背徳の涙
第1章 大好きなお兄ちゃん
私の好きな人はお兄ちゃん。
小さい頃からずっとずっと大好きで
お兄ちゃんしか見てなかった。
本当にお兄ちゃんっ子だねって
よく言われるけど…
そんなんじゃない。
私は本気でお兄ちゃんに恋してるの。
マ)よーし、朝ご飯できた!
◇、お兄ちゃん起こしてきて〜
◇)はーい!!
コンコン。
◇)お兄ちゃん?入るよー?
臣)Zzz…
◇)まだ寝てる。
お兄ちゃん、起きて〜〜
綺麗な寝顔だなぁ…
キス…したくなっちゃう…
◇)お兄ちゃん、起きてっ!!
ばふっっ!!
臣)んあ〜〜〜〜
重い重いw
◇)だってお兄ちゃん
全然起きないんだもんっ
臣)ねみぃ…
◇)えーい♡
私はベッドにもぐりこんで
思いきりお兄ちゃんに抱きついた。
臣)出ーた、甘えっこ。
◇)えへへ♡
ぎゅーーー♡♡
臣)くすぐってぇってw
◇)もっとぎゅってしてぇ♡
臣)はーいはいw
ぎゅーーーww
◇)きゃはは♡
臣)よっし、起きっかな〜〜
お兄ちゃんが起きて顔を洗いに行くのを
後ろからついていく。
◇)お兄ちゃん…
臣)おわっ!!
後ろからぎゅってすると
お兄ちゃんがびっくりして
水をこぼした。
臣)なーんなのお前はw
優しく笑って
頭を撫でてくれる。
お兄ちゃんは小さい時から
ずっと私を可愛がってくれてる。
ワガママもきいてくれるし
いつも優しい。
でもそれはあくまでお兄ちゃんとして…
マ)あ、起きてきた起きてきた
おはよ〜〜
臣)おはよーー
マ)今日私仕事で遅くなるから
◇、晩ご飯お願いしてもいい?
◇)わかったよーー
パパは単身赴任で月に一回しか帰ってこない。
ママも働いてるから
仕事が遅くなる時は
いつもお兄ちゃんと二人でご飯を食べてた。
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