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意味のある努力
2016-12-31 03:30:00
テーマ: JK 練習方法 メンタル
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ロッテの井口資仁選手の『二塁手論』から紹介します。

青学大時代に東都大学リーグの本塁打記録を作り、

長距離砲として期待された井口選手は、プロ入りして4年間、結果が残せませんでした。

1999年には打率・224、14本塁打……。

そんなときに、島田誠コーチに「何かタイトルを獲れ」と言われたそうです。

その打撃成績では打撃部門のタイトルを獲るのは難しい。

そこで、井口選手は俊足を生かして盗塁王を狙おうと決めました。

「長距離打者であることを期待され、長打を打つための練習に取り組み、

そして結果を出せないでいるうちに、僕は自分の方向性を見失ったのだと思っていた。

しかし、それは大きな考え違いだった。

見失ったのではなく、僕は最初から何の目標も定めていたなかったのだ。

今立っているこの打席でヒットを打ち、ホームランを打てば、それが積み重なって、

いつしか自分の成績が上がっていくのだと漠然と考えていた。

戦術も戦略もない。具体的な目標がないのだから、戦術も戦略も立てていなかった。

それは何も考えないのと同じことだ。

トレーニングだって練習だって、自分にできることは

もうこれ以上ないところまで積み上げてきたという自信はあった。

けれど、その自信が間違いの元だった。

それは、これ以上何もできないと思い込むのと同じだ。

努力すればよい結果が出るとは限らない。

その努力が正しい方向に向いていなければ、

どんなに必死で走ろうが、どこにも到達することはできない。

そして正しい方向を見極めるためには、自分の可能性を知らなければならない」

==========
いくら練習しても、それが正しい方向を向いていなければ意味がない。

自分が何を目指しているのか。どういう方向へ向かっているのか。

しっかりと目標を立てて、その目標に必要なことをコツコツ積み上げていく。

やみくもに量をこなしても、それはただの自己満足。結果にはつながりません。

よく、自主練習をして満足している人がいます。

でも、それは本当に意味のある練習なのか。

やっている自分に酔っていないか。

オレはあいつより練習している。

そこに満足感を覚えていないか。

もう一度しっかりと見つめなおしてください。

せっかくやるのなら、意味をしっかりと理解し、成果が上がるように。

1分1秒に何倍もの効果を持たせる。それを意識してやってください。

意識の差が、結果の差につながります!

<努力すれば必ず結果が出るわけではない。

努力している自分に酔わず、正しい努力をしているか確認する>

<具体的な目標がない=何も考えていないこと>

新年に掲げた目標へ向かって、戦略、戦術を考え、

意味も効果もある練習をしていきましょう!

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