夜想倶楽部 鉄哉編
夜想倶楽部 鉄哉編
成人向完結
発行者:とりさん
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ジャンル:その他

公開開始日:2011/09/03
最終更新日:---

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夜想倶楽部 鉄哉編 第4章 第三章 菊池の教育
「さてと、はじめるか」
 そう言うと菊池は、ベッドサイドに立ち、自分の着衣を手早く脱ぎ捨てた。
「こっち向けよ」
 うつ伏せの鉄哉は、肘を立てて首を菊池の方に向けた。全裸の菊池を、嫌悪感も顕わに見上げ、すぐ視線を落とす。
「お前さんは捕まった。逃れる術はない。生きるには、ここのルールに従って仕事をこなすことだ、わかったか」
 鉄哉は視線を下げたまま何も言わない。菊池はベッドに歩み寄り、鉄哉のあごに手をかけた、
「返事はなしか」
 あごを押さえられた鉄哉が首をひねり、菊池を見上げた。その視線には挑戦的な怒りの色があった。一方でもちろん、怯えや疲れは隠せない。
「よかろう。その態度がいつまで続くかだな」
 菊池は鉄哉の首から手を離す。
「ちょっと挨拶がきつかったらしいから、本音はビビってるだろ? お前の仕事はな……」
 菊池は狭い部屋を歩きながら決まり文句を語る。
「簡単に言えば、大人の男の人を楽しませることだ。大抵は、相手の男の言われるままにしていれば間違いはない。何を言われても言われるまま、されるまま。それが原則だ。何も難しいことはない。今も同じだ。わかったか」
 楽しませる……神谷のサディスティックな笑いが、鉄哉の脳裏によみがえった。
「やっぱり返事はなしか。素直になれば、早く楽になれるのにな。さて、味合わせてもらおうか」
 菊池はサイドテーブルの引き出しから金属製の丸い缶つまみ出し、鉄哉の方を向き直る。
「その上で四つん這いになれ」
 表面上は穏やかだが、有無を言わせぬ調子だ。鉄哉は寸時迷ったが、素直に言葉に従った。
「いい子だ」
 菊池は鉄哉の足の側に、どっかと腰を下ろした。
 菊池の手のひらが、鉄哉の首筋から肩甲骨、背骨、臀部と、ゆっくりと撫でさすった。鉄哉は目を固く閉じ、怯えに身をすくめる。骨格と筋肉の動きが、菊池の指先に伝わった。
「いいからだだ……。ここはどうだ」
 菊池の手が股間からペニスへと伸びる。
「やめっ……触るな!」
 鉄哉が小声で抵抗し、股を閉じようとしたが、菊池は荒く内股をこじ開けた。
「命令するのは俺だ。俺たちと客だ」
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