仄暗い部屋から
仄暗い部屋から
成人向
発行者:神崎真紅
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/01/28
最終更新日:2012/06/20 13:54

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仄暗い部屋から 第16章 第二章 act 2 さ迷う心
「け…んじ…。や、め…。」


瞳の哀願は、賢司の耳には届かない。

このままだと死ぬかも…。瞳には理解出来ない賢司の行動だった。


「ほら、瞳。気持ちいいだろ?だったらよがれよ。」

瞳は喘ぎ声すら、出せない状態だった。

本当に死ぬんじゃないか…?
瞳には、ただ恐怖のみが付きまとっていたのだ。


「ひ…っ、ひ…っ。」


苦しげに吐き出す瞳の嗚咽。
それを賢司は、喘ぎ声と勘違いし、殊更に激しく腰を動かした。


「あ…、あ…。」


かくかくと、瞳の顎が痙攣を始めた。
意識も朦朧となっていたが、賢司はひたすらに腰を振り続けた。


「瞳…、瞳。最高だぜ。」

今の賢司には、瞳の様子を見る余裕などなかった。

それが瞳の運命を二分したのだった…。


「あ…、う…。」


頻り(しきり)に瞳は何かを言おうとしていたが、賢司はただ己れの快楽に頭からどっぷりと浸かっていた。

多分この時の賢司には、理性の欠片すら残ってはいなかっただろう。

覚醒剤に支配され、またバイアグラまで使っていた賢司は、瞳の花芯に挿入し、その快感を貪る事だけが全てだった。

瞳は…。

生きているのが奇跡の様なものだった。
顎だけでなく、四肢までも痙攣を起こしていた。
それも、賢司が腰を動かす度に、だった。

瞳の身体は限界だった。


「あ…ぁ…。」


小さく声を上げ、瞳の身体はそのまま動かなくなった。


「瞳…?」


無論、返事など返って来る筈もない。


「瞳…?おい、瞳?」


賢司の狼狽は如何程だっただろうか?


「瞳、返事をしろよ?」


賢司の頭は未だ廻らない。どうすれば…。
入れすぎたのか?
ならば風呂に入れて…。

賢司は覚束無い足取りで、バスルームに向かった。
そして、バスタブに熱い湯を張った。

ベッドの上では、瞳がぴくりとも動かなくなっていた。
だが…。

賢司が次に取った行動は、意識の飛んだ瞳の花芯に、自らを突き進めた。


「っっ…。気持ち良いぜ~、瞳~。」

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