月に焦がれて
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発行者:癒水月
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/09/10
最終更新日:2011/09/10 17:18

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月に焦がれて 第3章 ep3
嘘だ。僕は彼女に一つ嘘をついた。確かに、僕は彼女が目的で来た訳じゃない。
でも、彼女に無関心だった訳でもない。もし、彼女が自らの命を絶つつもりだとしたら、考える間も無く止めに入っていただろう。その部分は、嘘だったと認めざるを得ない。
ただ、ただ一つ……良い訳をするなら、僕は彼女に声を掛けるつもりはなかった、ということだ。
先に言った様に、僕の癖は感情の起伏によって行われる。
今回の場合、感情が起伏するきっかけとなったのは、彼女の姿を見たことによるものだ。
決して、僕が可笑しいわけではない。
「……? なら、あなたは此処に何をしに来たの? こんな何もない所に。」
思ったより、結構突っ込んできてくれるんだな。
(本当は、凄く優しい人なんじゃないかな。)
ふと、そんな思いが脳裏を過ぎった。
理由なんかありはしないんけど、やけに自信があった。
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