好きになったヒト
好きになったヒト
成人向完結
発行者:iroha
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/09/09
最終更新日:---

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好きになったヒト 第1章 恋愛1
「お、マナトもずぶ濡れー。」
ユズルさんは仲間を見つけて喜ぶ。

「ユズルさん・・・。」

「脱がねえと風邪ひくぞ。」

「はい。」



ユズルさんの白い肌と濡れた髪が妙に色っぽい。
目のやり場に困る。



「俺脱いじまったから、先シャワー使うぞ。」

「はい、どうぞ。」


ユズルさんは、奥へ行こうとして俺の方を振り返る。


「マナト。」

近づいてくる。

俺の顔を覗き込む。
だめだ。目が合わせられない・・・。



「ぼけっとしてないで、早く脱げって、風邪引く。」
俺を咎めるように言う。

「ユズルさん。」

「ん?」

「・・・して、いいですか?」

「え?」
何食わぬ顔できょとんと俺に訊き返してくる。
無防備すぎる。

ゆっくりと歩み寄って顔を寄せる。
そっと唇を重ねた。
触れ合うだけのキス。

俺がゆっくりと目を開けると、真っ赤になって固まってる。

すごい。
かわいいな、この人。

腰に手をまわして、抱き寄せる。
指に素肌を感じて、余計に変な気分になる。
素肌を味わうように、背に指を這わす。

「マ、マナトっ。」

「はい。」

「風邪ひくって。」
ユズルさんは動揺して、逃げようとする。

「じゃあ、あっためてあげますよ。」
逃れようと俺を押し返す手を掴んで制し、もう一度唇を重ねる。

今度は、少し深く。
掴んだ手の指を絡める。

「んっ・・・・」

空いている方の手が俺の濡れたシャツにしがみ付いて来る。

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