< 2016年12月 > | ||||||
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中学、高校球児・指導者必読!!
ブログ版『タジケンコラム』。
日々の練習や試合、アスリートの言葉などから気づいたこと、
弱者が勝つためのヒントを伝えていきます。
キーワードは
JK=準備・確認、時間と距離、実際に行動する、
情報共有、自分で考える、実行と検証
地道にコツコツ、人生が変わる
TY=とりあえずやる、徹底的にやる、続けてやる
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今日はアテネ、北京と2度五輪で金メダルを獲得している
レスリングの吉田沙保里選手の話を紹介します。
(※この記事は2010年にルマガで配信したものです)
沖縄に行ったとき、一度空港で見かけたことがあるのですが、
思ったより小さいですね。私服だとあまり目立ちません。
僕もツルツル頭の監督が近くにいたので気づきました(笑)
吉田選手は2001年の全日本選手権で山本聖子選手に敗
れたあと、公式戦で119連勝していました。
負けたのは2008年1月のワールドカップ団体戦。
アメリカのマルシー・バンデュセンに判定での敗戦でした。
このときのことを、吉田選手はこう言っています。
「(連勝中は)数字ではなく、ただ勝ち続けることに集中していました。
数字より、目の前の戦いに勝たないと優勝できない。
そのためには、ひとつ、ひとつ集中して、油断しないことが大切です。
私の記録は119でストップしてしまったのですが、
実は相手選手には何度も圧勝していたので、
どこかで『勝てる』という気持ちがありました。
試合に集中していたつもりでしたが、いつもより足が動かなかった。
勝負はマットに上がる前から始まっている、
ということを再認識させられました」
7年近く勝ち続けていたため、何度も勝っている相手だったため、
吉田選手に心のスキが出ていました。
それが試合で出てしまったのです。