好きになったヒト
好きになったヒト
成人向完結
発行者:iroha
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/09/09
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
好きになったヒト 第7章 未練1
いつものようにフロアへ顔を出す。
アツキさんの傍へ行く。

「お疲れさん。」
「どうも。」
「これ新曲。」
CDを渡される。

「ありがとうございます。」
「一応おまえの歌詞付けてあるけど、今度時間あるときに直し合わせしよう。」
「はいっ。やった。アツキさんの声聴けるのもうれしいんですよね。」
俺は素直な喜びを伝える。

「なんだよ、やめろよ。声入れらんなくなるだろ。」
「いいじゃないですか。アツキさんも歌えばいいのに。俺とコラボしましょう。」
「やだよ。」
アツキさんは本気で嫌そうな顔をする。
いい声してるのに、もったいない。

「今度っていうか、時間あったら今からどうですか?スタジオ開いてると思うし。」

「そうだな。おまえがいいなら。」

二人でスタジオに移動。

アツキさんの曲は最高。
一緒にあれこれ言いいながら、直しを入れていく。
すごいな、アツキさん。
やっぱ、この人はいいセンスしてる。
アツキさんの指がギターの絃を弾く。

それに合わせて、聞いたばかりのメロディを口ずさむ。
アツキさんの声が重なる。

自分が書いた歌詞だけに、切なくなってしまう。
アツキさんがいなかったら泣いてしまっていたかも。

45
最初 前へ 42434445464748 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ