生真面目な彼女
生真面目な彼女
成人向アフィリエイトOK
発行者:深縁
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/01/12
最終更新日:2012/06/06 01:11

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
生真面目な彼女 第3章 分岐点
「やるじゃないか」

答案用紙に走らせていた赤ペンを下ろす。
ドキドキとした体で待つ秋吉に惜しみない笑みを向けた。

「95点だ」
「よっしゃあああああああああああ!!」

腰の横でガッツポーズを決め、喜ぶ秋吉に笑いがこぼれる。

「惜しいな。後の5点は計算ミスだ」
「なっ…マジかよ!」
「マジ」
「くそ~~~~」

盛大に悔しがる秋吉だったが、私はちょっと前に比べたら雲泥の差の結果に、全然悪いとは思わなかった。
計算ミスなら、これから反復練習や見直しなどでどうにでもなるはずだ。

かなり悔しかったのか、机に額を押しつける秋吉にソッと近寄った。
寄ったことで出来た陰に、秋吉が顔を上げる。

「よく出来ました」


ちゅっ…


秋吉の頬の感触が唇に伝わってくる。
思ったよりも柔らかい。
さすがにいつまでもその状態は恥ずかしいので、すぐに離れた。

目の前には目を見開いて固まる秋吉。

「……え?」
「95点以上だったから。…オマケだ」

似合わないことをした自覚がある。
きっと今、私の頬は赤く染まっていることだろう。
目線を若干ずらして喋った。
33
最初 前へ 30313233343536 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ