< 2024年3月 > | ||||||
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今日も大事な話です。自分のチームに置き換えて、しっかり読んでください!
自分を含めチームのほとんどが先生を恐がっています。
そのせいか一つ一つの行動をするたびに先生の目を気にしてしまいます。
試合したチームに聞いてみたら、「なんか野球が楽しそうに見えない」と言われてしまいました。
正直、今のままだと野球が苦しいものになってしまう気がします。
そこで聞きたいのですが、楽しそうに互いに声を掛け合いながらのびのびとやるチームと、
何かに怯え、静かになってしまうチームとの一番大きな差とは何なんでしょうか?
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これって、東京のタテジマの高校のことですか?笑
まさにこんな感じですね。
まぁ、あのチームの選手は監督と勝負するのが当たり前になってますけど。
好きで野球をやっているんだから、
もったいない。ただ、間違ってはいけないのは、「楽しい」の意味です。
草野球みたいに遊んでやる野球は楽しいですよね。勝敗よりも、自分が打ったとか、三振を取ったとかで盛り上がればいいんですから。
でも、野球部としてやる以上は、勝敗がかかってくる。勝つのと、負けるのと、どちらが楽しいですか?
聞くまでもないですよね。その、試合で勝つときの喜びを得るために練習する。だから、厳しくなるのは当たり前です。むしろ、厳しくないというのは考えられない。前にも書きましたが、「試合=戦い」ですから。
もうひとつ考えてください。
キミたちのチームより、弱いチームがありますよね。
練習もほとんどやっていなかったり、人数が足りずに助っ人を借りて大会に出るチームもあります。
そんな勝って当たり前のチームと試合をして、コールドで勝っても楽しいですか?
むなしいだけです。
むしろ、「ふざけんな! お前ぇら、ちゃんとやれよ!」と思うはずです。
弱すぎる相手、チャラチャラてきとーにやる相手に勝っても面白くない。
やっぱり、強いチームに勝つからこそ楽しいんですね。
でも、強いチームに勝つためには、それ相当の練習も、精神力も、JKも必要になってくる。
それを身につけようとしたら、半端な練習ではダメなんです。
経験がある監督なら、強いチームのことも、自分のチームのこともわかっている。
足りないこと、物足りないことがありすぎて、厳しくなるんです。
それをわかって練習できるかどうか、やる気があるかが一番の問題ですね。
監督は、強くしたいと思うから指導してくれる。可能性があるから指摘してくれる。
無理だと思ったり、あきらめていたら何も言ってくれないはずです。
怯えていたらもったいない。むしろ、質問しに行くぐらいにならないと。
きっと監督はそれを待っていると思いますよ。
もうひとつ。
どう声をかけるか。
それは、苦しいときに、どれだけ励ます声、盛り上げる声、
頑張らせる声をかけられるかだと思います。
倒れそうなとき、苦しそうなとき、みんなの声援があれば、
あとひと踏ん張りができる。これは間違いない。絶対変わります。
けんすい10回のうち9回をやって、あと1回のところで鉄棒から落ちそうになったとします。
そんなとき、誰も見ていない、声をかけられないのと、
みんなに「がんばれ」「あと1回だ」と励まされながらやるのでは、
そこからの粘りがまるで違う。仲間の声援って、パワーをもらえるんです。
やっていることは苦しくても、そういう雰囲気で
やれているチームが楽しく見えるんじゃないでしょうか。
これは、すぐにマネできるはずです。
明日から実践してみてください!
<明らかに弱い相手に勝っても楽しくない。強いチームを倒すからこそ楽しい>
<厳しいことを言ってくれるのは、可能性があるから。期待されているから>
<苦しいときに励ます声をかけることで頑張れる>
<頑張る雰囲気のあるチームが楽しそうに見える>
冬場は苦しくて単純な練習ばかり。このメールを保存して、この気持ちを忘れず頑張ってください!
来年の夏、強いチームに勝って、思いっきり「野球は楽しい」と叫びましょう!
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