金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
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単行本が発売中。「京介式馬券 厩舎ランク」http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E4%BB 
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京介・菊池グリグリの「オールカマー回顧!」
2016/09/27 21:52:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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京介・菊池グリグリの「オールカマー回顧!」 

<菊池> 日曜日の中山ではオールカマーが行われました。今回も回顧していきましょう。

 

オールカマー回顧

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/76671

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 先週は週中がずっと雨でした。さらに土曜日は競馬の最中にも雨が降りましたね。

 

<京介> 土曜日は明らかに渋った状況だった。風が出なかったのは助かったね。しとしとと弱めで、それでいて長くも降らず。馬場を湿らせる程度で済んだ。

 

<菊池> 時計面でそこまで大きな影響はなかったですかね。バイアス自体は感じられましたが。

 

<京介> 雨の影響が明らかに出ている日は、中山は外差しが通用する馬場になるんだよね。極端にペースを落として恵まれれば逃げ馬が残るけど、平均ペースぐらいで完全に外差し有利。やっぱり、脚を取られてスタミナを消耗する馬場だったんだろうと思う。

 

<菊池> ただし、天気予報よりもあがるのが早く、日曜日にはすっかり乾いていましたか。水はけの良さを実感する週となりました。

 

<京介> 日曜日は晴れただけじゃなく、日差しも強くて暑いと感じるぐらいだったから。土曜日とは打って変わって、連対したのは大半が4角先頭・4角1列目に並びかけていた馬だった。やっぱり土日で馬場が違っていた印象はあるよ。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 少頭数で、実績差も大きなメンバーでした。パドックの印象はいかがでしたか?

 

<京介> いややっぱり、全馬それなりに仕上がり甘めの部分がある状態で横並びにすると、実績上位の馬と実績下位の馬の「造り」が全く違うよなって思うよ。まあマリアライトやゴールドアクターがそれなりにちゃんと仕上げていたためもあるけど、「この馬こんなダメだったっけ?」って思っちゃうね。

 

<菊池> うーん。やはり格差が…。

 

<京介> サムソンズプライドやショウナンバッハは、結構推していた時期もあったんだけど、基本的な筋肉の質や緊張の度合いが低すぎるわ。単体で見ればちゃんとまとまっていて歩けてもいるんだけど、その格差はどうしても大きいなと感じたね。

 

<菊池> 中距離の別定G2は出走手当てがある分、「無事に回ってくればOK」という馬が増えつつあるように思います。アクションスターなんて完全にそういう馬になっちゃったし。

 

<京介> 改めて、オールカマーで実績不足の馬が激走するためには、ちゃんと仕上げないとダメだわ。適度に番組を使い続けてのついでで出走するには、G1馬のレベルが高過ぎる。今年はそのことを強く感じるパドックだったね。

 

<レース展開について>

 

<菊池> 5番ツクバアズマオーが伸び上がるようなスタートで後方からになりました。その他は別段、それなりに揃っていましたか。

 

<京介> スタート直後に押した馬と控えた馬とで、出脚の勢いが全然違うけど、それはスタート直後が上り坂だから。出遅れたのは、ツクバアズマオーだけだね。

 

<菊池> 2番クリールカイザーがジワっと前へ。中からは8番エーシンマックスが押して前に行きたい様子でした。さらに外から10番サムソンズプライドも促されて前へ。

 

<京介> マリアライトも、最初は結構促していたね。これはスタートの良いゴールドアクターから離されない位置で追走したいという気持ち。

 

<菊池> 主張し続けたエーシンマックスは、1コーナーでようやく先頭へ。譲ったクリールカイザーが2番手。3番手が12番カレンミロティック。

 

<京介> 1コーナーを過ぎてからエーシンマックスはどんどん飛ばすんだけど、後ろの組がだいぶ控えたという様子だね。

 

<菊池> 1番サトノノブレスは4番手外。その2馬身ほど後ろに6番ゴールドアクターがいました。そして、その2馬身後ろの外に7番マリアライト。

 

<京介> ここまで1頭づつポツンポツンと続く隊列で、縦列とも言いにくい。ほとんど逃げ馬を放置しただけで、後ろの組は有力馬同士が接近していたし、全体の展開の中でちょうど良い位置をゴールドアクターが進んでいた。マリアライトはゴールドアクターのマークを一切外さなかったね。

 

<菊池> 前半1000m通過は59秒9でした。ただし、これは離して逃げたエーシンマックスが飛ばしてマークしたもので、2番手以下は平均~ややスローくらいだったでしょうか。

 

<京介> およそ1000m通過の時に、2番手クリールカイザーは0.8秒ほど離れていた。まあ今日の馬場状態だったら、1000m通過で1分を切った程度じゃ全然ハイペースではない。後ろの組はスロー扱いして差し支えはないよね。

 

<菊池> 前に行ったエーシンマックスは、息を入れるタイミングを作らず。その結果、残り3F地点あたりではだいぶバテて、勝手に後続との差も詰まりました。

 

<京介> 同時に後ろの集団も、ほとんど一斉に差を詰めてきていて、4コーナーではひとかたまりの集団になっていたね。

 

<菊池> 人気馬は安全策で外を回します。4コーナーでは6頭雁行で、大外から内に向かってマリアライト・ゴールドアクター・サトノノブレスの順でした。マリアライトはかなり外を回っていますね。

 

<京介> それでもゴールドアクターがやや外だったのに対し、その一つ外ぐらいなだけだから、このマークでいいはず。セントライト記念をディーマジェスティで勝った蛯名騎手からすれば、勢いを付けきることの方が大事だという動きだね。

 

<菊池> 直線、2番クリールカイザーが意外としぶとく粘りましたが、これに併せ馬で迫ったのがサトノノブレスとゴールドアクター。

 

<京介> この坂を上る場面では、ほとんど同じ脚色に見えた。

 

<菊池> 外からマリアライトは伸びが一息。替わって上位争いに加わってきたのが5番ツクバアズマオー。

 

<京介> マリアライトは、直線入口からラップが1秒ちょい加速する場面で置かれてしまったね。この急加速に対応しきれなかった。壁の後ろで脚を溜めていたツクバアズマオーは、かなりまともにこの加速に対応できていた。ここら辺は中山コース適性でしょう。

 

<菊池> 最後は、いっぱいになったクリールカイザーを交わし、サトノノブレスとの叩き合いを制してゴールドアクターが1着。

 

<京介> サトノノブレスも、決して態勢では負けていないんだけど、2kg差合っての叩き合いで敗れたから完敗と言える。

 

<菊池> 2着がサトノノブレスで3着にツクバアズマオーという順。マリアライトは勝ち馬から0.3秒差の5着でした。

 

<京介> 画面が切り替わってから最後のゴール前、一度置かれたマリアライトが盛り返して僅差の5着に入線しているんだよね。ダラダラと遅れてしまったわけではないし、結局ラスト3Fは上位2頭と差がないことになっている。脚はあったし余力もなくしてはいないんだけど、今回の決め手勝負+2kg増で上手く脚を使い切れなかった、ということになる。

 

<菊池> 休み明けでズブい面や、先を見据えた仕上げだったことも影響があるんでしょう。

 

<京介> あと、ワンアンドオンリーやショウナンバッハも、比較的僅差で入線していたのは気を付けたい。案外着差が付かない決着だったね。ということは、後半ラスト5Fは最後脚がないエーシンマックスが刻んでいた部分が多くて、額面通り受け取れないということ。12秒台が連続するラップだけども、そのイメージとは大きく違う瞬発力勝負だったということだね。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は2分11秒9。このレースの時計としては平均的でしょうか。先週のセントライト記念よりは1.2秒速い時計でした。

 

<京介> そうそう。一定の能力は示せたものだと思う。レコードには遠く及ばないけど、まあこの馬場だから。

 

<菊池> マリアライトが敗れましたが、それでも比較的順当な決着になりましたか。

 

<京介> やっぱりマリアライトは上がりの競馬になるとダメ…だけれども、今回は思った以上に負けたということだね。そしてツクバアズマオーの3着は大健闘と言えるけど、メンバーを考えればまあ順当だったかと思える。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ゴールドアクター

 

<菊池> 天皇賞(春)以来、4ヶ月半ぶりの実戦となりました。仕上りはいかがでしたか?

 

<京介> 腰が緩んでないのが偉いね。多少煩い面を見せていたし、その対策としてパドックではパシュファイヤー(網ブリンカー)を装着していた。ここから次走はジャパンカップの予定。今回はひと叩きという趣の造りではなく、一定のレベルで仕上げてまた緩められる時間がある。ここもそれなりに造ってきた印象はあった。

 

<菊池> 58kgでしたが、貫禄勝ちでしたね。ただ、どうでしょう。この相手になかなか渋い勝利でした。

 

<京介> 吉田隼人騎手は意外に渋い、苦労したイメージをコメントで吐露していた。やっぱり突き離すことができないのはどうなの?とは感じているみたいだね。だけど馬体を併せてまだ競り返す余力があったし、神戸新聞杯のサトノダイヤモンドよろしく格の差を感じさせる強みはあったと思う。だいたい圧勝するようなキャラでもないしね。

 

<菊池> 次はジャパンCを予定しており、その後に有馬記念というローテですね。

 

<京介> 無事で行ってほしいと思うけど、おそらく今回のレースで消耗ダメージはないだろうし、そんなに仕上がりは苦労しないでしょう。

 

サトノノブレス

 

<菊池> 宝塚記念以来でした。状態はどうでしたか?

 

<京介> 馬体重は増えていたけど、スッキリ見せていていい動きだったと思うよ。ただ、今回はやけに内ばかり回る周回だったのは気がかりだね。1番で先頭を歩いているのに、前に行く気が乏しくてコーナーで何度も内の芝生をショートカットしていた。良く走る気が出たものだわ。

 

<菊池> 前日から中山で騎乗だった福永騎手。上手く立ち回りましたよね。

 

<京介> 内ラチ沿いが問題ないぐらいに、馬場が回復したのは大きかったし、逃げ馬のパスする時も一切詰まることなく問題なかった。カレンミロティックが追っ付けて4角後退したのはおそらく想定外だった騎手が多いはず。あの場面でちゃんと外に寄せていたのは正解だった。これはゴールドアクターマークなら自然とそうなるけども。

 

<菊池> この後は、さすがに難しいかな。

 

<京介> 天皇賞(秋)には出るのかな?高速決着になるようだったら。

 

<菊池> その後の金鯱賞が大目標なんじゃないかと思います。

 

ツクバアズマオー

 

<菊池> 追い切りを見ていて、絶好調だけは間違いないと思いましたが。

 

<京介> 多分滞在調整していた札幌よりも、良い仕上がりだったと思うんだよ。

 

<菊池> 出遅れましたが、上手く挽回した方ですかね。

 

<京介> 手綱を引っ張りながら、マリアライトの真後ろで付いて回れたからね。まあ、目標にすべき相手が明確で、無視していい馬も多いし、後手を踏んでもロスなく付いて回るルートだったから。

 

<菊池> 展開もそれなりに味方して、それでやっとの3着だったかなという印象ですが。

 

<京介> 条件は結構良かったのかもしれないね。サトノノブレスと速力勝負をして結構詰められるんだから。中山の重賞ではいつでも注意するべきかもしれない。

 

<菊池> 次はどこで狙えますかね?

 

<京介> 右回りコースの、差し比べ混戦になるレースがいいね。時計も速くない方がいいし。荒れ馬場になりやすい開催後半の重賞が何かないかな。

 

<菊池> 福島記念のことかー!…同意見です。

 

その他

 

<菊池> マリアライトは5着に敗れました。仕上りはどうでしたか?

 

<京介> 後肢もビシッと伸ばせていたし、腰も非常にまともで緊張感があった。なかなか良かったと思うよ。

 

<菊池> エリザベス女王杯に向けて、特に悲観する内容でもなかったような気がしますが。ただ、次もパンパンの良馬場だと不安が残りますね。

 

<京介> 過去にこの馬を推奨してきた流れからして、ハロン11秒台が連続する決め手勝負では良くないのは十分承知していたからね。この馬はよっぽどの大敗でもない限り、目を切らなくていい。牡馬相手じゃいつも馬力不利な小柄・細身の馬なんだから。

 

 

<教訓まとめ>

 

相変わらずG1帰りの馬が強力。使われている強みと言うものがほとんど存在しない。

 

先に年末までのローテーションを発表した上でここに出走する実績馬は、結構高いレベルで仕上げてくるものと考えて良さそう。

 

・サトノノブレスのようにこの条件を複数回使われて着順を年度ごとに上げるパターンはあるものの、カレンミロティックのように初めてこの条件に登場してきた高齢馬は戸惑いがち。仕上げやローテーションの事情でやってきたパターンばかりで、ほとんど来ないものと思ってよさそう。

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・ショウナンバッハ

…手応えが早くも一杯になって後退したカレンミロティックを上手く避けられず、4コーナー出口で挟まって後手を踏んだが、最後猛然と追い上げて結構差のない6着。ここ最近の中ではやっと復調気配かと思わせる内容だった。中山や福島が合うタイプで常に上がり最速を記録する馬、次走先行馬が必ず止まる大乱戦なら要注意。

 

<菊池>

・ツクバアズマオー

…今のデキをキープすれば、福島記念では勝ち負け。

 

~~~

 

<菊池> では、今回はここまでです。今週末はスプリンターズSとシリウスSを京介さんと展望していきます。

 

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