金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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京介・菊池グリグリの「京成杯オータムハンデ回顧!」
2016/09/13 17:50:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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京介・菊池グリグリの「京成杯オータムハンデ回顧!」

<菊池> 日曜日の中山では京成杯AHが行われました。今回も回顧していきましょう。

 

京成杯オータムハンデ回顧

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/75025

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 日曜日の中山は朝から雨。1Rが始まる頃には上がっていたものの、稍重で競馬が始まりました。

 

<京介> 都内ではまだ雨が強かったし、雨雲が停滞してなかなか動かず。中山競馬場は午前中の間はちょっと降っていたんだよね。だけどまとまった雨にはならなかった。合羽を着るほどの場面には出くわさなかった、というぐらい。

 

<菊池> 水はけの良い中山競馬場、2Rあたりの時計を見るとそんなに影響はないか?という感じましたが。

 

<京介> 内で粘る先行馬も4角で外を回す差し馬も、ほとんどイーブンぐらいだったでしょう。おまけにどのレースでも、勝ち馬の上がり3Fタイムが34秒台。標準から気持ち重い馬場かな?と言うぐらいで、脚を取られる水準の重たさは全くなかったと思う。

 

<菊池> 徐々に回復傾向で9R木更津特別からは良発表に。1000万下でしたが、133秒5という好タイムが出ていました。

 

<京介> このレースは10頭立ての少頭数だった割に、意外と逃げ馬候補や先行馬が揃っていたレースで、テンから速いラップを刻んでいた影響もあった。それにしても1000万でこの時計が出るか、と感心していた所。土曜日の中山2Rも速いタイムが出ていた馬場だから、その水準に戻った、ぐらいには感じていたよ。

 

 

<パドックについて> 


<菊池> シリーズ皆勤馬が数頭いる反面、上位人気は休み明けの馬が中心でした。

 

<京介> うーん、やっぱりサマーシリーズ皆勤馬は、馬格の良さやトモの張りはちゃんとしているんだけど、微妙に脚運びがぎこちなくなってしまう。それに比べて、休み明けの馬は張り艶もかなり良いし、歩きにスピード感がある。その差は出ていると思うよ。

 

<菊池> 疲労の表面化みたいなものはあるということですね。

 

<京介> だけど、横比較で言うならダノンリバティもラングレーも、全然悪くはないんだけどなあ。今回のようにグダグダに負ける「悪さ」が「パドックで出ている」とは一切感じられなかった。何より返し馬も確り力を込めて走れていたし。ラングレーは非常に良いバネで走れていたのに…。この目に見えない疲れとかいうものを、パドックのどこか特定箇所の動きで明確に判断できるようになりたいよ。脾腹やトモの筋肉がごっそり落ちている、なら一発でわかるんだけど。

 

<菊池> 上位人気馬に馬体重の大幅増減が見られましたね。

 

<京介> 上位人気馬というか、前走から間隔が開いた馬のことでしょ。ちなみに、その対象馬4頭ともまともに良い仕上がりだったと思う。馬体重の大幅増減があった馬が激走したというのは正確じゃなくて、使い詰めの馬は馬体こそ何とか維持していたけれども、みんな雁首揃えて大敗したから、休み明けの馬が相対的に好走したと考えたいね。

 

<レース展開について>

 

<菊池> バラついたスタートでしたね。最後にゲートに入った16番リーサルウェポンが最も大きな出遅れ。人気の10番ロードクエスト、5番ダノンプラチナも出遅れました。

 

<京介> 結構スタートの一歩目で横ブレが発生しやすい中山マイルだけれども、今回はみんなゲートから素直に真っすぐ出たね。出遅れたのはだいたい休み明けの馬。ダイワリベラルも、行き脚は案外甘かった。

 

<菊池> 対照的に良いスタート切ったのが3番カフェブリリアント。外の15番ペイシャフェリスも良いスタートでした。

 

<京介> これはカフェブリリアントのスタートというより、戸崎騎手のスタートセンスだろうな…立ち直っていたのかもしれないけど、次走乗り替わった時に騙されないようにしないと。

 

<菊池> 前は4番シベリアンスパーブが先頭に立ったところを、押して小牧騎手の7番ピークトラムが交わして先頭へ。外から9番ワキノブレイブと15番ペイシャフェリスがこれに接近していきました。

 

<京介> 競り合う様子がそれほどなくて、2コーナーに入る前に隊列はすぐ決まったような感じだったね。コーナーを回る頃にはほとんど隊列は縦長。競り合っていないけれども、ペースはやや速いという水準かな。

 

<菊池> 6番クラリティスカイも前へ。そして好位の内に3番カフェブリリアント。この集団を交わして前へ浮上したのが14番ダノンリバティ。

 

<京介> クラリティスカイは2列目確保したかったけれど、2コーナーで少し窮屈に。向正面では狭いのに馬が戸惑いながら、微妙な折り合いで3列目に下がっていく。

 

<京介> ダノンリバティはやはりスタート自体は並み。だけど陣営は、控えるよりは前で粘らせて勝負したいという指針なのかな。松若騎手も少し促して、掛かり気味ながら2列目の外へ進出。

 

<菊池> 1番ダイワリベラルが中団内。その外まで10番ロードクエストが押し上げて行きました。この馬としては、いつもよりポジションを取りに行きましたね。

 

<京介> いや、ダイワリベラルとロードクエストは、向正面の全体映像だと先頭と最後尾で割った真ん中に位置しているけど、パトロールビデオでは3頭づつ3列並んでるその後ろ4列目になるね。ある程度前の方に頭数がいた上で、11頭目ぐらいになる。「高い位置」とは表現しにくい方かな?と思う。

 

<菊池> そして5番ダノンプラチナは後方グループ。ロードクエストを見ながらというかたちでした。

 

<京介> う~ん、出遅れたにせよ58kgを背負ってロードクエストの後ろに居続けるというのはどうなのか…。ここを勝つなら、道中からロードクエストの外から被せて閉じ込めに動く必要はあったんじゃないかな。

 

<菊池> 前半600m通過は35.1秒でした。昨年よりはハイペースでしたが、1分32秒前後での決着が横行していた、馬場改修前とくらべればゆったりとした流れですね。馬場も踏まえてトータルで考えると、前半のペースとしてはどんなものでしょう?

 

<京介> 今回登場している馬の好走ラップで比較するとわかりやすいはず。中京記念で2着したピークトラムが先導して、関屋記念で2着したダノンリバティが2列目の外に構えることができたけれども、その中京記念よりも単純なラップは速いし、ダノンリバティも追走で余裕がない。

 

<京介> 現実、中京記念よりは速く関屋記念より遅い前半の通過ラップだけれども、この2頭が脚を溜められず坂の手前で止まってしまう結末だから、この2頭からすれば不本意なペースだったことは間違いないね。ピークトラムは後ろの組に脚を余らせる先導をするべきだったのに、実際は後ろにいた馬が脚を使い切る格好になったわけだし。

 

<菊池> その後も終始11秒台半ばのラップが続く、淡々とした流れでした。前の馬にとっては楽な流れじゃなかったですね。

 

<京介> そうそう。最初の2F3F目が速いのは中山マイルでは仕方ないけれども、そこから息を入れられず、前半と中間のラップ差が0.5秒もない。ずっと一貫したペースで進んでいたね。

 

<菊池> その流れの中、4コーナーあたりから徐々に後続も仕掛けて10番ロードクエストは外から浮上。これについていこうと、5番ダノンプラチナも動いていました。

 

<京介> うーん、さすがにこのタイミングは遅いよな…。55kgで出ている別定戦の時のような仕掛け。

 

<菊池> 外から動いたグループに対して3番カフェブリリアントはほとんど動かずロスのない立ち回りで直線へ。持ったままで坂の入口までは進路を確保する動きだけして、ワンテンポ遅らせて仕掛けていますね。

 

<京介> もちろんここはコーナー出口からみんな立ち上がりで手前を替えて追い出す場面だから、後ろから差すならどの馬も慎重になる所。だけど前走折り合いの難しそうな部分を見せていたのに、あんな狭い所、良く割って出て来れたもんだよ。

 

<菊池> 残り200m付近まで先頭をキープしていたピークトラムでしたが、外からマクった勢い衰えずに伸びてきたロードクエストに捕まります。

 

<京介> この速い流れで逃げた馬が坂上まで先頭で粘っていたのなら、素直にスピード持続力を評価しておきたい。だけどまあ、持たないよなこの流れだと。結構強い馬の競馬をしてしまったね。

 

<菊池> そこにスパートしてきたカフェブリリアントが内から遅いかかり、一瞬はロードクエストを差し切るかに見えました。しかし、ロードクエストは内から並びかけられてもうひと伸び。

 

<京介> ロードクエストは直線左手前に替えた後、ほんの僅かにフラついたから画面の角度のせいでね。少しそう見える。いや正直、この伸びの勢いは驚いたよね。ただ直線全体で見通すと、ロードクエストはほぼ勢い衰えることなく伸び続けていたよ。

 

<菊池> 3着争いはしぶとく伸びた5番ダノンプラチナが確保。

 

<京介> 58kgで勝負所の速力負けがあったとしても、ちゃんと坂を超えて惰性が続いたのは能力の証だね。ゴール寸前のフットワークもキレイだった。これは次も大丈夫そうな走りだと認めておこう。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分330。9R木更津特別が1分33秒5だったので1秒くらい速いかと思っていましたが、そこまででもなかったですね。

 

<京介> もうちょっとこの後も考えるけど、木更津特別がちょっと優秀だったかも。木更津特別の方が1000m通過ラップは速いから。

 

<菊池> シリーズ皆勤馬が3頭いましたが、いずれも掲示板に乗ることはできませんでした。

 

<京介> これはいつもの流れになってしまっているね。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ロードクエスト

 

<菊池> 休み明けでしたが馬体重は+2kg。しっかり仕上がっていたのでしょうか。

 

<京介> この馬はいつも歩様の硬さがあるけど、これは毎度のこと。キビキビ歩いてスピードを感じさせるほどならOK。仕上がりは申し分ないと言ってよいぐらいだったね。背中にも筋肉が張っていて、緊張感も十分だった。

 

<菊池> 1番人気らしい横綱相撲の競馬で勝ちましたね。池添騎手も自信があったとしか思えないレース運び。

 

<京介> 本当はこの時期の55kgは重たいんだよ。昨年このレースで3着したヤングマンパワー(重賞1勝+前走G33着)や、このレースを2012年に制したレオアクティブ(G21勝+G13着+前走オープン1着)がここに至るまでの履歴を比較して考えれば。

 

<京介> だけどマイルでこの競馬をすれば勝てる、と言う確信めいた所があったんだろうね。全然慌てていなかったし、4コーナー持ったまま、直線も舌がハミを越しながら一切走りのテンポが落ちなかった。

 

<菊池> 次走以降はいかがでしょうか。

 

<京介> まだまだやれると思うよ。今の古馬のレベル差もある程度測れたわけだし。マイルCSに向けては、持ちタイムの更新がカギになるね。

 

カフェブリリアント

 

<菊池> 今回は18kgと大幅馬体増でした。これまではデビュー戦の444kgが最高馬体重でしたが、今回はそれを更新しました。

 

<京介> いやあ、全然太目には思えなかったな。腹構えもしっかりしていたし、お尻も丸々として。一時期痩せて変な負けが続いたシーズンがあったから、別馬になって戻ってきたと考えていいんじゃないかと思うよ。

 

<菊池> そういうことになりますよね。レース振りも大幅に良化。

 

<京介> 直前の追い切りではほとんど掛かり通しで、あんなので「口向きの矯正に自信を持っている」なんてどの口が言うんだ?と思っていたけど、レースでは想像以上に集中力を示していたね。ダメな時はホントグダりがちなのが堀厩舎だけども、ここまでシャキッと一変するかと驚いています。

 

<菊池> 戸崎騎手の騎乗は何度見直しても素晴らしいものだったと思います。

 

<京介> そうそう。連勝中はほぼ全て馬群の外からグイグイと来るパターンばかりだったから、この馬の持ち味を馬群の内を捌きつつ示したというのは凄い。不器用だった馬が馬群を割ってきた!なんて驚きは、一昔前のペリエ騎手やデザーモ、スミヨン騎手で感じたものだったけど、久々にこれは凄い乗り替わりだったな、と唸らされたね。

 

<菊池> 一瞬でトップスピードに乗る反応を見せたこの馬も凄かったですね。というか、あんなに急加速が利くタイプだという意識があまりなかったです。

 

<京介> そうそう。ディープインパクト産駒のようにキレる脚ではなく、速い流れでグッと伸びるタイプだったはず。なので一応、今回のレースラップなら好走できる背景はあるよ。だけどそれを、馬群の内から上手く脚を使わせて、弾けるように伸びるとは思わなかった。今週は直線馬群が密集する所から、内枠で捌けた馬なんてほとんどいなかったはず。

 

<菊池> 次はどこに使うか?ですが、一時期のスランプは脱したんじゃないでしょうか。むしろ、6歳秋にしてこれまでで最も良いシーズンになる!?

 

<京介> 堀厩舎は、昔は高齢牝馬が長く活躍した例があったんだよ、スプリングドリューやビーナスライン、あとジョリーダンスまでか。これが2009年ぐらいまでの話で、厩舎として完全に軌道に乗ったここ数年間、もう直近の7年ほどはこういうタイプを扱っていないね。今後上手くいったとしても、今年の秋がラストシーズンじゃないかな?来年のVMまで使うかどうか。

 

<菊池> 常識的に考えれば、次のシーズンは???ですが、ちょっと気を付けたい1頭だと思いました。本格化した時のブルーメンブラッド的な怖さ。

 

<京介> だけどここに来て生涯最高馬体重、どっしりした形で出て来られたのは偉いと思う。何かしらタイトルを獲る所まで行ければいいんだけど…。

 

ダノンプラチナ

 

<菊池> まずは馬体重マイナス18kgという発表に驚きましたが、それでも前日よりオッズが下がる売れ方。つまり、状態は良かったということですね。

 

<京介> そうだね、スカッと見せた中でトモの筋肉は全く落ちていなかったし、細いかな?ぐらいでも十分に動けるタイプだから。ただ、飛節がグラグラするのは直ってないなあ。これがこの馬の味みたいなものだけれどもね。ソエはもう固まっているんだけど。

 

<菊池> 今回はさすがに久々と58kgの分でしょうか。それでも力は見せました。

 

<京介> 物足りないと感じているのは蛯名騎手だけのような気はするけど、それでもあと少しばかり上のレベルがあるとは思う。

 

<菊池> 次走はマイルCSに直行でしょうか。

 

<京介> これはそうなの?今のパフォーマンスのままだとまずいんじゃないか、と思うけどね。一線級相手に勝負するには。

 

その他

 

<菊池> 改めて、サマーシリーズ皆勤馬には厳しい、という結果が出ましたね。上位は3頭とも休み明けで、前走関屋記念組はクラリティスカイの4着同着が最高着順。

 

<京介> これはどうにもならん…と言うわけじゃないと思うのよ。中京・新潟・中山と適性が全部違いすぎるし、好走したらハンデをさらに背負わされる流れが苦しい。おまけに今年は、夏場が異様に暑すぎた。

 

中京記念と関屋記念がどちらも涼しい日に行われるなんて年もないですし。

 

<京介> 自分は冷夏だったらいつかは克服する馬が出る!とまだ思っているんだけどね。あと、競馬場の改装で、関屋記念と京成杯AHの舞台が一緒だったクラレントのパターンも覚えておくべきだし。

 

関屋記念が中山で開催されることがあれば…だけど、当面はないだろうなぁ。

 

<京介> ちなみに、サマージョッキーズシリーズで優勝争いを演じている騎手は注目すべき、と言う回顧を過去録ではしていたけど、こちらは十分注目すべき価値はあると思う。結果的に戸崎騎手はこの好走がなくても、デムーロ騎手を押さえてサマージョッキーズシリーズ優勝の運びとなったわけだけども、来年のために気を付けておこうということで。

 

<菊池> 昨年は大荒れ。中山開催時に限れば1番人気が負け続けていたレースでしたが、今年は急に堅く収まりました。

 

<京介> と言うか今年は、別の意義があったと思う。まだこの時期、NHKマイルC組の3歳馬は古馬相手に通用しない、と言うのが通例だったけど、今年の3歳馬は楽に古馬を越しているということでしょ。その意味での1番人気だったし、貫禄の勝利だったことも意義が深い。堅く収まったのは「世間が信頼した通りに結果が出る馬が、たまたまここに登場してくれていた」ための結果論だね。

 

<菊池> サマースプリントシリーズは北海道での二重賞が3歳馬によるワン・ツーでしたが、ここも3歳馬の勝利でした。札幌記念も、レインボーラインで3着できるのか!という結果でしたし。

 

<京介> そうだね。ニエル賞もひやひやだけどマカヒキが面目を保ってくれたし、G1前哨戦の重賞は3歳馬が荒らし続ける流れになりそう。

 

<菊池> 条件戦も含めて、この流れには注意していきたいですね。

 

<京介> それと今回は、夏場に複数回使っていた馬の疲労がだいぶ祟っている、というのもポイントだった。

 

<教訓まとめ>

 

・今年は3年前以前の高速馬場ではなくなって2年目。昨年のような超スローでも、今年のような緩まないペースでも、差しが決まりやすい馬場設定になっているものと決めてかかって良さそうな結果だった。有力馬も穴馬も、差し追い込み馬から選ぶべき。

 

今年の夏は猛暑続きで、夏場の連戦の疲労が相当祟っていた様子。条件戦でも重賞レベルでも、休み明けか下級条件上がりの馬優勢で、小倉&新潟帰りの馬の連敗が続いた。今年は例年以上に、使い詰めの馬のマイナスが大きかったことを踏まえて回顧すべき。

 

特定の地味騎手が連続騎乗となりやすいサマーマイルシリーズの動向よりも、実はサマージョッキーズシリーズ最終戦というのを重視すべきレースかも。今週の戸崎騎手は紫苑S、京成杯AHどちらも休み明けの馬に乗り替わりで好走。立場がやや有利の騎手が、相手関係を把握して勝負馬を送り出す陣営に丸乗りしやすいタイミングでもある。

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・シベリアンスパーブ

…かなり張り艶良く見せて体つきどっしり。良い気配だと映ったしハコ内を確保してレース運びも見事だったが、ピークトラムが邪魔で直線上手く追い出せず。レース後は「夏場が良くないかも」の話。実際、通年では見た目よりも走らずアテになりにくいキャラだが、毎年10月から12月にかけて一度は馬券になる馬で、涼しくなってからやっと動くタイプ。時計の掛かる馬場でタフなレース展開なら、すぐに変わっていいぐらいのデキにあるので注意。

 

<菊池>

・ダンスアミーガ

…シリーズ皆勤のお疲れもあるが、やはりサウスポーという面が大きい感。リフレッシュを挟んで東京開催の出走があれば。

 

・トウショウドラフタ

…出遅れながら上がり2位タイで6着まで追い込み。この馬らしさは発揮できた。こちらもサウスポーの気があり。富士Sでは気にしたい。

 

~~~

 

<菊池> では、今回はここまでです。今週末はセントライト記念とローズSを京介さんと展望していきます。

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