セーラー服好きの彼
セーラー服好きの彼
成人向完結
発行者:Tira
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/06/02
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
セーラー服好きの彼 第1章 妹の体で。。。
 窓からの日差しがまぶしいベッドには、もう千夏の姿はなかった。
 土曜日の朝、普段なら十一時ごろまで寝ている彼女には珍しい光景だ。早朝からパートがある母親が用意した朝食を済ませてた後、洗面所で髪を整え薄っすらと化粧を施す。
 父親はリビングで欠伸をしながらゴルフ中継をみていた。すでに着替えを済ませていると言うことは、朝からパチンコに行くつもりだろう。給料日前なのに、よく小遣いが余っているものだ。そう言えば、先日は珍しくケーキを買って帰ってきた。もしかしたら、会社帰りにパチンコに行って儲けたのかもしれない。
 千夏はまだ寝ているであろう姉、明菜の部屋を通り過ぎると、自分の部屋に入り着替えを始めた。

「九時半か。ちょうどいい時間ね」

 学校が休みにも関わらず、短い丈のプリーツスカートを穿き、ブラジャーの上からセーラー服を身に纏う。そしてプリーツスカートと同じ紺色のニーソックスを穿くと、姿見の前に立って全身を映した。
 肩より少し眺めで、ライトブラウンに染めたセミロングの髪を両手でかき上げると、セーラー服の裾から細いウェストと縦長のおへそが見えた。

「うん、さすがに高校生だけあってセーラー服が似合うわ。これなら真二も文句ないでしょ。千夏には悪いけど、しばらく体を借りるわね。それにしてもこのスカート、丈がちょっと短すぎない?」
1
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
http://tira.livedoor.biz/
TOP