金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

たま~にオクノも登場します

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
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京介・菊池グリグリの「毎日王冠回顧!」
2016/10/12 17:44:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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10月13日発売!

京介・菊池グリグリの「毎日王冠回顧!」

<菊池> 日曜日の東京では、伝統のG2・毎日王冠が行われました。今回も回顧していきましょう。

 

毎日王冠回顧

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/78158

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 土曜日に続いて日曜日も朝から午前中にかけて雨でした。

 

<京介> 3日間開催の中で、一番強い雨が降っていたのは、この日曜日の開門した頃合いだね。みるみるうちにダートは水が浮くようになったし。とくに1Rのパドックは、傘をさすのもしんどいと感じたぐらいで滝のような雨が降っていた。

 

<菊池> かなり降りが強かったですよね。競馬場では、いつ頃やみました?

 

<京介> いや、その1R終了後から一気に雲が薄くなって、雨が止んだ感じになったんだよ。一番雨が深いタイミングを乗り越えた、というムードは確実にあったね。4R新馬戦では、もう傘もいらないかという天候になっていた。

 

<菊池> 馬場傾向としては、土曜日と似た推移だったでしょうか。

 

<京介> でも、土曜日よりももっと強烈な雨が降っていたのは間違いないから、馬場が重になったのもわかる。その後、午後になってジワジワと乾燥してきていたはずだけれども、重がやや重発表になったぐらいで、馬場傾向として外を回った差し馬有利の状況は、メインになっても全く変わって来なかったね。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 12頭の少頭数でしたが、なかなか良いメンバーが揃ったんじゃないでしょうか。

 

<京介> しかも今回出走しているディープインパクト産駒は、高齢馬含めて見映えするタイプばかりだったからなあ。

 

<菊池> 休み明けの馬も多かったですが、パドック全体の印象としてはいかがでしたか?

 

<京介> いや、どういう判断をすべきか正直言って難しかったし、絶対にこの馬は不要と言える馬すらいなかったから、今回のパドックはなかなかレベルが高かったんじゃないかと思う。ここから10頭ぐらいが次走好走してもおかしくないような気がするよ。

 

<レース展開について>

 

(公式レース映像はコチラ)

http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/subwindow.html?movie=rtmp://fms-jra.stream.co.jp/jra-fms/_definst_/mp4:jra_seiseki/2016/1009/201604050211&ua=4&type=2&thum=

 

<京介> 土曜日のサウジアラビアRCとは違って、やっぱり古馬は違うね。1枠1番ヒストリカルが入ってからラスト2頭目まで30秒弱でサクサク入ったし、ゲートが開くまでたったの40秒ちょい。全くストレスなく出られた。当日ファンファーレが鳴ってレース画面がある場所まで歩いてたどり着く前に、スタートを切られたから相当速いなと思っていたんだよ。

 

<菊池> 好スタートを決めたのは5番ディサイファと11番ウインフルブルームでした。

 

<京介> ディサイファの武豊騎手は明らかに意識して出したものだと思う。それとマイネルミラノが押して先手を主張。ウインフルブルームはそれを見て併走せずに2番手。ディサイファもハコ内に下がったから、この2頭がロゴタイプを制して序盤のペースをコントロールした。

 

<菊池> 4番手。5番手は外から社台の勝負服2頭。9番ロゴタイプと12番ロサギガンティアが掛かり気味に浮上していきました。

 

<京介> ロサギガンティアは今回マズルネット(口カゴ)を外して来ていたし、返し馬もスムーズだったから気性面で大丈夫なのかと思ったのに、今回も出遅れて序盤からバカつきっぱなし。こりゃ深刻そうだ…。

 

<菊池> その後に3頭。内から2番ステファノス、3番クラレント、8番ダノンシャークが追走。

 

<京介> ここら辺は序盤横並びで進んでいたね。クラレントは挟まれる隊列で嫌がったのか、掛かりそうになって頭を上げていた。

 

<菊池> 後方グループは、7番アンビシャス。そして内に4番ロンギングダンサー。その外に10番ルージュバック。

 

<京介> アンビシャスは出遅れてないんだけど、ルメール騎手だからなのか、結局今回は後方に待機。ちなみに、アンビシャスやルージュバックの位置は、後方とは言っても先頭からせいぜい4馬身半ぐらい。

 

<菊池> 離れた最後方、5~6馬身置かれていたでしょうか、1番ヒストリカルがいました。このヒストリカルを除けば、先頭から11番手までは一団でした。

 

<京介> この集団も3コーナーを過ぎてからさらに縮まることになる。

 

<菊池> 前半800m通過が48秒3、そして1000m通過が60秒3ですから。流れとしてはスローでしたか。

 

<京介> 雨の影響は考慮しないといけないけど、ズブズブの重馬場じゃないから、1000m通過1分を超すと、やっぱり古馬G2戦ではスローだよね。

 

<菊池> マイネルミラノが1馬身ほどのリードで直線へ。2番手からウインフルブルームが迫りますが、こちらは追われての反応が渋く、代わってロゴタイプが先頭へ。

 

<京介> 走りの重たいウインフルブルームはともかく、マイネルミラノは手加減してもらった展開なのにアッサリ捕まっちゃうのはダメだわ…。その先頭のロゴタイプもスパッと抜ける格好ではないし、明らかにさらに大外から伸びる馬の方が勢いで上だったね。

 

<菊池> 人気を分け合った3頭の進路取りは、7番アンビシャスと10番ルージュバックが外、そして2番ステファノスは内へ。

 

<京介> 内を回ったステファノスはほぼ内ラチ沿い。ディサイファとウインフルブルームの内が空いていたから、確かに進路が作られる可能性はあったと思う。

 

<菊池> 坂上、ロゴタイプが先頭で粘りこもうとしますが、この時点で既に外の人気2頭が1馬身圏内まで接近。そして、並ぶ間もなく前に出られてしまいます。残り200m地点からは2頭のマッチレース。

 

<京介> また、今日はこのゾーンが一番後半伸びたルートだったりするんだよね。

 

<菊池> 残り100mあたりでルージュバックが前に出て1着でゴール。2着がアンビシャスで、3着争いは大外から追い込んだヒストリカルが制しました。

 

<京介> 結局上位3頭とも、ほとんど似たようなラインを通ってきた差し馬。4着のロンギングダンサーまで含めて、最後尾から数えて後方4番手までの馬が、上位を独占する追い込み決着となったわけだ。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分46秒6。馬場を考慮すればまずまずの時計だと言えますでしょうか。

 

<京介> う~ん、馬場の変わりしなのような状況だったから悩むなあ。この時点での馬場差を出すのもちょっと難しい。細かく言えば、内ラチ沿いと外目の芝は質が違っていた可能性もあるし…。でも時計遅すぎというわけではないよね。

 

<菊池> 上がり勝負になって、外を通った速い上がりを使えるタイプが浮上しました。上位の4頭は道中で後方にいた4頭でした。

 

<京介> 例年、前に行った組が止まらない毎日王冠なんだけども、今年は雨の影響で外差し有利の状況。それでもある程度前で立ち回りできる2頭が後方からの選択をして対応したわけだね。やっぱりこの上位2頭は強いと思う。3着4着馬は、明らかに馬場恩恵があってのもの。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ルージュバック

 

<菊池> エプソムC以来、約4ヶ月ぶりの出走でしたが、仕上りはいかがでしたか?

 

<京介> いや~、正直言うとまだ細いな。それでも後肢がかなり細くて、しなやかさを活かすぐらいには最低限の馬力がある。切れ味勝負に持ち込めれば、というぐらいの仕上がりではあったよ。

 

<菊池> エプソムCの競馬をなぞるようなレースができる展開だったことは大きいでしょう。

 

<京介> 馬場もかなり向いた方だと思うよ。おまけに出走メンバー唯一の54kg。他は斤量を背負っている牡馬だしね。3歳馬も今年はいなかった。

 

<菊池> エリザベス女王杯と両睨みということでしたが、次走は天皇賞(秋)に向かうことが決まったようです。早速、ノーザンF天栄に移動したようで(苦笑)

 

<京介> 大竹厩舎に行ってから体調を崩したようだし、次回帰厩した時に再現を起こさないよう、気を付けたいところだよね。

 

アンビシャス

 

<菊池> 大敗した宝塚記念以来でしたが、今回は無事に立て直されていたのでしょうか。

 

<京介> 若干余裕は感じたな。歩きにも甘さはあったと思う。それでもバネ性能が断然上だと思ったし、宝塚記念でのダメージらしきものは存在しなかった。

 

<菊池> 同厩でスプリンターズS2着のミッキーアイルと同様に、中間はノーザンF天栄での調整でした。変化は見られましたか?

 

<京介> しばらく関東の方で見ていないから、正直放牧帰りでどう変わったか、を捉えられはしない。ただ、中山記念と比較すれば、後肢の緩みが全くなくなってきていたと思う。それにパドックで煩い面もほとんど見せなかったし。

 

<菊池> 次は天皇賞(秋)ですね。見通しとしてはいかがでしょうか。

 

<京介> かなり有望だと思っているよ。ここからもう一締まりあるはずだと、自分は思っているから。

 

ヒストリカル

 

<菊池> ご無沙汰しておりました!コチラではやりました。


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<京介> これはお見事!道悪なら確かに、十分チャンスがあってもおかしくない。それとパドックの感じだと、音無厩舎は2頭とも不振めいた成績から脱しているような仕上がりだったし、ちゃんと立て直して来れていたんだよね。2頭出しは見事に成功していた。

 

<菊池> が、前日予想では印を抜いてしまい、馬券はヌケ。自責の念を抱きながら憂鬱な日々を過ごしております。

 

<京介> 当日の急激な回復っぷりを見ちゃうとね…。これは雨で他の馬が戸惑うからこその推奨だったろうし、気持ちは分かりますよ。

 

<菊池> 僕のことは良いとして、ノーザンF天栄の1・2・3着独占でした。

 

<京介> そうなんだよな~。こういう固め好走が実際に起きてしまうから、また天栄仕上げは凄いと思わされちゃうんだよ。

 

<菊池> パドックで変化は見られましたか?

 

<京介> 使い込んでどんどん馬体が薄くなってしまうこの馬が一番良かったのは、おそらく昨年のアイルランドTだったと思うんだよ。さすがにその水準にまでは達していなかったけど、小柄に見せなかったのは良かったんじゃないかと思う。四肢のコンパスをしっかり生かして歩けていた。隣枠のステファノスと同じぐらいの背丈に感じたほどだから、やっぱりシャキッと立てていたんだと思うよ。

 

<菊池> 外厩を変えたこともさる事ながら、この馬にとっては田中勝春騎手の呪縛からようやく解放されたというのが大きかったと思います。

 

<京介> でも、無条件で前が止まる馬場傾向だったのも、間違いなくプラスだったと思う。例年の前内有利の毎日王冠じゃ、タイプ的に勝負にならない馬だったはずだから。

 

その他

 

<菊池> 4着はロンギングダンサー。後出しで伸びて来られたのが良かったですね。

 

<京介> だけども直線では左手前のままで、展開がバッチリ向いたのに、最後の勢いはヒストリカルに劣っていた。能力的にはここら辺が上限でしょう。

 

<菊池> ステファノスは5着でした。次走で良くなってきそうな気配はありますか?

 

<京介> 直線で1列目の3頭の隙を伺うものの、進路が空かず追い出しをずっと待たされる大きな不利があったよね。最後僅かに隙間が空いてから追って5着に伸びているし、これはレースを見直せばみんな気づくぐらい露骨な不利だった。まあこれは次走良くなるでしょ。

 

<菊池> ディサイファは6着。4番人気まで売れたのには驚きました。

 

<京介> もうちょっと馬場が極端に悪ければなあ…。直線でステファノスと同じように包まれていたし、流れが良かったとは全然言えない。ただこの馬は、未だに両前肢の裂蹄テープが外れないから…。慢性的にびっしり仕上げられない弱みを抱えているという不利もある。さすがにこの秋シーズンは厳しいかなあ。

 

<菊池> ウインフルブルームは最後にロゴタイプを差し返していましたね。

 

<京介> 最後完全に止まりそうな態勢だったのに、これはなかなか偉い。おまけに今回はマイネルミラノのガード役をする仕事もあった。自分のリズムでの競馬じゃなかったのはレースぶりからもコメントからも明らかだし、何とかなる場面はあると思う。

 

<教訓まとめ>

 

・開幕週ということもあり、なかなか出走全頭にとってフラットな馬場状態を設定しづらいのがこの毎日王冠。今年は強い雨で馬場が緩み、明らかに外を回る差し追い込み馬にばかり向いた状況だった。例年と同様、「この日の好走傾向から外れるような競馬をした馬」の次走巻き返しに注意したい。

 

・出走頭数は少ないものの、この毎日王冠は牝馬が出走してくるとほぼ必ず連対している。よっぽど勝負になるのが確実だと思わせる馬しか出ていないとは言え、やはり緩む流れになりやすいレースだということと、そこで軽量が効いている影響もあるはず。

 

・この先に天皇賞秋やマイルCSを展望できるような有力馬ばかりが名を連ねているものの、この毎日王冠での仕上がりは僅かながら甘い。過去の履歴からしても、本格的にG1を狙える厩舎の成績がかなり悪いレースで、その逆も然り。ここでキッチリ仕上げて結果を出した馬は、次走丁寧に取捨したい。

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・ステファノス

…昨年と比べてもさらにわかりやすい乗り違い。直線壁の真後ろで余力十分だったのに、坂上になっても進路が空かず、追い出しを待たされかなり脚を余した。追い切りが一変するのを確認したうえで、天皇賞秋で改めて評価したい。

 

<菊池>

・ウインフルブルーム

…まだまだ良化途上でようやく軌道に乗ってきたところ。ゴール前は再び伸びていたように見所はあった。

 

~~~

<菊池> では、今回はここまでです。今週末は平地重賞が2つ。府中牝馬S・秋華賞ともに京介さんと展望していきます。

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