仄暗い部屋から
仄暗い部屋から
成人向
発行者:神崎真紅
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/01/28
最終更新日:2012/06/20 13:54

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仄暗い部屋から 第14章 第二章 プロローグ [前書き]
けらけら笑いながら、賢司に文句を言っている。

瞳のテンションが高いのは、覚醒剤の作用のひとつだった。

何もかもが、愉しく感じて、ひとりで何時間でもお喋りしている。

そんな瞳に辟易しながらも、賢司は瞳とふたりでふざけ合っていた。

やがて、賢司は急激な睡魔に襲われた。

これが俗に言う
『魔の睡魔』だ。

本を読んでいようが、お風呂に入っていようが、御飯を食べてる最中でも、そのままの形で爆睡してしまう。

そして、目覚めたら2・3日は過ぎている事が、多々ある。


「賢司?眠っちゃったの?」


瞳は、賢司が完全に爆睡体勢に入っている事を確認してから、油性マジックを持ち出して来た。

そして、ひとりでけらけら笑いながら賢司の顔に落書きをし始めた。

瞼の上に目を書いて、頬っぺたには猫の髭。


「きゃ~、賢司似合う~。」


…無論、爆睡中の賢司が気付く筈がない。


一通り落書きをしたら、瞳はひとりで遊んでいる事に飽きて来て、賢司の隣にコロンと横になった。

そしてそのまま瞳も睡魔に支配されていった…。
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