オフィスラブ
第1章 赤くなる彼女
健)あぁぁーーー!疲れたーー!!!
◇)くすくすw
お疲れさま♪
健)まだ全然終わらんっすわぁー
◇)もうちょっと頑張ろ?
健)…//
そんな可愛く笑うなや…//
彼女は俺の上司。
年は少ししか上やないのに
仕事もバリバリできて
いわゆるデキル女。
そんな彼女がたまに見せる
可愛い仕草とか…
そういうギャップに俺は簡単にやられてしまう…//
好きやって言いたいけど…
俺なんか相手にされへんのやろな…
俺は…こんなに…
ずっと想っとんのに…
◇)でももうみんな帰っちゃったね?
健)そうっすねぇ…。
俺は二人になれんのが嬉しいから
全然ええねんけど…
◇)よっし、私終わった!
健二郎くんはー?
彼女が俺のデスクまで来て
俺のパソコンをのぞいてきた。
うわ…近い//
めっちゃイイ匂いするやんけ!//
◇)もう健二郎くん
まーたここ間違えてる!
健)え…?
カチャカチャ、カチャカチャ
綺麗な指先で
キーボードを叩く彼女…
◇)ほら、直しておいたからね?もう。
俺の前ではいつも上司の顔…
たまには…
違う顔が見たい。
自分の席に戻ろうとする彼女の腕を咄嗟に掴んだ。
◇)え??
健)…っ
◇)な、なぁに…?
健)俺のこと…
どう思ってます…?
◇)え??
健)…。
◇)……////
え…なんやこの反応…
嘘…やろ?
◇)は、離して?////
健)…。
◇)健二郎くん!離して!
健)嫌や!!
◇)…っ///
なんでこんな赤くなんねん…
なんで…そんな顔で俺のこと…
健)好きなんです。
◇)え…?
健)◇さんのこと…
◇)え…っ
健)ずっと…
◇)……っ////
ああ…アカン…
そんな顔されたらほんまに…
止まらんわ…
◇)んっ!!////…ふぅっん//
彼女の後頭部に手を差し込み
後ろから支えながら
激しく口付ける…
健)嫌なら…逃げぇや?
◇)あ、あっ、やっ///
そのまま首筋にキスを落とし…
彼女の身体のラインを確かめるように
服の上からいやらしく撫でていく…
◇)ま、待って…!//
健)もう待たれへん…
◇)ち、違うの!//わ…わたし…
んっ!!!ん…っ///
彼女の言葉を遮るように
また舌を絡める。
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