私立全寮制御堂学園物語 ダークサイドバージョン
私立全寮制御堂学園物語 ダークサイドバージョン
成人向完結
発行者:とりさん
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ジャンル:その他

公開開始日:2011/09/25
最終更新日:---

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私立全寮制御堂学園物語 ダークサイドバージョン 第2章 第二章 鬼畜の宴
 清家は、冷たい目で、未だ死の恐怖の覚めやらぬ二人を見下ろしている。
 「お二人さん、気分はどうだった? ……天国は見えたかい?」
 地に横たわる純也は、一瞬首をもたげたが、目を反らして答えない。精一杯の抵抗だった。睨み返す気力は、もうなかった。
 「《羊たちの沈黙》って映画、見たことあるか? サイコサスペンス流行の走りにして最高傑作の呼び声も高い」
 純也も亮平も、もう彼の言葉の意味など考えない。
 「続編に《ハンニバル》っていうのがあってね。あの魅力的なレクター博士に刑事が味方じゃ台無しだ。作らなかった方がよかった続編。あれに敵役でね。出てくるまた狂ったやつがいるんだが、首吊りにエクスタシーを見出してる。これが実は、この映画に限った奇抜なアイデアじゃなくて、けっこう《愛好者》がいるんだってさ。首を吊って今にも死にそうな時に最高の快楽が訪れるそうだ。味わってみたいような気はするが、僕はやっぱりご免被りたいな。癖になった奴の何人かは死んでいくんだとさ。世の中狂ってるよな」
 彼の饒舌も、今の二人には何ら意味をなさないラジオのホワイトノイズのようなものだ。清家は二人に背中を見せた。
 「で、お二人さんはどうだった? 気持ちよかったかい?」
 こいつを、殺してやりたい……。純也はありったけのエネルギーで清家を憎んだ。
 「もう一度味わってみたいかい?」
 純也は思わず首を振る。固く目を閉じて。恐い……。
 
 友達の命がかかっている。それは理性のたがを外す口実のようなもので、すでにこの異常な空間において、自分の行為はありきたりのものであると、そう受け入れざるを得なかった。そうでなければ、死にたくなる、狂ってしまいたくなる。
 将大は紅林の怪異ないちもつを一心にしゃぶる。時折裕の方を見て、自らを見下ろす者にいかにして快感を与えるかを考えるのだ。
 彼の頭を抑える紅林は歪んだ勝利に酔っていた。ことさら苦痛を与えるように、自らのペニスを喉に押し込み、咳き込み涙ぐむ将大の反応を楽しむ。短い髪を握ってその表情をのぞき込む。
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