「先生には僕がわからない。でも僕には先生のことがわかる」
五年以上前にはヒット作を出し、賞まで受賞しながら、一発屋のままに鬱々とした日々を過ごす(少年愛者の)中年漫画家、黒崎カラスのもとに、突然かかってきた謎の少年からの電話。そこから凍っていた時が動き出し、少年と黒崎の運命が交錯する。
「世にも奇妙な物語」的な、ホラーテイストのストーリーと、濃厚なエロスが特色の作品です。ストーリー性重視と言っても、文章量の八割方はエロシーンなので、「抜ければお話なんてどうでもいい」(笑)という方にも、お勧めできます。終盤のエロはけっこうハードです。お楽しみいただければ幸いです。
約50000字弱。挿絵なし。
連絡先:torisan.hy@gmail.com