金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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京介・菊池グリグリの「札幌2歳ステークス回顧!」
2016/09/06 22:19:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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京介・菊池グリグリの「札幌2歳ステークス回顧!」

 

<菊池> 土曜日の札幌では札幌2歳Sが行われました。こちらも回顧していきましょう。

 

札幌2歳ステークス回顧 

札幌2歳ステークスの展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/ 74197

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 最終週の札幌は、週中に台風がありましたが何とか持ちこたえて、芝・ダともに良馬場でスタートしました。

 

<京介> これは何よりだね。どうやら30℃にもならなかったようで、久々に涼しい気候だったそうで。

 

<菊池> 馬場のクセとしてはどうだったのでしょう。

 

<京介> いやあ、とにかく見た目にかなりボロボロだったよね。今週出走馬が大挙して札幌に滞在していたから、芝コースも調教で使って一気に悪くなったのかな?先週の感覚だと、ここまで悪かったか?と思うぐらい悪化していて、時計もかなり掛かっていた。1周ぐるっと内ラチ2頭分ぐらいは芝が剥げた部分がだいぶ見られたよね。1000万の芝1200m194か。これは函館開催で一番時計が掛かっていた時ぐらいに遅い。

 

<菊池> 案外、外差しも決まらず…ということで。

 

<京介> 馬場の内を転圧やら何かで手を施したから内有利、と言う状況ではなく、全面的に馬場が荒れていて外を回しても大して格差がないから、結局荒れた馬場を突っ切った逃げ馬や1列目が残ってしまう、という状況だったと思う。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 今年はコスモス賞勝ち馬が不在。目立った良血馬や評判馬もいませんでした。

 

<京介> 仕上がりは正直、そんなでもなかったような…。というか、ちょっとばかり間隔が空いたタガノアシュラが、良くなるどころか背中が垂れて姿勢悪く見えたなあ。少なくてもいい肉付きではなかったと思う。

 

<菊池> うーん、そうでしたか。

 

<京介> その他に目立った馬がいてそう言うのか、と言われると全然そんなことないし、ひょっとしたら1000万下に馬体で見劣る馬ばかりだったかもしれない。タガノアシュラも含めて、いい状態でレースを迎えられなかったのかな、と思うよ。

 

<菊池> 難しいですね。この夏の天候のせいもあったのでしょうか。

 

<京介> あとから考えれば、函館デビュー馬はこういう、休み過ぎ=調教負荷が少なすぎる滞在期間が長すぎでダメになってしまうパターンがあるから、不利なのかなと思い当たるね。

 

<菊池> ずっと滞在調整だと、なおさらそうかもしれませんね。牧場に出ることができても、トレセン近郊の外厩とは設備やスタッフも違いますし。

 

<レース展開について>

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<京介> 札幌はファンファーレが鳴ってゲート入りが始まってから、ちょっと時間が掛かったなあ。奇数枠の馬はスイスイ入ったんだけど、偶数の馬が入るとやたら煩くなる馬が目についた。ブラックオニキスが最後に入る頃で1分経過。大外枠最後入れのブラックオニキスにとっては、ちょっとばかり有利になったかもだね。

 

<菊池> バラついたスタートになりました。3番インヴィクタ、4番トリオンフが出遅れ。8番タガノアシュラも良いスタートではありませんでした。

 

<京介> タガノアシュラはスタートで挽回するのかと思いきや、手綱を引いて引っ張る仕草。それと直前2番人気だったディープウォーリアも出遅れ。結局上位人気馬は揃って1コーナー最後尾から、と言う波乱の出だしになった。

 

<菊池> その中で良いスタートを決めて積極的に先頭に立ったのが5番トラストでした。最初の100mであっという間に2馬身出てラチ沿いに入って行きましたね。

 

<京介> 強い意志を感じる逃げではあったけど、有力馬が出遅れしまくりだったし、他の馬の行き脚がかなり遅かったというのもある。

 

<菊池> 2番手に7番アンノートル、2番ジャコマルが内から。外からは13番ブラックオニキスも前へ。というところで、前の隊列はあっさり形成されました。

 

<京介> 1コーナーでは横に5頭並ぶような感じだったけど、速いペースで競り合うことはせず、隊列なりに自分のポジションを確保したと言う感じ。

 

<菊池> その頃、タガノアシュラは出遅れた挙句引っかかり、鞍上と折り合いが付いていません。

 

<京介> スタート後に他の馬が進路を封じて行き場がなかったこともあるけど、馬が嫌がって1コーナーまでフラフラしていたね。先に悪いもの全部出し切って、これ以降で立て直そうとはするんだけど。

 

<菊池> 先頭に立つのが早かった分、息が入るのも早かったでしょうか、3F目からは12秒台半ばのラップを刻んで行きました。

 

<京介> ずっと単騎で行けているから自分の世界に入っていけるし、トラストは行きたがる格好だったけど柴田大知騎手は上手くペースダウンを促せていたよね。

 

<菊池> 向こう正面での人気馬は、6番手あたりに12番アドマイヤウイナー。その後ろに9番コリエドールがいて、8番タガノアシュラはその直後の外。さらにその後ろに3番インヴィクタが続いていました。

 

<京介> ペースが遅いのにそれほど固まった集団ではない。だいたい人気馬はすぐに動ける隊列外めに陣取っていた。

 

<菊池> 前半1000m通過は61.6秒。そこまでスローという流れでもなく、良馬場の札幌2歳Sとしては平均かややスローくらいでしょうか。


<京介> いや、毎年このレースが標準より遅めのスローになりがちで、今年もそうなったという解釈でいいでしょう。例年と比べて一緒ぐらいだから平均、と言う考えではなく、例年並みに遅いと。

 

<菊池> コーナーでのマクリも入らず、トラストにはプレッシャーが掛からないまま直線へ。残り200mでも2馬身差を保っていて、後続もなかなか差を詰められません。

 

<京介> トラストの手応えがいいから、3コーナーではブラックオニキスの位置でも後ろだなあと思っていたぐらいだし、後続は完全に手ぬるい追走だったよね。

 

<菊池> 残り100mでは、もはや逃げ切りは確定的で、注目は2~3着争いに移るところ。粘っていた11番エトルディーニュ、7番アンノートルが一杯になり、ジリジリ伸び続けた8枠2頭が代わって浮上。

 

<京介> 4コーナーではアンノートルが行けたかと思いきや、直線で止まってしまうのよね。この8枠2頭も、タイミングとしてはディープウォーリアが外を大回りしてタガノアシュラが押し上げてきてから追い出している。

 

<菊池> 8番タガノアシュラは出遅れ、掛かって外回し。8着に終わりました。

 

<京介> ゴール前5頭ぐらいで争った熾烈な5着争いの一角にはいたから、脚が上がったわけではないんだけども…。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分49秒9。ごく平均的というか、まぁまぁくらいですね。イーブンペースで淡々と逃げ切ったといったところでしょうか。

 

<京介> 逃げ馬がこの上がりだと、中団後方位置の馬が2~3頭外から飛んできてもおかしくないんだけどね。ただまあ、後ろの組は「どうせバテる」と思っていたんだろうし、隣で並んで追走していた有力馬同士で駆け引きをしているつもりだったんだろうなあ。

 

<菊池> 逃げたトラストの上がり4Fが48秒3。じゃあ何か、タガノアシュラに乗っていた武豊騎手や、その他の人気馬は、今の馬場とその馬で上がり4F46秒台で上がるつもりだったのかと言いたくなるね。池添騎手や浜中騎手も、3コーナー進入の最初ぐらいまで手が動いていなかったし。

 

<菊池> ペースが読めなかったというよりは、ちょっと前の馬を軽視し過ぎた結果ですかね?

 

<京介> まあ、前がバタッと止まるの前提で考えていたんだろうけども、時計を測れない騎手が多いなと改めて実感してしまう結果だったね。上位人気馬の能力が低く、仕上がりも半端だった可能性があるけど、それに加えて人気馬がみんな仕掛け遅れをした。そうまとめても良さそうだね。

 

<菊池> 2歳重賞の掲示板が全て5番人気以下というのはグレード制導入後、初めての出来事だそうです。

 

<京介> 遡って過去歴を見てみたら、確かに毎年1番人気の安定感は凄い高いはずの重賞だったんだね。ここまで人気馬が全ていなくなったのは初めてだったと。

 

<菊池> 終わってみれば、クローバー賞組のワン・ツー。そして馬連18,120円の万馬券でした。

 

<京介> だけど今回のレースも凡戦に近いし、クローバー賞がレベル高いレースだったとは、全然思わないんだけどもね。

 

<菊池> では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。

 

 

トラスト

 

<菊池> やりましたー!()


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<京介> これは菊池くんお見事!目の付け所がシャープだったね。

 

<菊池> 懐かしのキャッチコピーが()

 

<京介> 中間が札幌滞在で順調だったと言われても、こっちとしては中1週しかなくて何が変わるんだとばかり思っていたけど…。いや変わるもんなんだねえ。自分はクローバー賞で見たぎこちなさが印象に残り過ぎて、ほぼ目を切ってしまっていたよ。

 

<菊池> 今回もパドックで見たら肩の出がゴトゴトしていて、ちょっと「あれ?」って思いましたけどね。でも、発汗も大したことなく、落ち着いていたのはよかったと思います。

 

<京介> 長距離輸送や直前輸送の負担というのはとてつもなくデカい、精根尽き果てたレースをしたわけじゃないなら(関係者の努力ありきとはいえ)2週間で戻せるというのは、教訓として残しておこうと思う。

 

<菊池> ただ、相手が荒れすぎて馬券はちょこっと押さえた単勝のみ…。

 

<京介> 札幌2歳Sのような能力こそが結果に出やすいレースで、人気勢総崩れとは思わないよねえ…。専門紙上でも、トラストに印を打ってブラックオニキスが抜けたり、その逆の印を打っていた人も目についたね。それだけおかしな魔空間が発生した結果、と回顧することもできるけど。

 

<菊池> とにかく今回は前走から大幅に好転していました。

 

<京介> 柴田大知騎手はかなり良い手応えを得ていたそうだけど、返し馬が全然違っていたのかな?

 

<菊池> それでもパドック映像では前肢の出が硬いように見えましたし、まだ変われる余地はありますかね。

 

<京介> 飛節の折がかなり深くて、四肢ともに異様に硬い歩様なんだよね。だけど2歳時はかなり緩めで古馬になってグンと変わってくるスクリーンヒーロー産駒が、この時期から動けるということは、やっぱり高いスピード性能あってのものかなと思う。柔らかさを徐々に獲得していく流れになるのかなあ。

 

<菊池> 今後は距離延長への対応が課題でしょうか。今回、思い切り逃げたところを見ると、今後も逃げ馬で行くってことですよね。

 

<京介> いやどうだろう。河津厩舎のままでここも敗れたと仮定すると、自由にレースを選択できる立場ではないから、どうしても結果を残したい事情は絶対にあるじゃない?今の気性を踏まえたうえでアドリブ込みの逃げの手だったと思う。

 

<菊池> 「前走は鞍上が余計なことした」みたいなコメントも出ていましたから、今回は逃げる予定で逃げたと思いますよ。

 

<京介> 何か立場や環境が替わって、捨てレースを使える場面であれば、もう一度控える競馬を試すんじゃないかと思うけれど。まあその前に、行きたがる気性と、勝負所で物見する・遊んでしまう癖ね。これを何とかしないと。

 

<菊池> 今後は、栗東の中村均厩舎に転厩して、日本ダービーを目指すそうです。英ダービーではなく。「だったらPOGで指名したのに!」という声があちこちから聞こえる予感()

 

ブラックオニキス

 

<菊池> いやー、何か軽視されてましたよね。よく考えたらトラストを本命にするなら相手に拾えよという話だったかとも後では思うのですが。

 

<京介> 小柄で馬体も非常に薄くて、スピード感よりも非力さの方が顕著な馬だからなあ。それに前走の勝ちタイムが悪かったのも、印象が良くなかった。トラストに逆転されるの確実、と思った人はなおさら軽視したんでしょう。2勝馬としての性能評価が必要か?という判断をされていたんだろうし。

 

<菊池> そうなんですよね。

 

<京介> だけどレースに出てみれば、あの混戦の中から手応えが悪くても競り返す根性が良かった。ここら辺は、レース数を多く消化して2勝している強みが出たよね。滞在調整の適性があったとも言えるし。

 

<菊池> 408kgの小柄な牝馬。大外枠に入ったこともあってちょっとここでは買いにくかったですね。

 

<京介> 外を回るにしても、あれだけ小さい完歩じゃなあ…と考えてしまうね。

 

<菊池> 加藤和宏厩舎で地味な血統ながら頑張る牝馬といえば、ハナズゴールが思い出されます。

 

<京介> 加藤和宏厩舎は今年2勝しかしていない、すなわちこのブラックオニキスで稼いだ分しかリターンがないってことでしょ。厩舎一番馬的な考えで、この馬に厩舎が全力投球するのも分かるわなあ。

 

<菊池> 既に6戦しているので、今後は成長面がカギでしょうか。

 

<京介> こういうタイプは、重賞で掲示板に載れる程度に走れるようなら、上がり目が薄そうに見えるからとバカにしない方がいいよね。

 

アドマイヤウイナー

 

<菊池> こちらは新馬戦評価がよかった割には人気になりませんでしたね。ワークフォースのせいでしょうか。

 

<京介> 他の馬に人気が寄った分、この馬は割を食ったような感じだよね。基準人気では単勝10倍切っている馬なんだけども。専門紙の印もそこそこ振られていたのに、当日は軽視された。

 

<菊池> ワークフォース産駒として重賞で馬券になったのは二度目です。

 

<京介> これがね。どうしても軽んじられてしまう要素ではあるよね。

 

<菊池> なかなかしぶといですが、ジリ脚なのでこの後は適条件があるやら?と思うのですが。

 

<京介> この馬は流れに乗れていた方だし、力は出したでしょう。ダートで潰しが効くか、あるいは来年の函館札幌で2勝目を狙えるようなら、と言う感じ。

 

その他

 

<菊池> タガノアシュラはクローバー賞のトラストのようにチグハグな競馬でしたね。

 

<京介> 出遅れから意外と挽回できなかった、追走ペースが上がらなかった、というのが敗因の主なところだろうけど…。大事に乗ってくれというたぐいの指示が、下手に武豊騎手の動きを縛ってしまったかな。ただ仕上がりが半端だったのは間違いないのでは、と思っているよ。

 

<菊池> インヴィクタも特に見せ場を作れず。

 

<京介> ハービンジャー産駒はいっつもこんなんだけどね。レースだと出遅れて、モタれ通しで上手く押し上げられずという様子だったそうで。

 

<菊池> これ、全体的にただの低レベルっていうオチもありますか?

 

<京介> レース後コメントから、レース前・あるいはレース中とやたら入れ込んでいたという談話がかなりあるけど、テレビ中継で映っていないところで、何か事件でもあったのかね?追い切り週の札幌競馬場に台風が急襲してきてまともな調整ができなかったと言う話も聞かないんだけど…。

 

<菊池> 言わないだけなんじゃないの?という疑念が湧くほど…。

 

<京介> 人気馬がみんな、まともでない状況下でレースに出されて、新馬戦で見せたパフォーマンスすらも出せなかったというのは、間違いないみたいだね。

 

<菊池> そうですよね。やはりクローバー賞のワン・ツーがスライドする結果なんて変だし。

 

<京介> その上で、人気馬が全員出遅れて、後方で睨み合い。動き出しも遅かったため、前の組がまんまと楽して押し切ったという展開が、今回のオチだったということかな。

 

<教訓まとめ>

 

・新馬戦を逃げてスンナリ勝った馬は、今回のように相手強化で不意に違う流れになった時に対応できないことが多く、過信は禁物。昨年のアドマイヤエイカン・プロフェットはともにそういうタイプだったが、長期的に集計すれば過剰人気傾向なのは明らかなので、いつでも疑いの目を向けた方がいい。昨年の結果にくじけず、むしろ今年も裏を取る考えで臨むべきだった。

 

・最近の2歳戦は騎手や厩舎、生産のプロフィールで過剰人気することが多く、地味血統やたたき上げタイプは軽視されがち。全体に強烈な馬が出ず低調な今年の2歳戦は、レース振り評価の方が通用している。レース振り平凡な良血馬が、今年は一番危ないキャラかも。

 

・常に素質と伸びしろ期待で新馬勝ち馬が評価されやすいレースである反面、前走オープン(コスモス賞またはクローバー賞)好走馬は底が割れたと思われるのか評価されにくい。札幌2歳S過去10年でクローバー賞勝馬は5頭いて4頭が3着以内。大幅な上積みがなくても指数が平凡でも、レース下手な馬よりはるかに安定感がある存在だと捉えるべき。

 

・同時に、前走北海道での新馬勝ち馬でワンツーすることが少ないレースでもある。それだけレースを使ってきた経験が上回りがちで、新馬から伸びしろを得るのが難しい環境である、ということ。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・トリオンフ

…馬体はかなり良く見えた。四肢が長めで体格も良い。スピードセンスも高いはず。しかし現場では全く落ち着きがなく返し馬でも暴れっぱなしだったようで、レースも最後方で掛かって頭を上げてばかり。まともに調整できればすぐにでも2勝目を挙げられる馬だと思う。

 

<菊池> 

 

・アンノートル

…ラストの止まり方は距離か。距離短縮の自己条件で。ダート替りなども視野に。

 

~~~

 

<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は京成杯AHと新設重賞の紫苑Sを京介さんと、セントウルSはオクノさんと展望していきます。

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