金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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京介・菊池グリグリの「北九州記念回顧!」
2016/08/24 06:40:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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新感覚の競馬新聞・『競馬チェック』については、こちらから

京介・菊池グリグリの「北九州記念回顧!」

 

<菊池> 日曜日の小倉では北九州記念が行われました。こちらも回顧していきましょう。


北九州記念回顧 

北九州記念の展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/ 72855

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 相変わらず小倉は暑い日々が続いているようです。

 

<京介> 予報通り、連日35℃を超す猛暑が続いているんでしょ。こちらの雨を半分分けてあげたいぐらいだわ。

 

<菊池> しかし、どうも今開催の小倉芝は時計がかかっているようで。

 

<京介> この現象は、昨年か一昨年の福島・新潟でもあったなあ。日照がいいのなら芝の生育にはプラスかと思いきや、1か月かそれ以上カラカラで熱波ばかり続くのはさすがに芝に堪えると。あまりにも乾燥して必要以上に水分が抜けてしまうから、芝が普段より早くに枯れてしまう・弱くなってしまうそうで。

 

<菊池> なるほど、枯れるからなんですか。散水もかなりやっているんでしょうけども。

 

<京介> 今週あたりから結構顕著になってきたよね、下級条件の小倉芝で外枠有利が。内ラチから3頭分ぐらいは、結構掘れてきて色が変わっている。もちろん現場では芝を均す作業を適度にやっていると思うけど、それでも下級条件の体の弱い馬では、荒れた馬場を通るとスピードが殺されてしまうようだね。

 

<菊池> それはそれで馬券を買いやすくなってイイですけども!

 

<京介> 23歳戦の未勝利~500万では、もう外枠ボックスでいいんじゃないかと思うぐらいの結果が続いているしね。

 

<パドックについて>

 

<菊池> 過去10年で最少頭数の北九州記念になりました。

 

<京介> 休み明けで北九州記念を使う馬すらいなかった、というのにも着目したいね。やっぱりこの暑さを避けたのもあるんじゃないかな。当然、使い詰めの馬同士のメンバーとなるし、レベルは落ちたと考えていいはず。

 

<菊池> 若い馬が少なくて平均年齢の高いレースでした。

 

<京介> それに、今週の栗東坂路は50秒台を出せばまあ速いという状況だったけれど、短距離重賞の最終追い切りだというのに、水・木の栗東坂路ベスト10に入った馬が誰一人いなかったんでしょ。そもそもメイショウライナーの1週前追い切りがちょっと速かったぐらいで、全馬ここ23週間ほどは良いタイムがなかった。

 

<菊池> 猛暑の続く小倉ですが、各馬の仕上がりや気配はどう映りましたか?

 

<京介> 推して知るべしと言った感じだったね。アイビスSDと比べて良くなった馬はいなかった。福島のバーデンバーデンC組から3頭が出走していたけど、ジャストドゥイングとバクシンテイオーはかなり良さを感じたね。アイビスSDよりは、間隔が開いて調整しやすかった強みもあったかな。

 

<菊池> 本来、あまり繋がらないローテだという話をしていましたが、結果は真逆でした。

 

<京介> それにバクシンテイオーは、昨年と一緒の過程だけれども、3週間前から小倉で滞在しての調整だったんでしょ。これはホント調教映像がなかったのが残念。えてしてこういう馬が勝ったりするんだよなあ~。

 

<菊池> 小倉は猛暑続きという話でしたから、滞在馬も苦しいかと思いきや。

 

<レース展開について>

 

<菊池> 大外の13番ラヴァーズポイントが好スタート。その一方で4番ベルルミエールが出遅れました。

 

<京介> スタートは若干外に膨れたから、映像の角度もあって半馬身ほど前に出ているようだけど、実際はそこまでズバッと出てはいないよ。マイネルエテルネルがいいスタートを切ったのも、今後のために覚えておきたい。あとオウノミチも地味に出遅れている。

 

<菊池> 最初の100mほどで8枠2頭が1馬身ほど前に出ましたね。そのまま13番ラヴァーズポイントが先頭、2番手に12番ジャストドゥイングという態勢になっていきます。

 

<京介> この日は外枠好スタート→そのまま残るシーンが他のレースでもあったし、向正面の内の方がだいぶ悪くなっていたのかなと思わせる流れだね。

 

<菊池> 1番人気の5番ベルカントは出たなりに3番手へ。このベルカントを筆頭に先行集団が9頭の大きな馬群になりました。

 

<京介> 序盤は3番手と言っても2列目。前2頭を見つつ2列目の他の馬をけん制している。3コーナーで進出しながら前に並びかけるレース運びになる。ちなみに、その2列目は整列してたわけではなく、ざっくり8頭ほどが2馬身以内にひとかたまりという表現が正しいかな。

 

<菊池> 徐々に前をやり過して、8番オウノミチは控えて後ろから4番手。勝負服忘れ?のあった6番メイショウライナーがその内にいますね。

 

<京介> オウノミチは正直言うと、追走のリズムは悪かったと思う。スピードがある分、序盤からぐわっと行ってしまいそうで川田騎手が苦労していた。メイショウライナーは馬込みでゴチャゴチャしてズルッと下がる感じに。

 

<菊池> 後方には出遅れた4番ベルルミエールと、控えた9番バクシンテイオー。

 

<京介> バクシンテイオーはスタートを正常に出てこの位置だから、作戦だろうね。

 

<菊池> 前半600mの通過は33.6秒。このメンツとしては決して速いペースではなく、平均よりスローペースの部類。というか、良馬場の北九州記念、ということだけで数字を見るとスローですよね。

 

<京介> まあそうは言っても、ベルカントがまるで力を出せなかった昨年のスプリンターズSほどではないけどね。下り坂なのに前半3F33秒後半というのは、下級条件と比べれば確かにスローだと言える。

 

<菊池> 3コーナー過ぎでは、抑えきれない手応えでベルカントが先頭に並んで行きました。内の12番ジャストドゥイングとの間にいた13番ラヴァーズポイントはこのあたりで手応えが怪しくなっています。

 

<京介> 51kgで遅い流れでハナ、下級条件なら絶対粘り込んでいる流れのはずなのにね。馬場と言うよりも疲れか調整ミスでしょ。

 

<菊池> 4コーナーでは馬群が大きく広がりました。ベルカントが一気に先頭に立って直線へ。

 

<京介> 4コーナーで1列目外にはプリンセスムーンと、コーナーで仕掛けたオウノミチが押し上げてくる。ちょっとマイネルエテルネルとローズミラクルが、2列目から間を割ろうとして失敗している様子。

 

<菊池> 後続を振り切りにかかる中で、内からジャストドゥイングが盛り返してきました。3番手以下が追いつけないでいると、伸びてきたのは後方にいた中で外を回した8番オウノミチと9番バクシンテイオー。

 

<京介> バクシンテイオーは先団がコーナーでスパートした格好だった時にワンテンポ遅らせていて、直線で上手く勢いが付くように乗れたね。

 

<菊池> 取り分けバクシンテイオーの脚色が良く、対照的にいかにも一杯になったのがベルカントとジャストドゥイング。結局、バクシンテイオーが差し切って1馬身差を付けてのゴール。

 

<京介> でもベルカントは56kgで先に動いて、ジャストドゥイングを引き離しているから立派なものだよ。こうして文に起こしてみるとバクシンテイオーの展開有利は明らかだったのに、ゴール前は1馬身差しかないしね。

 

<菊池> 2着にはベルカントが粘りましたが、3着争いを制したのは後方からジリジリ伸びた8番オウノミチ。

 

<京介> オウノミチは直線に向いた時には捲りでガス欠になったか、と言う感じなんだけど、一杯になってる馬同士の惰性比べで間に合ったね。弾けたり伸びたという脚ではなかった。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分8秒5。全体時計も掛かりましたね。

 

<京介> レースの流れも基本的な前傾ラップも、そして差し追い込み馬有利だろうというのもだいたい想定通りだったけど、それでもここまで遅くなるのはビックリだね。テンに楽に行ったはずなのに、後半での挽回がなかったためということかな。つまり、先行馬はお見合いして競り合った格好でもないのに、脚が溜まってなかったと。

 

<菊池> 馬場状態を考慮すれば、ペースは遅くなかった、ということになるでしょうか?

 

<京介> うーんどうだろう。少なからず、馬の最大性能を引き出したレースではなかったのは間違いないでしょ。小倉が暑すぎたとか、出走メンバーの履歴を考えると全員ダメージを抱えながらのレースだったとか、何かしら引き算があったためだと思うんだよね。

 

<菊池> では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。

 

 

バクシンテイオー

 

<菊池> 前走がオープン昇級後で2度目にして1年半ぶりの馬券圏内でした。やはり状態面の良化が大きかったということでしょうか。

 

<京介> それはある。パラダイスSの時は、夏なのに毛ヅヤがくすんで出来も全然だった。バーデンバーデンCは中1週だったけど、それでも多少はマシになったか、というぐらい。この過程で上向いていたというのがあったんだろうと。

 

<菊池> 前が止まる展開で、大外一気もハマりましたね。

 

<京介> そう。1000万から準オープンの連勝の時も、外差し有利の馬場状態が続いた時のものだった。後ろの脚の捌きが大きなタイプだから、競馬下手だけれどもハマれば強いという方だね。やや外の枠から馬場の良いルートをずっと通れたのも大きい。

 

<菊池> ただ、この後は買える機会がどこか?というと難しそうですね。

 

<京介> もちろんこの馬自身も扱いが難しいタイプだけれど、北九州記念の勝ち馬はいつもそんなもんだよね。レース後にいつもそういう感想になる。叩き良化型の追い込み馬なんて、現代競馬ではほとんど使いでがないものだし、おまけに今年7歳だから…。でもそういう馬を重賞で勝たせた堀厩舎が偉いと言うオチになってしまうね。

 

ベルカント

 

<菊池> 赤木さんのジャッジからも状態に問題はなかったのでは?

 

<京介> うん、いい状態はキープできていたと思う。この馬自身のピークにあったかは微妙だけど、パドック目線では周りがもっと悪かったんでしょ。

 

<菊池> 今回は目標とされる立場になったのが厳しかったですね。それでも56kg(牡馬58kg扱い)を背負って2着。

 

<京介> 事前に指摘していた通りだったけども、想像以上に頑張ったと思うよ。最後の直線で踏ん張り返したのがさすがだなと思った。

 

<菊池> ここを勝てばサマースプリントシリーズの優勝が決定的でしたが敗れました。となると、キーンランドCの結果次第ではセントウルSも使う可能性が出てきますか。

 

<京介> 19ポイントと言うのが悩ませるところだよね。ソルヴェイグ、バクシンテイオー、レッドファルクスが重賞2勝目を挙げると逆転されてしまう。出走状況が分からないけど、この暑い夏に重賞4戦目とか、もうさすがに出るだけになってもおかしくないような。

 

オウノミチ

 

<菊池> 前走は格上挑戦での勝利。その勢いで重賞初挑戦でしたが3番人気の支持を集めました。今回の状態は?

 

<京介> まずまず良かったね。昨年秋から休み少なく使われている履歴だけれども、背を高く見せて歩様も柔らかかった。坂路の時計が出ないタイプだとしても、今回は全然時計出ていなかったし、追い切りの動きも悪かった方だけどね。

 

<菊池> 前走に続いて控える競馬。差す戦法が板についてきたというのも好走要因でしょうか。

 

<京介> いや、今回の出遅れは、むしろ悪い材料と取った方がいいと思うけども。前回がピタリハマって、今回はリズム悪くしていたと思うよ。消耗戦ラップを強気にグングン行って持ち味を出すタイプで、控えてちゃんと脚が溜まるタイプだとは思えないなあ。

 

<菊池> これを機に1200m重賞の常連に仲間入りしていく流れとなりそうですが。

 

<京介> 今回の中団からの競馬を、成長と見るかどうかだね。自分はちょっとスピードの壁に当たった感じがして、あまり感心しない。

 

その他

 

<菊池> 4・5着馬が相手本線だった僕としては馬券的に後一歩でした。しかし、ジャストドゥイングはしぶとい馬ですね。今後も活躍してくれそう。

 

<京介> 背中が良くない体型でしかも550kg近くある馬だから、リズム崩れると止め処もなくダメになるタイプなんでしょう。長く休んで良くなったとはいえ、この馬を短距離重賞で足りるぐらいにパンとさせたのは偉いと思っているよ。ただ連戦はしたくないなあ。

 

<菊池> ベルルミエールは出遅れた上に4コーナーから直線でスムーズさを欠きました。最初から外を狙っていれば結果は違ったんじゃないかという伸びを見せての5着だけに悔しい。

 

<京介> 4コーナー出口では最内狙おうとしてたんだけど諦めて直線壁をくぐって外へ、と言う流れだったね。確かに勿体ない。それに今の馬場状況だったら、外枠が欲しかったね。13着馬ともに、道中4角直線とずっと外を通っていた馬だったから。また、厩舎も四苦八苦しているんだけど、今一つ本来の出来にまで上がって来ない状況だと思う。

 

<菊池> 小倉の直線入口でブレーキを踏んでしまったらどうにもならないですね。

 

<京介> それは本当に。ローズミラクルも、本来もうちょっとうまく捌けるはずなんだけど、あれだけ包まれ通しで直線も壁だと…。

 

<菊池> 2番人気だったラヴァーズポイントは11着と大敗しました。

 

<京介> これは本当に負けすぎ。だいたい枠順は理想的だったんだし。消耗戦ラップがダメだとは言っても、限度があるんじゃないの?小倉コースが苦手と言う実績では断じてない馬だし、直線の内目は全部アウトと言う状況でもなかった。力を出せる状態ではなかったと考えた方が自然だね。

 

<菊池> やはりこのレースは51kg未満の馬には厳しいですね。

 

<京介> 52kg53kgだったら、ここ5年で3着以内に9頭も好走馬と出しているんだけどね。準オープンでもガッツリ負けてしまうような馬が、格上挑戦で北九州記念に挑戦すると、中盤が厳しくて面食らうのかな。

 

 

<教訓まとめ>

 

・条件戦の小倉芝では一息でも、重賞になればサクラバクシンオー産駒の底力・小倉適性がモノを言うレース。あと何年通用するだろうか。

 

・本来ベルカントのような安定好走は望みにくいレースで、毎年直線内では渋滞があり、流れがハマるかハマらないかで着順が大きく変わってしまう。ツルマルレオンや今回のバクシンテイオーのように、上位ランク厩舎が小倉合うはずだと信じて2年続けて送り出すパターンに注意。「昨年大敗している追い込み馬」は目を切らないこと。

 

・今年のようにペースが遅くても、前後半3Fのラップ格差は大きな条件だと決めつけた方がいいかも。その際、当日のトラックバイアスには注意すること。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・なし

 

<菊池> 

 

・ジャストドゥイング

…ベルカントに交わされてからがしぶとく、最後まで3着争いに加わった。3歳時と比べてダッシュ力に磨きが掛かったので京都のOP、重賞ではコンスタントに馬券になりそう。

 

~~~

 

<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は新潟2歳Sとキーンランドカップを展望していきます。

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