携帯版スバル代行メールマガジン
第61章 1月1週の巻
2,247名の読者のみなさん、おはようございます。スバル代行社長の松本誠二です。
かなりローカルな話題で申し訳ありませんが、小学校以来の同級生である、石原くんという男が米子でたこ焼き屋を開業しました。JR境線(車両の外装はもちろんシートや天井にまでゲゲゲの鬼太郎のキャラクターを描いた“鬼太郎電車”で内外の鉄道オタクを熱狂させています)博労町駅を降りてすぐです。お近くにお寄りの際は冷やかしで結構ですので足を運んでやってください。
石原くんと言えば、小学校のときに島根かどっかから転校してきた当時、色白の長髪で女の子みたいな可愛い子供だったのに(実際女の子と間違われていた)、どこでボタンをかけ間違えたのか中学になってからはケンカで他校の生徒を殺しかけたり、タバコは吸うわ酒は飲むわ女は抱くわの不良になり、高校進学は無理だと思われていたところ、無理矢理お情けで境港水産高校に進学。
で、気がついたら水産高校で生徒会長に君臨し、卒業後は家業の葬儀会社を継ぎ境港JCの副理事長としても活躍。このまま境港の経済人として成功するのかと思ったら、なぜかその地位を捨て地元でお好み焼き店を開業。失敗したり成功しなかったりを繰り返し、移動販売のたこ焼き屋「ロッシュ」をスタートさせ、この度また“動かない店”を持つにいたったわけです。
私はそんな彼にただならぬ関心をもっており、昨年4時間にもおよぶ徹底取材を敢行した事があるわけですが(要するにサシで飲んだ)、彼の壮絶な人生はちょっと無料では書けないものがある。商売・人生・女(笑)、あらゆる点でちょっと見た事がないタイプの男です。
昨日初詣のついでに家族でお店に行ってきましたが、たこ焼きが意外なほど普通の味で、それがむしろ彼の壮絶な人生を物語っているのかと思うと感慨深いものがあった。いや、冗談では無くおいしいですから、みなさん食べてみてくださいね。レギュラーのたこ焼きは300円。安っ。
それでは、今日もよろしくお願いします。
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