Miss Terry のノート
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発行者:JUKU KIDS
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ジャンル:ホラー・オカルト

公開開始日:2011/09/11
最終更新日:2011/09/29 12:46

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Miss Terry のノート 第14章 第三話 顔③
 手元にナースを呼び出すためのスイッチがあった。それを押した。間もなくナースがやってきた。
「あら、目が覚めた?」中年のナースが優しそうな笑顔で入って来た。そして、恭子の脈をとり、「ちょっと待っててね。先生呼んで来るから。」そう言って戻ろうとした。
「あのー。」恭子は聞きたいことが山のようにあったのだが、ナースはそれを聞こうとはせず、結局病室を出ていった。不安がいっぱいだった。恭子にとって、人生でこんなに孤独になることが不安になることは未だかつてなかった。
 間もなく、さっきのナースを連れてドクターが入ってきた。
「どうですか、気分は?」
「あの、私いったいなぜここにいるのですか?何があったのですか?全く思い出せないんですが…。」
「あなた、駅前で倒れて運ばれてきたんですよ。」
「駅前…そう言えば…」恭子は思い出した。知らない男に追いかけられてバッグを渡すように言われた。そして、それを拒否してバッグを開けた瞬間だった…
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