< 2024年3月 > | ||||||
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福島正伸さんの『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』から紹介します。
今できることが、どんなに小さなことであったとしても、未来はそこから始まります。
しかし、私たちは無意識に「正解」を求めてしまうことがあります。
“一度にすべての問題を解決するにはどうしたらいいか”
“要領よく、最高の結果を出すためにはどうしたらいいか”
“近道はどこか”
このようなことばかりを考えてしまいます。
そして、「正解」が見つからないとき、「道」が見えないとき、
行動することができなくなってしまいます。
しかし、新しいことに取り組むときは、事前にはわからないことがたくさんあるものです。
また、どれほど緻密な計画を立てたとしても、その通りにいくとは限りません。
まったく予期せぬ出来事に遭遇することもあるでしょう。
予測することも大切ですが、もっと大切なことは創造すること、道を切り開くことです。
それは、「今できることからやる」ことにほかなりません。
どのような状況にあったとしても、そこからできることを見つけて取り組んでいくことが大切です。
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いやぁ、勉強になりますね。
一度にすべて解決したいし、近道もしたい。それが人間心理です。
でも、そんなに簡単に解決する問題なら、問題とはいえません。
少しずつ、地道に解決に向かっていかなければいけません。
それこそ、小さなことの積み重ねですね。
意識の低い人の集団を変えようと思っても、すぐには変わらない。
それなら、指導者やキャプテンが自らお手本となって行動するしかありません。
その姿を見て、共感したり、感動したりした人が、
1人、また1人と増えていって徐々にチームが変わっていく。
それこそ、かなりの日数がかかります。
でも、すぐに成果が表れないからといって、あきらめてはいけません。
ゴミをひとつ拾うだけでもいい。スリッパや靴をひとつ揃えるだけでもいい。
グランド整備を心を込めて丁寧にやるだけでもいい。
それだけでも、絶対に理想のチームに近づいているのです。
もちろん、これは自分自身にも当てはまります。
1本の素振りをただやるのか。コースや球筋、対戦投手をイメージしてやるのか。
たった少しの意識の差が、あとで大きな差になってきます。
成果が出るのはずっと先。でも、そのために「今」何ができるか。
それをやり続けることができるか。これが未来を決めるのです。
<どんなに小さなことでも、それが未来を作っている>
<道を切り開くために、「今できることをやる」>
正解を求めず、未来のために小さな行動を積み重ねていきましょう!
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