(◇side)
岩「ボインちゃーーーん♡」
◇「!!!」
出た!岩田先生!!!
岩「今週掃除当番なの?手伝ってあげよっか♡」
◇「結構です。変な呼び名で呼ぶのやめてください!」
岩「えーー褒めてるのにーーー」
◇「……」
岩「だってそのボインで登坂先生おとしたんでしょー?w」
◇「……」
なんで岩田先生が女子に人気なのか、わかんない。
◇「顔近いです!やだっ!」
岩「えーーー…嫌がられたの初めてーーー」
◇「もうっ!岩田先生モテるからって調子に乗りすぎです!」
岩「えっ、うっそ!俺調子に乗ってた?」
◇「私は登坂先生が好きなの!岩田先生になんて興味ないっ!」
岩「あっはははw はっきり言うねぇ~~♡」
◇「……」
よし!掃除も終わり!!
今日も登坂先生に送ってもらうんだもんっ!!
岩「あ、もう帰っちゃうの?ボインちゃん。」
◇「その呼び方やめてくださいってば!」
岩「なんで~~いいじゃん、ペロペロした仲なんだしぃ~~」
◇「!!!」
岩「◇ちゃんのおっぱい、可愛かったなーー♡」
◇「なっ…///」
岩「また…舐めてもいい…?ちょっとだけ…♡」
◇「やぁっっ!///」
ダンッッ!!!!!!
◇「…っ」
大きな音にびくっとして、後ろを振り返ると…
臣「……」
鬼のような形相をした先生が立ってた。
岩「……こ…わ……」
◇「……」
同感です…
まさか…今の、聞いてた…?
臣「岩田、お前さ……」
岩「…っ」
臣「殺されてぇの…?」
岩「ひっ……」
先生が…聞いたこともないような低い声で…
めちゃめちゃキレてる!!
岩「お先に失礼しまーす!w」
あ!逃げた!!!
臣「……」
◇「……」
怖い……
臣「なぁ。」
◇「……ハイ。」
臣「……まぁいいや、帰るぞ。」
◇「……ハイ。」
なんとかやりすごせたかと思った私が甘かったみたいで…
続きは車の中だった。
臣「さっきの会話、何?」
◇「…っ」
やっぱり聞いてた!!!
臣「どーゆーこと…?」
◇「…っ」
ど、ど、どうしようっ……
臣「お前、あいつに何もされてないって言ったよな?」
◇「……」
だってあの時は…
◇「先生が…キスでもされたかって聞いたから…」
臣「……」
◇「されてないって、言ったの。」
臣「……」
キスは本当にされてないもん……
臣「キスされてねぇけど胸は舐められたってこと?」
◇「…っ」
その通り…です……
臣「………ハァァァ」
◇「……っ」
怒ってる…
こわい…っ
臣「明日ぶん殴ろ。殺したらごめん。」
◇「えっ、ダメだよっ!!」
あ、車が…
え?ここ、どこ?
急に停まったけど……
臣「何がダメなの?」
◇「…っ」
臣「ぶっ殺したいほどムカつくって言ってんだよ。」
◇「…っ」
先生が怖くて…涙が出てきた。
臣「なんでお前が泣くの…」
◇「…っ」
臣「……あーー、ごめん、違う。お前にムカついてんじゃなくて…」
◇「……」
臣「あーー、怖がらせてごめん。」
◇「…っ」
先生の腕に包まれて、先生の匂いに包まれたら、すごく安心する。
臣「泣かないで…ごめん。」
◇「うん…っ…」
先生……好き……
臣「もうあいつに近寄んなよ。」
◇「はい……」
臣「お前に触っていいのは俺だけ。」
◇「////」
独占欲を感じるその言葉に、胸がときめいてしまう。
◇「先生に…触っていいのも…私だけだよ?///」
そう言って、そっと先生を見上げると…
臣「ん…//」
少し照れたように頷いてくれて…
◇「////」
キュンキュンして死んじゃう!!!!!
なんて、思ってたのに…
早速事件が起きた翌日。
臣「わり、今日送ってやれねーわ。」
◇「えっ!」
ガーーン!!!
塾に来る楽しみなんて、先生に会えることと、先生に送ってもらうことしかないのに!!
臣「一年の子がさ、赤点で。個人補習入った。」
◇「……」
私みたいに出来の悪い子がいるのね?
女「あ、登坂先生ぇ~~~♡」
臣「あ。」
女「今日の補習、何時からですかぁ?///」
臣「最後の授業終わったら。」
女「二人なんですよね?」
臣「うん。赤点お前だけだし。」
女「わかりましたぁ♡」
◇「……」
ちょ、ちょ、ちょっっと!!!!
この一年生、先生がこの間、デレデレしてた子じゃん!!
なんかるんるんスキップしていなくなったし!!
臣「何その顔。」
◇「先生…またデレデレする気だ。」
臣「いや、しねーっつーの!」
◇「この間してたもん!」
臣「……あれは……」
◇「なに!!」
臣「……」
先生が私のほっぺをむにっとつねった。
臣「アホがヤキモチ妬くかなーって試しただけw」
そう言ってべぇっと舌を出して、準備室に戻っていった。
◇「////」
はぁ、ズルい。
でも、ダメ!!
あんな子と二人なんて!!危険すぎる!!
よし!私も今日は残る!!
自習するフリして、あの二人を見張らなきゃ!!
そうと決まれば受付へ!!!
岩「お、どうしたのボインちゃん♡」
◇「その呼び方、やめてくれないとセクハラで訴えますよ。」
岩「やだーーこわーーーいw」
◇「今日自習します!!」
岩「はいはい。どこの部屋がいいの?」
◇「……」
ホワイトボードをガン見すると…
先生とあの一年が補習する部屋は…おそらくあそこだな!!
その隣…空いてた!!
◇「自習室Bです!!!!」
岩「……」
なに、その顔。
◇「自習室B!空いてますよね?」
岩「ぶくくくくw」
◇「……なんですか//」
岩「ほんっと◇ちゃん、わかりやすいね?w」
◇「……///」
え、バレてるの…?//
岩「はい、帰り鍵かけてね。頑張って旦那さん見張ってw」
◇「!!!」
バレてた!!///
だってだって…
あの子絶対登坂先生に気があるもん!わかるもん!
女の勘だもん!!
自習室Bに潜入して、怪しまれないように電気を消す。
なんか私、探偵みたい!!
しばらく待ってると、隣の部屋に登坂先生とあの子が来た!!
よし、声も聞こえる!!見張りOK!!
臣「とっとと終わらせるぞーーー」
女「えーー…先生に教えてほしいこと、いっぱいあるのにぃ…」
臣「は?」
女「先生に個人指導してもらえるなんて嬉しいです♡」
臣「いや、喜ぶとこじゃねぇだろ、お前赤点だからな?」
女「くすくす♡はーーい♡」
◇「……」
なんなのあの子!!!怒
個人指導なんてアホの象徴なんだから!!
先生に迷惑かけて、自分がアホなこと反省しなさいよ!!
塾の電気代だって無駄にかかってるんだからね!!
私はもう、アホ卒業したから、個人指導なんて受けないんだから!!
◇「……」
でも…懐かしいな……
いっつも私、先生にマンツーで教えてもらってた。
迷惑ばっかりかけちゃってたけど…
最近はテストの点数も上がってきたし…
女「やーーん…わかんなぁ~~い……」
はっ!!
何その甘ったるい声!!怒
臣「少しは自分で考えろ。」
そうだそうだ!!
先生はそんなに甘くないんだから!!
女「だって…なんか…集中できなくって…」
はぁ?!
集中しなさいよ!!
そしてさっさと終わらせなさいよ!!!
女「先生と二人だから…ドキドキしちゃって///」
臣「あ、じゃあ俺外出てる?」
女「えっ…」
先生ナイス!!!
なんてサラリとしたかわし方!!慣れてる!!
拍手!!!
臣「それ出来たら呼んで。じゃ。」
女「や、やだっ!」
ガタンッ
◇「!!!」
何今の音…!!!
女「行かないで…///」
臣「俺がいたら集中できねぇって言ったのお前だろ。」
女「…そーゆー意味じゃないって…わかるくせに…///」
はぁ?!!!
何言ってんの!???
ちょっと!!!!
今どういう状況なわけ?!!!
◇「…っ」
私は慌てて自習室を飛び出して、隣の部屋を覗いた。
あああああ!!!!!!
あの女!!
登坂先生に触ってる!!!
離れて!!!!
今すぐ離れてよ!!!怒怒
女「勉強に集中できるようにさせて…?///」
臣「は?」
女「ムラムラしちゃってるから…集中できないの…」
臣「……」
女「私のムラムラ…おさえてください///」
臣「……何言ってんの?ふざけてんなら俺帰るけど。」
女「だって!!手取り足取り教えてくれるって…この前言ってくれたのに…」
臣「……ああ、…あれ……」
女「だから……」
◇「!!!」
あ~~~~~!!!!!
自分で制服のリボン外した!!!!
ちょ、ちょ、ボタンも外してる?!!
何やってんのあの女!!!!!!
女「ムラムラがおさまる方法、教えて下さい♡」
ふざけんなぁぁぁぁ!!!!怒
臣「あのさぁ、何それ?」
女「え…っ」
臣「何がしたいわけ?」
女「先生と…エッチなこと…///」
臣「悪いけどそんな気ねぇから。」
女「なんでっ!!」
臣「くっつくなっつーの。」
女「先生のこと好きなんだもん///」
臣「あっそ。俺彼女いるから。」
女「いてもいいもんっ!」
臣「はぁ?!!」
はぁ!??
何が「いてもいいもん」だ!
ふざけんなーーーッ!!怒
女「彼女いても関係ないもん…」
臣「……」
女「一回でいいから…私とエッチなこと、して?///」
臣「……」
◇「…っ」
ハラハラしながら、後ろのドアの小窓から見守ってると…
臣「はぁ。」
先生は呆れたように、ため息をついた。
臣「女がいる男を寝取ろうなんて、どんな発想?」
女「…っ」
臣「ほんとこえーな、女子高生って。」
女「……」
臣「悪いけど、お前にほんと興味ねぇから。勉強する気ねぇなら帰るぞ。」
女「一回くらいシてくれたっていいのに!」
臣「……」
あ、先生がニヤッと笑った。
え、え、シちゃうの?!!
嘘でしょ!??