武虎です。
東京優駿 日本ダービー 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇2025年 予想的中 <24R7的中>
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中山金杯|◎マイネルモーント6人気2着
共同通信|◎リトルジャイアンツ4人気3着★カラマティアノス6人気2着
京都記念|◎ヨーホーレイク5人気1着★リビアングラス6人気2着
阪神大賞|★マコトヴェリーキー7人気2着
桜花賞 |★リンクスティップ4人気3着
天皇賞春|★ビザンチンドリーム6人気2着
NHKマ|◎チェルビアット12人気3着
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■「東京優駿 日本ダービー」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去15年3的中>
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2024|不的中
2023|不的中
2022|◎イクイノックス2人気2着
2021|◎ステラヴェローチェ9人気3着★シャフリヤール4人気1着
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
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※…配信なし
▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
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▼馬体レーティング ※文末公開
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114|クロワデュノール、他1頭
113|マスカレードボール、他1頭
112|サトノシャイニング、他3頭
111|ミュージアムマイル、他6頭
110|3頭
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★1頭
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▼馬体診断
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▽レース展望
いよいよ競馬の祭典日本ダービー。
持続戦の根幹2400mの長距離戦と、個人的な好みの馬体(持続長距離砲)が走り易い舞台だが、
公に予想配信をはじめてからの成績は
2022|◎イクイノックス2人気2着
2021|◎ステラヴェローチェ9人気3着★シャフリヤール4人気1着
2017|◎アドミラブル1人気3着
<過去15年3的中>と相性最悪で全く振るわない。
ただ、昔はそんなに苦手意識はなかった気がする。
そもそも、こんなことを言ってはなんだが、本当の意味で「予想の相性を見極める」なら、たった数十回のレース数ではわかるわけがない。試行回数として最低100レースほどは必要だと思う。
が、まぁそこは統計確率的な意識常識など全く無視の競馬予想の世界。
本当の意味での確率的な優位性や相性がいい…云々など、誰も求めてもいないだろう。
以上、過去相性最悪と思わず、変に的中しようと意識せず、ただ馬体をあるがまま診断する。
無論、根幹G1なので「強さ勝負」期待の<ハイタフ>決め打ち。
では、人気順に。
▽馬体解説
クロワデュノール
初見時か、ぱっと見「そのヘキサバランスなどあのイクイノックスに近いな」と感じた馬で、そのあたり前回<皐月賞>時に解説した気がするが。ずばり、全身比ではイクイノックスより長距離シフトな構造。
以上、確か前走<皐月賞>はかなり人気だった気がするが、馬体的にコースや距離適性&SP面でリスクがあるとみたが、やはり負けたのか。
無論、今回は馬体的に前走比で断然条件好転と、素材スケールからも無難に最右翼評価ができる。
また、予想とは別に、毎年ダービー恒例!?の素材そのものが「ダービー馬にふさわしい馬体」のレベルにもある。ちなみに、今回「ダービー馬にふさわしい馬体」はもう一頭いる。
とにかく、不安点は馬体的には特になし。強いて挙げれば、素材そのものが「イクイノックスや過去の馬体名馬クラスには少し落ちる」というくらいか。人気と馬体のギャップもあまりないため、自信を以て本命◎とまではいかないが、対抗○以下にも落とせないという感。
あと、前走<皐月賞>で2着に負けていながら、今回も1番人気である点を考えると、能力的には不安と言える。仮に、不利やロスがあっても圧勝してきた過去の三冠馬クラスの名馬ほどには抜けた存在でもないのだろう。
マスカレードボール
これぞ、まさによく言う「リファール系~ダンシングブレーヴに多い馬体」だ。
と、血統を見たら父ドゥラメンテと全く印象と違うというか意外。母父ディープインパクトというのもピンとこない。が、血統のどこかにリファールの血があるはずだ。確認はしない。
以上、そういやこの馬もイクイノックスと近い。というか当診断のタイプが同じ【持続CL型】マイル中距離ベースの典型。先のクロワデュノールはヘキサバランスがイクイノックスと近いが、本馬の場合はヘキサはイクイノより少しフロント持続シフトで、全身比含めイクイノックスに近いため、結果当診断での同じタイプ。
とにかく、先のクロワと違いハイタフどんとこいと言った心肺や長距離向きの馬体ではなく、あくまでSPの持続惰性に特化した構造と言える。
つまり、道中加減速少なくワンペースで走れる(まわりの流れの外でマイペース厳守した)乗り方や流れなら、今走適性含めその強みは屈指と言える。故に、打てる印は一撃★一択。
ミュージアムマイル
本馬が今年の<皐月賞>馬ということだが、確かに、馬体は<ダービー>よりは<皐月賞>向きな要素が多いかな。
具体的に
・化骨完成度の高さと言った早熟性
・長躯長背のシルエットからも前後間長めフラット気味なヘキサで全身比からも中距離向きが強く
・可動駆動やリア足回りなどが加速万能向き
以上、つまり馬体からはダービーでは消す(評価を落とす)べき<皐月賞馬>と言える。
ファンダム
初見。父サートゥルナーリア産駒は数見ておらず傾向不明も今回二頭いる。
結論を言うと、同父なら後述ショウヘイのほうが距離融通性が高く振り子軽量ロングなど今走適性で上位評価できる。
以上、ショウヘイより万能マイラー型に出ており、中山マイルなどがベストという馬体。化骨仕上がりともまずまず。
サトノシャイニング
これは、前後長からのストライドと言った持続惰性に強みがある構造。最近の馬タスティエーラあたりと印象がかぶる。
以上、今回本馬と同じような長躯長背であるミュージアムマイルと比較すると、良くも悪くもヘキサが薄型四角形や振り子ロングなどより持続シフトで平坦ベターな面がある。
その意味で、小回り急坂<皐月賞>から広いフラット<ダービー>の舞台への条件好転がある。また、化骨&仕上がりともによろし。ただ、ハイタフでは強み最上位の一頭止まりで、人気があるので一撃★も打ちづらい。
ショウヘイ
初見。先のファンダムとの比較でも述べたが、ファンダムより振り子軽さがあり可動も広く足回りもハイロングなど今走評価は断然上。
以上、この長躯短背、上体ヘキサのバランスの良さは母父オルフェーヴルの血だろう。
ただ、やはり全身比で今走ベストという造りではなく、小回り中山なら距離延長もという感。スロSPなら怖さある。
エリキング
これぞまさによく言う「中内田厩舎型」の馬体構造。昔は「ダノンプレミアム型」と言ったりしてたが。
とにかく、馬体を見た瞬間厩舎がわかる!それほどまでに、中内田厩舎の馬は馬体構造に統一感がある。…と言う話はもう何年も何回も話している。前回<皐月賞>時も話したんじゃないか。
毎回くどいので、今回は出走馬で近い馬体と比較するか。今回ならエムズが近いか。あとリラエンブレムも本馬と比較するとわかり易い。
具体的に、エムズより少しリア股関節ロー気味も、首差しや四肢の振り子は長め、リアのジョイント角も深めや骨格長さがあるなど。ずばり、エムズよりスケール大きく上級グレードと言った感。
以上、化骨完成度&仕上がりも上々。持続ベースも万能よりなバランス型と無難にいい馬だが、良くも悪くも「中内田厩舎型」らしいフロント遊びがなく硬さがあり柔らかみに欠きリア主動の構造。
つまり、今走ベストと言う個性ではなく総合力の高さで高評価と言う感。
ジョバンニ
もう言葉はいらないだろう。と、このセリフ今年二回目かな!?。とにかく、結論を言えば「馬体を見ると本命◎はこの馬一択」確定。
ちなみに、前走<皐月賞>でも本命◎を打った馬だが、その時とはわけが違う。
前回は「適性ひと息だが他にいなかった」ので仕方なく。今回は「文句なしにこの馬しかいない」と言う評価で自信度に雲泥の差がある。
以上、クロワデュノールほど長距離仕様ではないが、コース適性やSP値などは本馬に分がある。クロワ以外で「馬体的にはダービー馬にふさわしい馬」はこの馬。肝心の馬体解説は前走<皐月賞>など参考に。