彼女とコンビニエロ本とおっぱい
彼女とコンビニエロ本とおっぱい
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2014/11/02
最終更新日:2014/11/02 21:53

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彼女とコンビニエロ本とおっぱい 第1章 コンビニに立ち寄ったのがいけなかった
 今、家の近くにあるコンビニに山本健がいる。店内を回ってみたり、マンガをチラ見したりと挙動不審。

 でも万引きしようというのではなくて、もっと素直な事情で思い悩んでいる。何気に目に止まったタイトルに心を持っていかれたから、そのエロ本を見てみたいのであった。

 本のタイトルは「巨乳・爆乳咲き乱れ、Jカップも降臨」

 本の感じは、結構ゴージャス。永久保存版みたいに立派だ。

 ごくりと生唾を飲んで健は思うのだった。間違いない、あれはよく見かける安っぽいとは違って、きっと中身が充実した貴重な代物だと。それにJカップとか文字が見えたらもう心は離れられない。

 しかるにしてエロ本コーナーの隣が情報誌で女性が立っている。早く立ち退いて欲しいと神さまにお祈りしてるのに通じない。だから健は、あの女性を呪いたくもなってしまう。

 神さま、あの女の人が邪魔です。と、小さく祈る。

 挙動不審の目立つ時間が目立つのは良くない。コンビニに立ち寄らなければ良かったと思っても後の祭り。エロ本の引力は抗えるものではないから。

 思案してみる。別のコンビニに行くか?

 でもどの店にあるとも限らない。もし他の店になかったとして、この店に戻ってきたらどうか。挙動不審者がリターンしたと店員が怪しむかも。

 思い切って買うか?

 今どきだったら小6でもエロ本くらい買わせてくれるんじゃないか? と思ってみたが、レジにいるのは女性だからやりにくい。男を魅惑するは女、男の邪魔をするのも女。
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