金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
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京介・菊池グリグリの「キーンランドカップ回顧!」
2016/08/30 18:53:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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新感覚の競馬新聞・『競馬チェック』については、こちらから

京介・菊池グリグリの「キーンランドカップ回顧!」

 

<菊池> 日曜日の札幌ではキーンランドカップが行われました。こちらも回顧していきましょう。


キーンランドカップ回顧 

キーンランドカップの展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/ 73536

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 札幌は土日ともに雨も降りませんでした。

 

<京介> 台風様のお気持ち一つだったとはいえ、ここまで外れるなよ!と言う感じだわ。確実に東北直撃みたいな進路予測だったじゃないの…。

 

<菊池> 馬場のクセとしてはどうだったのでしょう。

 

<京介> やっぱり先週の重馬場から完全復活とはいかなかったね。見た目にだいぶ内側が荒れていたし、ちょっと外枠が有利な感はあったかな?馬群がバラけないのなら、その外を回っていた馬が上手く惰性に乗れていた。基本は4角先頭、揉まれずにコーナーで押し上げる馬がいい状況だから、確かにある意味ダートのような馬場だったかもね。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 今年は古馬が元気なく、3歳馬が大挙&上位人気となりました。

 

<京介> そうだね、1・2番人気が3歳馬。このレースに5頭も3歳馬が出走するのも、どちらかというと珍しいことだったっけか。だけどパドックを見たら3歳が人気してしまうのも納得するところはあったね。古馬は脾腹がだいぶ寂しい馬ばかりで、肉付きがしっかりして風格を見せている方が3歳馬だったりしてたからね。

 

<レース展開について>

 

<菊池> ややバラついたスタートでしたね。中でも、前に行きたかったはずの1番セカンドテーブルが出遅れてしまいました。

 

<京介> 躓いたファントムロードと接触したのがダメ押しになったけど、そもそもあんな2馬身遅れちゃうようじゃねえ。デキも下がっていたのかな。

 

<菊池> 11番オデュッセウスや9番サトノルパン、人気の一角だった5番ソルヴェイグも良いスタートではありませんでした。

 

<京介> 隊列がすぐに決まったわけではないんだけど、やっぱりスンナリ行けた馬が勝負になっていたから、ソルヴェイグはこれが尾を引いたね。押して1列目に挽回すればいいんだけど、丸田騎手の判断を迷わせたかな。アクティブミノルがすごくいいスタートを切って、前に入られちゃったからね。

 

<菊池> 10番アクティブミノルが押してハナに立ちかけたところ、内から行き脚のついた4番シュウジがスッと交わしてハナに立ちました。

 

<京介> これは最初からの積極主張ではない。いいスタートを決めた上で、周りを見つつの促し方だったね。今の馬場で2列目のハコにいるのは良くないと思ったのかもしれないし、アクティブミノルが全然速くなくて隙だらけだったんだろうね。1列目の外に有力馬がいないと確認したうえでの選択かも知れない。

 

<菊池> その後に8枠の2頭。13番ナックビーナスと、その外から14番ブランボヌールが追走。5番ソルヴェイグも巻き返して5番手の位置を取りました。

 

<京介> 躓いたファントムロードが挽回して2列目に盛り返したぐらいだから、やっぱりテンは速くなかったんだろうなと。

 

<菊池> そして内から3番エポワス、12番レッツゴードンキはこの中団グループの外で宥めていました。

 

<京介> レッツゴードンキは引っ張り切りで、内のエポワスはずっと促しつつと、ちょっと対照的だったけれどもこれは馬場かな?内ラチを進む列の馬は、みんな手応えが悪かったね。

 

<菊池> 前半600mの通過は34.1秒。馬場を考慮してもこのメンツとしてはややスローペースでしたか。

 

<京介> キーンランドCはだいたいこんなものだよね。テンにあまり競り合わないから前後半イーブンのペースになりやすい。だけどこの流れで23頭ほどの縦列だから、4列目より後ろは遅すぎたでしょう。

 

<菊池> 流れが落ち着いて道中での動きはほぼなし。シュウジも前走に比べると折り合いがついて楽々でした。4コーナーで先に苦しくなったのは58kgを背負うアクティブミノルの方でしたね。

 

<京介> スタートが良かったから相手を見て脚を溜められると思いきや、やっぱり騎手の思惑よりも斤量が響いたと言うオチだね。

 

<菊池> ほぼ隊列に動きがないまま直線へ。シュウジは2馬身のリードをキープして、外から浮上は8枠2頭。5番ソルヴェイグは窮屈になり、ちょっとスパートが難しかったですね。

 

<京介> まず目の前の1列目は手応えの悪い58kgアクティブミノルと切れ味がないナックビーナス。そしてその外で蓋をするように戸崎騎手のブランボヌール。丸田騎手は4コーナーでは外に出したい様子だったから、これは戸崎騎手のブロック+スパートタイミングも上手いんだよね。ソルヴェイグはコーナー出口はしばらく包まれて、ワンテンポ遅れてアクティブミノルが垂れた所を突く形になった。前走と違うリズムの、よそ行きの競馬になっちゃったのは否めない。

 

<菊池> シュウジが振り切りにかかる中、外から鋭く伸びてきたのがブランボヌール。さらに、その外からはレッツゴードンキ。

 

<京介> 今日の札幌の流れだとあの形が伸びるんだよね。外から惰性をつけつつの2列目3列目が。

 

<菊池> 最後はトップスピードに乗ったブランボヌールがゴール前50mでシュウジに並びかけて、交わしました。3着争いは内を伸びたソルヴェイグを、レッツゴードンキが差し切って浮上。

 

<京介> ブランボヌールは交わすまで鞭を連打、交わし切ってから手応えはまだ余裕と言う感じだった。反応は重たそうなタイプなんだね。これは確かに荒れ馬場の方がいいかも。レッツゴードンキは短距離で差す形がやっと板についてきたね。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分8秒5。過去には1分7秒台の時計も出たことのあるレースなので、やはりメンバーが低調だった分か平凡でしたね。

 

<京介> でも馬場も悪かったんだろうと思う。今週は後半2F平均が24秒以上掛かるレースも多かったし。それと直前10R1000万下より1秒速いのなら、まあ面目は保っているんじゃないかな。

 

<菊池> 馬場の影響の方が大きかったですか。

 

<京介> 3歳夏の短距離馬の性能なんて普通大したことないから、歴代で比較すればこんなものでもまずまずじゃないかな。本当はシュウジに歴代の優勝馬並みの性能を求める方がおかしいんだよ。それに、3歳馬が展開を握って3歳馬が差してきたんだから、古馬はホント仕事しなかったよね。

 

<菊池> そして、前半が緩んだ分、上がりは速くなりました。

 

<京介> そりゃそんなの斤量の軽い馬が有利になるわ…とは思う。だけどその分、このペース配分で導いたモレイラ騎手は見事だったね。

 

<菊池> では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。

 

ブランボヌール

 

<菊池> 札幌のダートコースで良い追い切りを見せていたこともあってか、2番人気の支持を集めていました。

 

<京介> 3歳でマイル前後の距離を走っていた時は、かなり体を減らしていたから、それが戻っていたのも良かったね。体が大幅に戻っていた上で、あれだけの追い切りを見せられたというのは、取材していた人たちにかなりの好印象を与えたんだろうなと。

 

<菊池> スタートから一貫して集中力の高い走りを見せていましたね。勝った戸崎騎手も、「気持ちよかった」という感じの笑顔を見せていました。

 

<京介> 戸崎騎手は今週の札幌遠征、まずまずの馬は回っていたのにずっといい所がなかったし、WAJSでは完全に圏外だったからね。そこでモレイラ騎手の連勝記録を重賞で断つ大仕事だったんだから。

 

<菊池> シュウジ・ソルヴェイグと比較して有利な51kgでしたね。やはり、古馬が弱ければ3歳馬の斤量は有利。

 

<京介> この大外枠を完璧に活かしたのもあるよね。マークされるのはシュウジの方だし、思ったよりも外回しのロスもなく運べたのが大きい。

 

<菊池> このあと、いつ狙えるか?は難しそうな…。次の夏かもしれませんね。

 

<京介> でも馬体回復したのはポジティブに考えられるから、どこか1400mでも我慢して走れないかな?とは思うんだよ。牝馬限定戦の古馬勢はかなり弱いと思うし。

 

 

シュウジ

 

<菊池> 今回は遂に抑えることをしませんでした。

 

<京介> でもどうだろうな、モレイラ騎手に全権委任したんだから納得して欲しいよね。これで悪い癖が残っちゃう…なんて苦々しい思いで見ているかもしれないけど。

 

<菊池> 楽に逃げて、最後まで粘りましたが押しきれず。今回は悪い結果ではありませんが、先に向けてはどうなのでしょう。

 

<京介> そうなんだよなー、気性の悪い馬で切り札を切った形だし、流れも完璧に近い運びだったから。これ以上の結果を求めたいのなら、やっぱり関係者が頑張ってこの馬の悪い気性を直しきらないと。

 

<菊池> もう少し、成長してこないと古馬相手の重賞で斤量恩恵がなくなると苦しいですかね。

 

<京介> 今のところの判断はそこらへんに落ち着くよね。ただ、今年は古馬のレベルはどうなんだ?と言う問題があるし、年明けにはもう今の古馬は圧倒するんじゃないの、と楽観的に考えているんだけど。

 

レッツゴードンキ

 

<菊池> ペースが上がらなかったのは、この馬にとって有難かったのでは。良い位置を追走できました。

 

<京介> というか、気性の難しさをここ数戦は全く出していないよね。コントロール不全に全く陥っていない。岩田騎手は何かコメントして欲しいなあ。これまでにない手応えの良さがあっただろうし、今シーズンの展望を描ける良い結果だったんじゃないのかなあ。

 

<菊池> 上がり勝負になれば、さすがにこれくらいはやれますね。55kgながらよく頑張りました。

 

<京介> 短距離とは言え、折り合い面で大きな改善が見られたことは、改めて着目したい。相手次第で指数通りの力を出す、計算の立つ馬になったんじゃないかと。

 

<菊池> ただ、この後はどうでしょうね。阪神カップで外枠…とか、どうでしょう?

 

<京介> まあ、番組次第じゃないの。まずはどこかで勝ち星を拾いたい。力の足りる番組があるかどうかでしょう。

 

その他

 

<菊池> ソルヴェイグは微妙に流れに乗り損ねましたね。前走が目一杯うまく行ったあとだっただけに。

 

<京介> 出遅れは正直考えていなかったなあ。シュウジより前にいるものとばかり思っていた。丸田騎手は7連勝しているモレイラ騎手を背中に背負う展開では、運びたくなかったのかな。

 

<菊池> ナックビーナス5着も含めて、出走5頭の3歳馬のうち4頭が掲示板に。これまでのキーンランドカップって結構古馬が強かったんですよね。何かの弾みで今回はメンバーが揃わず…だったら斤量分で3歳が有利だよ!ということでしょうか。

 

<京介> 実際、過去の履歴だとスプリンターズSで通用するのは、猛烈なハイペースの消耗戦になった時の勝ち馬。北九州記念やセントウルSとでメンバーが割れて半端な馬ばかりなら、緩い流れになる。今年は後者だったと考えてもいいね。

 

<菊池> 古馬のメンバーレベルがまともなら、やはり3歳馬は苦戦するんじゃないかと思うのですが。

 

<京介> それと、遅い流れだったからと言って、このレースは決して3歳有利に転ぶことはなかったんだけどね。今年は世代間の格差もあるんじゃないかな。

 

<菊池> サマースプリントシリーズの態勢はほぼ決しましたね。ソルヴェイグとシュウジはさすがにセントウルSに使うことはないでしょうし、レッドファルクスも使う予定はありません。あとはバクシンテイオーがセントウルSに出て勝ったりしない限り、ベルカントの優勝ですね。

 

<京介> 僅かな可能性がバクシンテイオーに残っただけなのか。それじゃあまあ、ベルカントは大手を振ってスプリンターズSに向けてのみの調整になるはず。これはいい材料と捉えよう。

 

<教訓まとめ>

 

WAJS3戦が終わった直後というのが、どちらにも出走している騎手にとってしんどい場面。WAJSでは大敗続きでもうノーチャンス、このキーンランドCは有力馬に騎乗と言う騎手はプラスに考えてもいいかも?

 

・函館スプリントS1回函館の序盤にあり、このキーンランドC2回札幌の後半。2か月近く北海道に拘留され続けた馬は、やはりデキがよろしくない。函館スプリントS→函館か札幌で1戦→キーンランドCのローテーションはまず来ない。放牧に出てしっかり充電し直すべき。

 

今年は函館滞在組の完全撤収が824日のリミットとなっていて、24日まで函館で粘った馬は輸送が響いてしまった様子。結局はシュウジを火曜追いに切り替えた須貝厩舎の判断が正しかった(調教映像がないという致命的なミスも発生したが)。実はしっかり追い切りをしにくい事情がある週というのも、頭に入れておくべき。ブランボヌールのように、1週前まで栗東にいた方がいいのかも。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・オメガヴェンデッタ

…後方から進んで直線は壁で詰まる不利あり。武豊騎手はWAJS優勝争いの真っ最中だったので、この馬への集中力も落ちていた可能性も否めない。ただそれ以上に、どうもこの馬は北海道入り初戦しか力を発揮できず、滞在してもデキが全然上向かない。昨年も今年も太目だった。短距離重賞で足りる実力は既に示しているだけに、北海道でのダメ調整が祟ったと考えたい。栗東に戻ってみっちり乗り込んだ初戦に注意。

 

<菊池> 

・アクティブミノル

…夏の1200m重賞で58kgを背負わされた馬は条件好転で巻き返して好配当を生みがち。次走、人気なくても押さえたい。

 

~~~

 

<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は新潟記念と札幌2歳Sを京介さんと、小倉2歳Sは久々にオクノさんと展望していきます。

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