このブログをフォロー
いいね5 コメント1

プロフィール
田尻賢誉
田尻賢誉
RSS
RSSフィード RSS
カレンダー
<  2016年12月  >
10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

中学、高校球児・指導者必読!! 
ブログ版『タジケンコラム』。
日々の練習や試合、アスリートの言葉などから気づいたこと、
弱者が勝つためのヒントを伝えていきます。

キーワードは
JK=準備・確認、時間と距離、実際に行動する、
   情報共有、自分で考える、実行と検証
   地道にコツコツ、人生が変わる
TY=とりあえずやる、徹底的にやる、続けてやる

読めば野球がうまくなる、野球偏差値の上がるブログ。

2010年から毎日発行していたメルマガスタンドのメルモさんが
サービスを停止してしまったため、
このブログでは過去に配信した記事を紹介していきます。

毎日発行の最新版コラムはこちらのメルマガでどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001675569.html


甲子園の走塁タイムやストライク率など甲子園基準データ、

試合記事などの有料メルマガ(月4~5回配信)はこちらです。

https://regimag.jp/pp/?magazine=1040


批判=期待
2016-12-09 09:10:00
テーマ: JK メンタル
いいねする

2010年の広州アジア大会の話です。

体操の女子団体で、日本は1998年以来、

3大会ぶりに銀メダルを獲得したのですが、

エースの鶴見虹子選手が大ブレーキ。


平均台の宙返りで大きくバランスを崩すと、

床運動では尻もち。

得意の段違い平行棒でも、

技の難度を落とす物足りない内容でした。

終了後、塚原千恵子監督はかなり怒っていたそうです。

そして、言った言葉がこれ。

「練習しない人は失敗するのよ」

鶴見は大会前、右肩を痛めて練習不足。

準備(J)が万全でないまま、競技に臨んでいました。

それは、本人も認めています。

でも、この発言は物足りないと言わざるをえません。

「右肩が痛くてあまり練習ができなかったから仕方がない」

エースとしての自覚が感じられませんよね。

「自分が最高のコンディションで、最高の演技をしていれば……」

と悔しがるならともかく、「仕方がない」とは……。


「銀メダルだし、まぁ、こんなもんでいいでしょ」的な考えが見えます。

女子団体は中国が10連覇。

2位なら御の字と思っていたのかもしれません。

エースがこの程度の意識では、金メダルは永久に不可能でしょうね。


この大会は、前回まで2大会連続銀メダルの北朝鮮が出ていません。

実質3位だというのに……。

塚原監督はこうも言っていました。

「ケガも実力のうち。あんな失敗をしていては困る」

厳しい言葉です。

TOP