金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

たま~にオクノも登場します

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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京介・菊池グリグリの「新潟2歳ステークス回顧!」
2016/08/30 18:20:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

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週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。



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16
年夏競馬号

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新感覚の競馬新聞・『競馬チェック』については、こちらから

京介・菊池グリグリの「新潟2歳ステークス回顧!」

<菊池> 日曜日は新潟2歳Sが行われました。今回も回顧していきましょう。

 

新潟2歳ステークス回顧

 

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/73494


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ガチンコ予想のジャッジもバッチリ!


<天候・馬場について>

 

<菊池> 新潟は、結果的に土日とも雨が降らなかったんですか?

 

<京介> 金曜日入りした新幹線の、新潟県境通過中ぐらいには降っていたはずなんだけどなあ~。土曜日に曇っていい風が吹いてくれたぐらいで、日曜日は雲一つない青空だったね。いやあやっぱり夏の新潟は暑かったわ。

 

<菊池> さすがに新潟2歳Sをやる頃になると馬場も徐々に傷んで来ていますね。

 

<京介> スタンド2階ぐらいでもう直線内目が悪いのはハッキリわかるし、3階ぐらいから見下ろすともうあんなに芝が剥げていたんだと実感する感じだね。レースではまだ直線内を突く騎手もチラホラいるんだけど、全く伸びていなかった。

 

<菊池> 毎年この頃に一気に外に寄りますね。

 

<京介> 先週はそうでもなかったんだけど、今週は全体的に外枠がかなり有利だったね。これを土曜日のうちに気づけていれば…。馬群の中から勢いよく割る、と言う末脚の伸ばし方が一切見られなかったように、やっぱり内から5頭分ぐらいまでは、馬場で脚を取られる影響が間違いなくあったはず。500万下の古馬でも微妙だったんだから、2歳夏の若駒に馬場の内を突っ切らせるのは結構タフだったはず。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 人気は割れに割れていましたが、パドック全体の印象としては、例年と比較してどうでしたか?

 

<京介> いや、ちゃんとした人気馬がいた年ですら、勝つ馬がちょっと注目を浴びるぐらいで、パドックの感覚だと馬体はまだ甘々なんだよね。ハープスターですらあの時期の馬体は何これ、って感じだったし。一応当日の形を見て判断は下すけど、500万下から毛が生えたぐらいの馬体しかいないのは毎年のこと。仕上げてきたけど…うーん、と言う水準の馬ばかりなのは仕方がない。

 

<菊池> 後の重賞に繋がることがあっても、パドック評価としてレベルが高いということは、特にないと。

 

<京介> その範疇で話をするなら、一つ勝って反動が出た馬よりも、一つ勝って少し緊張感が増した馬の方が多いと感じたのはひとまず良かった。それと、今年は全体に関西馬の方がまともだった気がするね。結果は関東馬が2~4着入線を果たしたけど、馬体の印象はその下の58着グループもそう負けてはいないと感じたよ。

 

<菊池> 人気と同様に大きな差はないと。

 

<京介> まあ、このレースは馬の資質や当日の仕上がり具合より、どうしても適性になっちゃうからね。


<レース展開について>

 

<京介> スターターの旗が振られてから、ほんの45秒ほどで2歳戦のゲートが開くなんてのは快挙の部類に入るんじゃないかな?いつもゲート前でモタクタする馬が毎年出るレースなのに、今年は特にスムーズだった。だけどまあ、2歳馬のゲートなんてこんなものかな…と言うスタートだったね。

 

<菊池> バラついたスタートの中、1番人気の2番モーヴサファイアが出遅れました。

 

<京介> 映像にもチラッとあったけど、ゲート入りの最中に隣の3番枠イブキが急に立ち上がったり、やたらと暴れていたんだよね。あれは影響するでしょう。

 

<菊池> あとは、いつもどおり後方からの12番オーバースペックものんびりのスタートでしたね。

 

<京介> この馬は元からとぼけた気性だから。

 

<菊池> そんな中、3番イブキが好スタート!14番マイネルバールマンも良いスタートで前に行きました。

 

<京介> まあ得てして、やる気満々で周りに迷惑を振りまく馬の方が、スタートをバシッと出てしまうもんだけども。

 

<菊池> その中で間を割ってハナに立ったのは8番アピールバイオ。かなり押して出したところを見ると、“他馬を嫌がる”とか気性面で何かあるかもしれませんね。

 

<京介> 陣営の作戦としても、急に揉まれる競馬をやらせても良い目が出るわけがないから前に行ってほしい、と言う感じじゃないかな。とは言え、単騎逃げを主張し続けたわけではなく、先頭に立っている状態さえ確保すればOKと言う感じだったね。

 

<菊池> 続いて9番サンライズソアも2番手へ。10番ヴゼットジョリーは中団あたりを進んでいました。

 

<京介> 8番と9番の2頭がお互い引っ張ってペースダウンして、1列目の壁を作ってしまったから、その後ろ2列目にいた集団はリズムを崩されるような形になった。

 

<菊池> 前も中団も手綱を引っ張っている馬が多かったですね。そして1000m通過は60.7秒。

 

<京介> もう2Fほど通過した辺りで隊列は縮んでほぼ一団の状態。コーナーに進入しても、捲る動きを見せる馬は全然現れなかったね。

 

<菊池> アピールバイオが先頭、マイネルバールマンが2番手、内にイブキという態勢で直線へ。

 

<京介> 1列目の3頭は直線で内を避けて、3頭ともに同じ角度で外へ張り出して行ったね。やっぱりそういう認識だったんだなと。特に最内にいて誘導する田辺騎手。

 

<菊池> 内を開けながら、アピールバイオは徐々に外へ行きたい動き。全体的にインが広くあいた状態での直線でした。

 

<京介> 中団で構えていた馬はさらに外へ向かうし、内を突いてきたのは序盤に後手を踏んだモーヴサファイアとマテラフィールドぐらいだね。だけどこのルートは後半厳しい。

 

<菊池> アピールバイオに内から並びかけたイブキが先頭、間からサンライズソアが並んで追い比べ。そこへ外からヴゼットジョリーが伸びてきたと思ったら、あっという間に差し切りました。

 

<京介> モタれるマイネルバールマンに寄られて怪しいなと思っていたのに、画面が切り替わったらアッサリパスするどころか、前の組もズバッと抜ききる勢いだったね。流れとしては先頭の3頭も直線でしっかり脚を使っているから、これは段違いの速力だったということになる。

 

<菊池> 2着争いは先の3頭あたりか?というところ、後方、大外から伸びてきたのがオーバースペック。外から2着争いを制しました。

 

<京介> 新潟2歳Sらしい、ラスト100mで挽回する末脚特化型が、また今年も最後にハマって伸びたという感じだったね。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分34秒3。時計が出たからって、勝ち馬がその後活躍するレースでもないですから、まぁこんなものという感じでしょうか。

 

<京介> これだけ確かな上がり性能を見せてくれたのなら、時計が遅くてもまあ十分力があることを証明したと言ってもいいのでは。先頭1列目の3頭はちゃんと最後まで踏ん張るレースだったから、この組を交わせたのは偉いと見ていいでしょ。

 

<菊池> これだけ人気が割れていましたが、1・2・3着全て単オッズ10倍以下でしたね。

 

<京介> これだけ人気が信用置けないからもっと荒れるはず!と期待させておきながら、結局世間が良いと思った馬が3着以内にみな好走したと言うオチだね。字面では決して人気しそうにないタイプが注目を集めていて、その通り好走したものだと自分は感じているけど。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ヴゼットジョリー

 

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<菊池> こちら、ガチンコ予想の直前では最上位の評価!お見事でした。

 

<京介> これは過去の回顧をちゃんとやっていた賜物だったね。馬の正体は良くわからないけど、例年通りの傾向ならば、好走する馬はこの辺りだろうといアテが外れなかったことがまず一つ。それと当日の馬場状態も明らかに外差し寄りになっていたから、外枠を引いた馬に印を打ちやすかった。

 

<菊池> なるほど。土曜日から外枠が有利な傾向でしたね。

 

<京介> それと、中京の芝をあれだけ読めていた福永騎手だし、2つ前の9R外回り条件で1番人気のソールインパクトに騎乗して、外枠から馬群の内に入れて意味の分からない負け方をしたのを見て、こっちではちゃんと外に出すだろうなと確信を持てたのもある。

 

<菊池> 初見だった今回、どんな馬でした?

 

<京介> まだちょっと肉付き半端で腹筋が弱いんだよな…でもこれは今の時期ならセンスでフォローできるし、そういう条件だからいいとして。比較的はっきりした直飛節で後肢が良く伸びるし、四肢の繋がやけに立ち過ぎているのも特徴的だった。ロゴタイプと同じく、若い頃のまだ完成途上の頃は、「ダートの方がマシかな?」と思える硬さがある馬だね。だけどこの形で新馬戦を勝ててしまうように、水準以上のスピード性能がある。手先の硬さを運動神経で克服できてしまうタイプだね。

 

<菊池> ルーラーシップ産駒の初重賞や、ベテラン岩部騎手の初重賞などが注目されましたが、終わってみれば中内田厩舎の初重賞でした。

 

<京介> というよりも、やっぱりエージェントの強さを再確認した結果だったかなあ。福永騎手がWAJSとキーンランドCを避けて新潟に来る、そこには当然いい馬がいるよと言う流れでしょ。

 

<菊池> 次走以降はいかがでしょうか。

 

<京介> 自分は期待感が大きいね。体つきがまだ甘い状態、あるいはこういう決め手勝負が得意と言う風でもなさそうな馬なのに、これだけ操舵性高く競馬ぶりも強かった。まだまだ伸びしろはあるよ。というより、父ローエングリンの血統もまだまだ奥があるなという印象だね。

 

オーバースペック

 

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<菊池> こちらも高評価。特注馬でも強調されていました。

 

<京介> 父プリサイスエンドで母父がキャプテンスティーヴ、兄はみんなダート路線。この馬がこんなに芝の上がり勝負に向いているなんて、そうは思わないだろうと考えていたんだけど…。まさか基準オッズから単勝10倍を切る人気で、しかもその通りに収まるなんて。岩部騎手と南田厩舎なのに、重たい印を打つ人が多かったんだろうね。

 

<菊池> そうですね。初戦の内容も良かったですし、二戦目の後方一気と言い、新潟2歳Sっぽい馬ではありました。

 

<京介> 体つきで言うなら、南田厩舎というよりミルファームの総決算と言う感じで、かなり仕上がりは進んでいた方だよ。腰高の角度もそんなでもないし。

 

<菊池> いつもどおりの競馬で挑みましたが、届かず2着。

 

<京介> 今回好走しそうな気配はあったけど、これは最大限の結果と言えるのでは。何より、この馬が勝利に近づくためには、やっぱり今回のようなスローではない方が良かったね。

 

<菊池> この先はいかがでしょうか。

 

<京介> いやーまあ、新潟2S適性と外枠有利の分で来ただけだと思っているからね自分は。どこか重賞でもう一発穴を開けられればいい方で、成長伸びしろが止まっても全然おかしくないと思っている。

 

イブキ

 

<菊池> 最後は2番人気でした。こちらは△、押さえくらいの評価でしたか。

 

<京介> ルーラーシップ産駒はこういうパターンでグンと良くなるかと思いきや、まだジワリ良くなったぐらい。明らかに後肢が緩くてトビが大きく、新潟で走れる要素はあったから評価しました。

 

<菊池> 好スタートを決めて3~4番手での競馬。前走1800m組としては珍しい先行策でした。

 

<京介> いい内容だったと思うよ。内から張り返しながら直線で馬場の真ん中まで持ってきた、田辺騎手の好判断が光ったね。ルーラーシップ産駒なのにスタートが決まったことに驚いたけど、ゲートで暴れるほど元気がいい方がマシなのかな。

 

<菊池> 秋に向けて良くなる余地は?

 

<京介> 勝馬と同じぐらい、まだ伸びしろの大きな甘めの形だったと思っているし、多少期待はしてもいいと思う。レースに前向きというのがいいよね。

 

その他

 

<菊池> キャスパリーグは5着。馬体はいかがでした?

 

<京介> いい形で仕上がっているディープインパクト産駒だったし、返し馬の動きも良かったと思う。多分前回の6月から、それなりに成長してきたと思うんだよ。だけど今回は、いいレース経験をしていた馬が有利だったかな。左回りに戸惑っていた、あるいは藤岡祐介騎手が全然トラックバイアスを考えずに乗っていた差が出てしまったけど。

 

<菊池> モーヴサファイアは追い込んだものの8着まででした。

 

<京介> スタートの出遅れから、だいぶ作戦が狂ってしまったのかな。ロスしたくない一心で、馬群の内ばかり進み、直線もずっと内だったね。まあそもそも今回の末脚勝負で上回れる馬でもないんだけど…。喉が弱いかもと言う話もあるね。だけどハービンジャー産駒の重賞人気は、未だに落ちないなあ~。

 

<菊池> 1800m組はまたしても2・3着まで。前に行っても甘くなり、追い込んでも届かず…というところだけは切れるまで予想の中に組み込んでおきたいと思いました。

 

<京介> 現場で馬体を見る限りでは、何で勝てないのかイマイチわからないんだけど、今回のヴゼットジョリーのように反応がビビッドな馬にやられる結果が続いているんだよね。全馬関東馬のみ、と言うぐらいレベルが落ちればたまに勝つ年もあるかも知れないけど。

 

<菊池> 年によってはいずれあるのかもしれないんですが、それよりも1600mで勝ち上がった良い馬の利が大きいだけに。

 

<京介> 今回のようにやる気のある関西馬が来るのなら、まだまだ1800m組が逆転するシーンは遠いのかもしれないね。

 

<教訓まとめ>

 

・馬場状態が良さそうに見えて、馬群が内ラチ沿いを固まって進むぐらいの荒れ方であっても、基本的には外枠が有利。まだ体の強さがない2歳戦なので、馬場の荒れた部分ばかりを通って勝ちきれる体力のある馬はいない。

 

・やはり今年も前走上がり最速で勝ち上がった馬のワンツー。直線で数頭が差した中で僅かに上回った、と言う上がり最速ではなく、他とはレベルが違うダントツの脚で交わした上がり最速馬の方が信用できる。

 

・先行して上がり最速を記録した馬でも、今回控えて一番の脚で粘るという芸当は、新潟外回りでは不可能。今年のオーバースペックのように、出遅れ癖があるほどとぼける気性で、難点を上回るほどの末脚を使うような馬を推奨したいレース。

 

・今年は上がりの競馬になったのに、馬券圏内に好走したのは非サンデー系種牡馬の産駒ばかり。2着馬に至っては、どう見てもダート向きだろうという血統構成。血統的なポテンシャルよりも、これまで経験したレース内容や上がり性能がより重要。「前走主義」で考えるべき。

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・キャスパリーグ

…馬体は良かったはず。ヴゼットジョリーより外の枠なのに、向正面でわざわざ内に潜り込んで、3コーナーからヴゼットジョリーとキャスパリーグの内外が逆転。直線も荒れた内ばかり進んでいながらも最後はバテなかった。鞍上が上手く導いていれば、もうちょっと良い走りはできたはず。430kg台の牝馬、ということも今回のルート取りをしたらさすがに影響する。すぐ軽い芝で見直せそう。

 

<菊池>

・アピールバイオ

…さすがに新潟2歳Sを逃げ切るのは難儀で4着は立派。舞台違えば。

 

~~~

 

<菊池> では、今回はここまでです。今週末は新潟記念と札幌2歳Sを京介さんと、小倉2歳Sは久々にオクノさんと展望していきます。

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