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第63章 1月2週の巻
■■新春エッセーより■■
★★脳科学者茂木健一郎さんの記事を読みながら★━━━━━★
脳科学者の茂木健一郎さんは、頭(脳)の研究をされているにも関わらず、頭が良いのか悪いのか今ひとつ分からない不思議な男性です。先日も、つい脱税で捕まりましたよね。つい?
しかしながら、発信者としていろいろなメディアに出ておられ、テレビはテレビ、出版は出版でそれぞれ異なった面を見せてくださるのは、個人的に「さすがだなあ」と思っています。良いか悪いかさておき、今年も目が離せない存在。そんな彼が、1月4日の新聞に新春エッセーを寄せておられました。
「超高齢化社会」を迎えるにあたり、経済面を中心にあたかもそれが問題な風潮があるが、「長生きは本来めでたいことではないのか」と始まります。で、その後「肉体の年齢はさておき、人間の脳は、前向きに、挑戦する気持ちさえ忘れなければ、いつまでも若々しくいられる」と続く。
大昔からある「気持ちが若ければなんでもできる」類いの人生訓と言ってしまえばそれまでですが、新年に改めて考えていい言葉だと思います。「脳は新しいことを学習するのが大好きである。新鮮な『サプライズ』があると、『よろこび』を表すドーパミンが放出される。その度に、学びの階段を一歩上ることができる」のですから、私たちも、無理の無い小さなことで十分なので、新しいことをはじめたり、今までやってきたことの“やり方を変える”試みをスタートさせたいものです。
《新しいことに挑戦する脳は、いつまでも若い。世の中は、アンチエイジングが大流行。肌の若々しさを保つ工夫も大いに結構だが、挑戦すること、学び続けることこそが、最大のアンチエイジングの秘訣だと知っておきたい。》
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