出会いを含めた人生 短編集
第5章 旅行編
さて、独りになった俺は当然楽しいことを考えられるわけもなく
自分の番が早く来ないか待っていました。
暫くすると俺の携帯が街灯一つない森の砂利道に響き渡りました!
自分の番キターーーと思い出てみると・・・
「早く来いよ」
その一言で通話終了でした!!!
通話時間3秒のありえない電話に対して俺はプンプンしながら、いざ出陣!
50mくらい進んだとこでなにやら後ろに気配を感じたので振り向いたのですが
誰もいなーーーい!
これをきっかけに俺の恐怖ゲージはMAXになり
メタルキングな逃げ足でみんなのいる楽園に無事到着!
そして戻るときは、みんな当然怖かったらしく
みんなで戻ろうぜってことになりました。
バイクが置いてある反対側に無事たどり着き
何事もなく無事民宿にたどり着き、そのひは眠りにつきました。
そして翌日の昼くらいにまた旧天城を見に行くことに
夜とは違い明るくて自然が多くて空気がよかったと思います。
それが夜になるとあんなに怖い場所になるなんてと言いながら観光していました。
そして明日には帰るってこともありその日は早くに就寝!
眠りについて暫くするとなにやら俺の体を揺さぶってる輩が!
起きてみるとD男でした。
俺:「なんだよ?せっかく寝てたのに」
D男:「トイレ付き合ってくれ!」
仕方なく付いていくことに、ですがD男はトイレに行かず
ロビーの椅子に座りだしました。
俺もわけがわからんので聞いてみることにしました
俺:「アレがいるのか?」
D男:「初日からいたんだが、今いるのは旧天城にいたやつなんだよなー」
D男:「しかも、C男のことずっと見下ろしてる女の人」
まじっすか!!俺じゃなくてよかったけど!
そして俺は聞いてみた
俺:「C男に一目惚れなんかな?」
D男:「んなことしるかよ!でも心配だから部屋戻るわ」
俺:「あ、はい」
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