマジと見つめる事に同意する。淳はまず、やや大柄に見えるフォルムですごいボインだとつぶやき、されどもエレンにはちょっとばかり野心があるのかなと口にする。伝わる雰囲気の中に、かなり奥の方にそういうモノを感じる。
「野心ってなんですか?」エレンは問うてみた。相手が何を見たのか知るためにあえて聞き返す。何となく何を言われるか想像はついたとしても。
「だからほら、私の大きいおっぱい見せて酔わせてやるっていう感じの。かなり強く持ってない? いいんだけどね、そういうボインな女の子って大好きだし大歓迎」
監督の男が言うには、見た目だけでなく内側にある雰囲気なども全てを把握した上で豊かなおっぱいと合わせないといけないらしい。胸が豊かなら誰でも一緒とは思っていないとも続けた。
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