個人指導
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛
シリーズ:年の差恋

公開開始日:2015/11/12
最終更新日:2022/04/19 21:00

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個人指導 第15章 パイズリってなぁに?

(◇side)



岩「ボインちゃーーーん♡」

◇「!!!」



出た!岩田先生!!!



岩「今週掃除当番なの?手伝ってあげよっか♡」

◇「結構です。変な呼び名で呼ぶのやめてください!」

岩「えーー褒めてるのにーーー」

◇「……」

岩「だってそのボインで登坂先生おとしたんでしょー?w」

◇「……」



なんで岩田先生が女子に人気なのか、わかんない。



◇「顔近いです!やだっ!」

岩「えーーー…嫌がられたの初めてーーー」

◇「もうっ!岩田先生モテるからって調子に乗りすぎです!」

岩「えっ、うっそ!俺調子に乗ってた?」

◇「私は登坂先生が好きなの!岩田先生になんて興味ないっ!」

岩「あっはははw  はっきり言うねぇ~~♡」

◇「……」



よし!掃除も終わり!!


今日も登坂先生に送ってもらうんだもんっ!!



岩「あ、もう帰っちゃうの?ボインちゃん。」

◇「その呼び方やめてくださいってば!」

岩「なんで~~いいじゃん、ペロペロした仲なんだしぃ~~」

◇「!!!」

岩「◇ちゃんのおっぱい、可愛かったなーー♡」

◇「なっ…///」

岩「また…舐めてもいい…?ちょっとだけ…♡」

◇「やぁっっ!///」



ダンッッ!!!!!!



◇「…っ」



大きな音にびくっとして、後ろを振り返ると…



臣「……」



鬼のような形相をした先生が立ってた。



岩「……こ…わ……」

◇「……」



同感です…


まさか…今の、聞いてた…?



臣「岩田、お前さ……」

岩「…っ」

臣「殺されてぇの…?」

岩「ひっ……」



先生が…聞いたこともないような低い声で…


めちゃめちゃキレてる!!



岩「お先に失礼しまーす!w」



あ!逃げた!!!



臣「……」

◇「……」



怖い……



臣「なぁ。」

◇「……ハイ。」

臣「……まぁいいや、帰るぞ。」

◇「……ハイ。」



なんとかやりすごせたかと思った私が甘かったみたいで…


続きは車の中だった。



臣「さっきの会話、何?」

◇「…っ」



やっぱり聞いてた!!!



臣「どーゆーこと…?」

◇「…っ」



ど、ど、どうしようっ……



臣「お前、あいつに何もされてないって言ったよな?」

◇「……」



だってあの時は…



◇「先生が…キスでもされたかって聞いたから…」

臣「……」

◇「されてないって、言ったの。」

臣「……」



キスは本当にされてないもん……



臣「キスされてねぇけど胸は舐められたってこと?」

◇「…っ」



その通り…です……



臣「………ハァァァ」

◇「……っ」



怒ってる…


こわい…っ



臣「明日ぶん殴ろ。殺したらごめん。」

◇「えっ、ダメだよっ!!」



あ、車が…


え?ここ、どこ?


急に停まったけど……



臣「何がダメなの?」

◇「…っ」

臣「ぶっ殺したいほどムカつくって言ってんだよ。」

◇「…っ」



先生が怖くて…涙が出てきた。



臣「なんでお前が泣くの…」

◇「…っ」

臣「……あーー、ごめん、違う。お前にムカついてんじゃなくて…」

◇「……」

臣「あーー、怖がらせてごめん。」

◇「…っ」



先生の腕に包まれて、先生の匂いに包まれたら、すごく安心する。



臣「泣かないで…ごめん。」

◇「うん…っ…」



先生……好き……



臣「もうあいつに近寄んなよ。」

◇「はい……」

臣「お前に触っていいのは俺だけ。」

◇「////」



独占欲を感じるその言葉に、胸がときめいてしまう。



◇「先生に…触っていいのも…私だけだよ?///」



そう言って、そっと先生を見上げると…



臣「ん…//」



少し照れたように頷いてくれて…



◇「////」



キュンキュンして死んじゃう!!!!!



なんて、思ってたのに…



早速事件が起きた翌日。



臣「わり、今日送ってやれねーわ。」

◇「えっ!」



ガーーン!!!



塾に来る楽しみなんて、先生に会えることと、先生に送ってもらうことしかないのに!!



臣「一年の子がさ、赤点で。個人補習入った。」

◇「……」



私みたいに出来の悪い子がいるのね?



女「あ、登坂先生ぇ~~~♡」

臣「あ。」

女「今日の補習、何時からですかぁ?///」

臣「最後の授業終わったら。」

女「二人なんですよね?」

臣「うん。赤点お前だけだし。」

女「わかりましたぁ♡」

◇「……」



ちょ、ちょ、ちょっっと!!!!


この一年生、先生がこの間、デレデレしてた子じゃん!!



なんかるんるんスキップしていなくなったし!!



臣「何その顔。」

◇「先生…またデレデレする気だ。」

臣「いや、しねーっつーの!」

◇「この間してたもん!」

臣「……あれは……」

◇「なに!!」

臣「……」



先生が私のほっぺをむにっとつねった。



臣「アホがヤキモチ妬くかなーって試しただけw」



そう言ってべぇっと舌を出して、準備室に戻っていった。



◇「////」



はぁ、ズルい。



でも、ダメ!!

あんな子と二人なんて!!危険すぎる!!



よし!私も今日は残る!!

自習するフリして、あの二人を見張らなきゃ!!


そうと決まれば受付へ!!!



岩「お、どうしたのボインちゃん♡」

◇「その呼び方、やめてくれないとセクハラで訴えますよ。」

岩「やだーーこわーーーいw」

◇「今日自習します!!」

岩「はいはい。どこの部屋がいいの?」

◇「……」



ホワイトボードをガン見すると…

先生とあの一年が補習する部屋は…おそらくあそこだな!!


その隣…空いてた!!



◇「自習室Bです!!!!」

岩「……」



なに、その顔。



◇「自習室B!空いてますよね?」

岩「ぶくくくくw」

◇「……なんですか//」

岩「ほんっと◇ちゃん、わかりやすいね?w」

◇「……///」



え、バレてるの…?//



岩「はい、帰り鍵かけてね。頑張って旦那さん見張ってw」

◇「!!!」



バレてた!!///



だってだって…

あの子絶対登坂先生に気があるもん!わかるもん!

女の勘だもん!!



自習室Bに潜入して、怪しまれないように電気を消す。

なんか私、探偵みたい!!



しばらく待ってると、隣の部屋に登坂先生とあの子が来た!!


よし、声も聞こえる!!見張りOK!!



臣「とっとと終わらせるぞーーー」

女「えーー…先生に教えてほしいこと、いっぱいあるのにぃ…」

臣「は?」

女「先生に個人指導してもらえるなんて嬉しいです♡」

臣「いや、喜ぶとこじゃねぇだろ、お前赤点だからな?」

女「くすくす♡はーーい♡」



◇「……」



なんなのあの子!!!怒


個人指導なんてアホの象徴なんだから!!


先生に迷惑かけて、自分がアホなこと反省しなさいよ!!


塾の電気代だって無駄にかかってるんだからね!!



私はもう、アホ卒業したから、個人指導なんて受けないんだから!!



◇「……」



でも…懐かしいな……


いっつも私、先生にマンツーで教えてもらってた。



迷惑ばっかりかけちゃってたけど…

最近はテストの点数も上がってきたし…



女「やーーん…わかんなぁ~~い……」



はっ!!

何その甘ったるい声!!怒



臣「少しは自分で考えろ。」



そうだそうだ!!

先生はそんなに甘くないんだから!!



女「だって…なんか…集中できなくって…」



はぁ?!


集中しなさいよ!!


そしてさっさと終わらせなさいよ!!!



女「先生と二人だから…ドキドキしちゃって///」

臣「あ、じゃあ俺外出てる?」

女「えっ…」



先生ナイス!!!

なんてサラリとしたかわし方!!慣れてる!!

拍手!!!



臣「それ出来たら呼んで。じゃ。」

女「や、やだっ!」



ガタンッ



◇「!!!」



何今の音…!!!



女「行かないで…///」

臣「俺がいたら集中できねぇって言ったのお前だろ。」

女「…そーゆー意味じゃないって…わかるくせに…///」



はぁ?!!!


何言ってんの!???


ちょっと!!!!


今どういう状況なわけ?!!!



◇「…っ」



私は慌てて自習室を飛び出して、隣の部屋を覗いた。



あああああ!!!!!!



あの女!!

登坂先生に触ってる!!!


離れて!!!!

今すぐ離れてよ!!!怒怒



女「勉強に集中できるようにさせて…?///」

臣「は?」

女「ムラムラしちゃってるから…集中できないの…」

臣「……」

女「私のムラムラ…おさえてください///」

臣「……何言ってんの?ふざけてんなら俺帰るけど。」

女「だって!!手取り足取り教えてくれるって…この前言ってくれたのに…」

臣「……ああ、…あれ……」

女「だから……」



◇「!!!」



あ~~~~~!!!!!


自分で制服のリボン外した!!!!


ちょ、ちょ、ボタンも外してる?!!


何やってんのあの女!!!!!!



女「ムラムラがおさまる方法、教えて下さい♡」



ふざけんなぁぁぁぁ!!!!怒



臣「あのさぁ、何それ?」

女「え…っ」

臣「何がしたいわけ?」

女「先生と…エッチなこと…///」

臣「悪いけどそんな気ねぇから。」

女「なんでっ!!」

臣「くっつくなっつーの。」

女「先生のこと好きなんだもん///」

臣「あっそ。俺彼女いるから。」

女「いてもいいもんっ!」

臣「はぁ?!!」



はぁ!??


何が「いてもいいもん」だ!

ふざけんなーーーッ!!怒



女「彼女いても関係ないもん…」

臣「……」

女「一回でいいから…私とエッチなこと、して?///」

臣「……」



◇「…っ」



ハラハラしながら、後ろのドアの小窓から見守ってると…



臣「はぁ。」



先生は呆れたように、ため息をついた。



臣「女がいる男を寝取ろうなんて、どんな発想?」

女「…っ」

臣「ほんとこえーな、女子高生って。」

女「……」

臣「悪いけど、お前にほんと興味ねぇから。勉強する気ねぇなら帰るぞ。」

女「一回くらいシてくれたっていいのに!」

臣「……」



あ、先生がニヤッと笑った。



え、え、シちゃうの?!!

嘘でしょ!??


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