☆ボインちゃんはAVギャル番外編(エレンという爆乳AVギャル)
第10章 第十・また深く傷ついたエレンは考えた・男を制圧して金を稼げばいい・爆乳AVギャルを決意
恋愛に対して不良になろうかと思った。とてつもなく傷ついた胸は、もう二度と純愛などするものかと思ったし、昔の古い言葉で言うのなら恋愛に対して愚連隊になろうかという感じだろうか。しかし悲しいかな、それが出来ない。自分が悲惨すぎるという悔しい気持ちもあった。どうすればいいのだろうかと考える。
まず同じ年の、周りにいる男はもうイヤだ、絶対に恋愛などしないと胸が叫ぶ。ブスな自分にも選ぶ権利はあると叫びたくもあっただろうか。かといって、腹が立つから道行く男に声をかけてセックスに誘ってお金をもらうのは究極の負け犬。赤裸々過ぎる。
こんな自分でも、負け犬のアルコールばかりではなく、勝者の美酒を飲んでみたいと豊かな胸が切実に叫んでしまう。ここでエレンはAVギャルという言葉が頭の中に浮かんだ。AVギャル。自ら驚くほど、この言葉の浮かび上がりは運命のように思った。そういう風に思った事を、後の日記に書いている。
自分は確かにブスだ。可愛いもきれいも美しいも全て無縁。しかし自分には豊かな胸のふくらみがある。こういうアピール要素があるなら、別にブスでもいいのではないのだろうかと。次に思ったのは、男に復讐が出来るという事だった。例えブスでもこの豊かな胸のふくらみを出せば、男とはブスでも何でも爆乳サイズのおっぱいは見たがるモノ。それは考えようによっては、男に対して復讐しているという満足感を得られるのではないだろうか。
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