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真の勇者
2017-05-26 20:00:00
テーマ: メンタル
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致知の人間力メルマガより紹介します。

阪神・淡路大震災で家も店も財産もすべて失った古市忠夫さんが、

手元にたった一つ残ったゴルフバッグに人生を懸けて挑んだプロテストで合格。

合格率3%の難関を見事突破した古市さんが見つけた、

奇跡を起こすために必要なマインドです。

「最近、なんで俺がこんなありえない人生を歩んでいるんだろうと考えた時、

「奇跡を起こす方程式」を思いついたんです。

「奇跡=才能×努力×感謝力」

さっきも言うたように、才能や努力ではプロテストを受ける

二十代の若者には敵いません。しかし、感謝力だったら負けない自信がある。

震災に遭うまでは、どんな状況でも不撓不屈で頑張ることのできる人が

勇者だと思っていました。でも、真の勇者は頑張れることへ感謝できる人なんですね。
 
才能と努力だけで栄光を掴みにいくと、うぬぼれるから怖いのです。

最後の一打で手が届かなかったりする。

だからプロテストを見ていても、通る、通らないというのは大体分かります。

どこで見極めるかといえば、まず、感謝力が強い人はきちんと挨拶をします。

こっちが一礼して「おはようございます」と挨拶しているのに、

首だけでペコッとかいうのは挨拶ちゃうで(笑)。

それから歩き方。大地を踏みしめて、胸を張ってスーッと歩ける人は通ります。

どんなにミスをしても、頑張れることへ感謝できる人はオドオドしない。

人生は最後の最後まで分からない、というのが私の持論です。

私たちは震災であまりにも多くのものを失いました。

しかし、それによって大切なのは物ではなく、お金でもなく、地位や名声でもない。
 
人の愛であり、優しさであり、人を思いやる心であり、

感謝であり、積極的な心だと分かった。

そのおかげで、いま、私は夢のような人生を歩んでいる。

人生、何がピンチで何がチャンスか、その時点では判断できないと思うんですよ。

でも、どんな時でも正直に、悔いなく、感謝の心を持って生きると、

ものすごいパワーが生まれて奇跡を起こしてくれる。
 
それは誰が起こしてくれるのか? 

周りの人です。自分の力では奇跡は起きません。
 
なんぼおっちゃんが頑張ったところで、映画なんてできませんて。

(編集部注 ※古市氏の半生は映画化もされました)

まして上映会にタイガー・ウッズを呼んで、一緒にゴルフなんて絶対できへん。

だから、奇跡は周囲の人が起こしてくれるものなのです。
 
感謝は人の心を大きく、美しく、そして強くします。

いくらゴルフが上手でもプロにはなれません。強い人がプロになるんです。

そして強い人はいつも周りの人に感謝している。

だからますます強くなる。いろいろなプロの姿を見てきて、そう思いますね。」

==========
もう何も言うことはありませんね。

このとおりです。

口だけで感謝と言っている人がどんなに多いか。

甲子園の選手宣誓もそうですが、

最近は簡単に感謝と言い過ぎだと思います。

東日本大震災からもかなりたち、計画停電もなくなり、

止まっていたエスカレーターが動き出したところもあります。

(※この記事は2011年にメルマガで配信しました)

もしかしたら、被災地以外の人はいつも通りの

ふつうに戻ってしまっているかもしれない。

でも、やっぱり感謝の心は忘れてほしくありません。

生かされていること、野球ができることに感謝する。

もちろん、僕自身もですが。

<感謝力のある人間こそが強くなれる。奇跡を起こせる>

感謝の心がきっと大きなパワーになります。

お互い感謝を忘れず生きていきましょう!

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