好きになったヒト
好きになったヒト
成人向完結
発行者:iroha
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/09/09
最終更新日:---

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好きになったヒト 第7章 未練1
「年明けの1月に入ろうと思ってる。」

俺は差し出された見取り図を見る。
「はい。けっこうちゃんとしたとこですね。」

俺は、高校の時使っていた事務所のようなアパートっぽいのを想像していたが、ちゃんとした事務所だった。

「ん?まさか、高校んときの事務所みたいのだと思ってたのか?」

図星。

「はい、まあ。」

「常勤すんだぞ。あれじゃ辛いだろ。」

「確かに。」

「ここが俺の個室。で、おまえがこっち。そんで、もう一人がここ。こっちは重役室、会議室はねえからフロアでいいだろ。どうせしばらく人増えねえし。」

「個室貰えるんですか。」

「ああ。最初だけかも知れんが形だけな、大方フロアで顔つき合わせて仕事になると思うけどな。」

「もう一人は決まりましたか?」

「ああ、今度紹介するよ。そいつも今は学生なんだが、自分で会社立ち上げてるからこっちとの掛け持ちになりそうだ。」

「へえ、すごいですね。どんな会社ですか。」

「ネトゲ関係。」

「情報処理系?」

「そうなんだろうな。ちょっと変わってっけど、そういうのも必要だろ。」

「はい。」

「重役は、普段はいないくて形式上だ。前に話した三人な。始動したら顔合わせするから。」

「タカヤさんの役職はどうなるんですか?」

「所長代理。」

「代理ですか。」

「ああ、学卒のペーペーが所長っつっても笑われるだけだろ。最初は、課長くらいにしとくかって言ってたくらいだ。で、おまえは課長な。」

課長?俺が?
「え。平でいいですよ。課長なんて。」

「いやいや、落ち着いたらスタッフ増やして育ててくから、もう一人の奴も課長付けるし。」

「全員役付きですか。」

「そういうこと。」

注文した食事が運ばれてくる。
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