千銃会
女と猫は呼ばないときにやってくる (byボードレール)
その昔、『太(現・小島太調教師)と猫は呼ばないときやってくる』という金言があったが、その原典がこれである。
フランスの詩人ボードレールがどれほどの想いを込めてこの言葉をつぶやいたのかを測り知ることは出来ないが、現代を生きる我々にもその実感が伝わる、歴史的名言であろう。
この言葉、特に競馬を嗜む者にとっては、牝馬限定戦で何度も味わった苦汁を思い起こすのではないか。
断然と思われた本命馬が呆気なく敗れ、惨敗続きの馬が何の前触れもなく激走する。
『女心と秋の空』という身近な格言もあるが、
女心は男心よりも清らかなものである。
ただ男よりもよく変化するだけだ (byハーフォード)
という同様のことを、女性に優しい言葉で表した名言だが、この変化なるものを理解しなければ牝馬戦を制することはできないという裏返しでもある。
かのリクルートが女性活用の最大の秘訣として明かしたのは、
「女性の管理は女性に任せる」という一見投げやりな、しかし極めて的を得たマネジメントであった。
これだ!
ならば女に任せよう。
いつも避けて通っていた牝馬限定戦を何とかしたいと、考え抜いた揚句に辿りついた結論だった。
それから苦節、3ケ月。
まさかの激走馬をピックアップする直感力においては品川界隈では右に出る者がいないと言われる人妻馬券師Yokoの元に通い詰めること百余回、
お百度参り達成のご利益もあってか、ついに拝み倒すことに成功した。
「女のツボ馬券」のスタートである。
因みに人妻馬券師Yokoといえば、その器量もやはり品川界隈では評判のいい女である。
諸般の事情で、ここで紹介することが出来ないのが残念でならない。
本当に残念でならない。
女の推量は、男の確信よりもずっと確かである (byキプリング)
女の勘に苦しめられている世の男性諸氏には、キブリングのこの名言は心に沁みることであろう。
そんな男性諸氏には、このタイトルで、せめて馬券作戦では女を味方につけてもらいたいと思う。
言うことを聞かない牝馬たちを手なずけて、正解馬券を導いてくれるのは彼女しかいないと、
男である私は、強く確信している。
というか、あとはYokoの推量にお任せするよりなかろう。
男は黙って〇〇ビールである。
<予想するレース>
牝馬限定戦専門
<買い目>
複勝 3点程度
馬連 3点程度
3連複 4点程度
原則として概ね10点買いを想定
※但し、買い目の点数は、気分次第で前後する場合があります
※また、複勝3点と、馬連、3連複の買い目も必ずしも連動しませんのでご注意ください
※すべては気分次第ですが、まじめな話、当てますよ、このひとは。
※この記事は2016年09月10日 16:10まで110円で販売していました。