金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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京介・菊池グリグリの「関屋記念回顧!」
2016/08/16 16:32:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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京介・菊池グリグリの「関屋記念回顧!」

<菊池> 日曜日の新潟では関屋記念が行われました。今回も回顧していきましょう。

 

関屋記念回顧

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/72382

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 先週末も雨が降りませんでしたね。

 

<京介> うだるぐらいに良い天気だったね。なかなかいい風も吹かず…。蒸し暑い重たい空気が動かない感じで、結構しんどかったわ。返し馬を見ている場所が悪いのか、空気の流れがないんだよね。

 

<菊池> 芝も相変わらず良好な状態だったと見ていいですね。

 

<京介> そうだね。多少踏みこなれてやや内が有利なのかな?下級条件では顕著に前残り決着が続いていたけど、力のある馬が先行すればかなり残る状況だった、とまだ解釈しているよ。遮二無二逃げれば残せる馬場だったとは思わない。

 

<菊池> このあたりも、ある程度は想定どおりでした。かと言って、馬券に繋げるのが難しいのがこの新潟開催ですが。

 

<京介> 直前の豊栄特別は、1000万条件なのに芝1400m120秒を切ったし、やはりスピードの高さあってこそ、と言う感じだね。ちなみにこのレースを勝ったロワアブソリューは、当日まだまだ良くない馬体だと思っていたのに、これだけのパフォーマンスを見せられては脱帽ですわ。

 

 

<パドックについて>

 

<菊池> パドック全体の印象としては、例年と比較してどうでしたか?

 

<京介> 中京記念でそれなりに勝負している馬が多数いるわけだから、仕上がりに関してはほとんどの馬が良かったね。グズグズの状態だったのは明らかに太くて無理やり出して来たマジェスティハーツぐらい。

 

<菊池> 年によっては、中京記念が暑さや馬場でダメージの残る競馬になりやすく、関屋記念を前に疲れた馬が多い、ってこともありますが、今年はそうではなかったと。

 

<京介> こういうメンバーで差が付くのは、体の動きやキレだと思って新潟適性の馬を重視していたけど、結果として展開がスローでもなかったし、また今年も瞬発力だと思わせておいて馬力勝負になってしまった。しかも先行馬をいろいろ探していたのに、好走したのは位置取り一変した馬だし…。良い馬が横並びで多かっただけに、パドックでこれだとたどり着けくのは難しかったかな。

 

<レース展開について>

 

<菊池> 13番カレンケカリーナが大きく出遅れ。その他、18番タガノエトワールや10番レッドアリオンも良いスタートではありませんでした。

 

<京介> レッドアリオンはどうにもね…仕上がりは良かったと思ったけど、誰が乗っても出遅れてしまっているね。

 

<菊池> もうこれは直らないやつですね。

 

<京介> それとオレンジ帽で最初にサーッと後退していったのは、またマジェスティハーツかと思いきやリーサルウェポンだった。マジェスティハーツはちゃんと行き脚が付いて馬群で競馬できている。

 

<菊池> 外から好スタートを切った16番マイネルアウラートが手綱を押して逃げるのかと思いましたが、行ききれず。内から先頭に立ったのは4番ピークトラムでした。

 

<京介> これは最初にカメラが前にズームした場面だね。しかしどの馬も手綱を動かしていて、まだまだ隊列が落ち着いたわけではない。ロサギガンティアのデムーロ騎手などは出鞭をくれていたしね。

 

<菊池> そして、11番ロサギガンティアも前へ。これはデムーロ騎手が意図的に出していった動きでしたね。一気にピークトラムを交わして先頭に立ちました。これに次いで12番ダノンリバティも2番手へ。

 

<京介> ここでマイネルアウラートが外の3番手、ヤングマンパワーもその外を確保。ちゃんと横に列を成したから、ここで先行争いが落ち着くかと思ったよね。けど違う。

 

<菊池> これで先団の隊列が決着したかと思いきや、そこにグーンと割り込んで先頭に立っていたたのが10番レッドアリオンでした。

 

<京介> 200m標識を既に過ぎていたし、まさか出遅れていた馬がここで追いつくとは思わないよね。結構無茶した捲りじゃないかと思うけども。

 

<菊池> そんなわけで序盤から先頭が入れ替り立ち替りだったので1000m通過は57.1秒。流れましたね。

 

<京介> 関屋記念は序盤で結構展開が落ち着く・団子の展開になる方だと思っていたけど、今年は3~4コーナー区間で隊列がかなり縦に伸びていたよね。

 

<菊池> 結局レッドアリオンが単独で抜けて、少し離れてロサギガンティアとダノンリバティが並び、その後ろにピークトラム。マイネルアウラートと並んでいました。

 

<京介> これは直線に向いて、残り600m標識を過ぎたあたり。まだまだ隊列も横に広がらず、かといって馬群に隙があって進路は確保できる状況。

 

<菊池> 縦長で向いてきた直線、人気の7番マジックタイムは後方でした。

 

<京介> いやこれは…遅いんじゃないかなあ。関屋記念はどんな展開でも中団位置に居たいレースだし、絶好の馬場状態ならなおさらだから。

 

<菊池> 直線、ロサギガンティアとダノンリバティが一気に差を詰めて、レッドアリオンの先頭は早々に終わり。その後ろ、4列目外あたりから17番ヤングマンパワーが追ってきました。

 

<京介> 進路はきっちり確保しておいて、マイネルアウラートが垂れてから追い出したね。それまでは後ろの状況を察していたのかと。

 

<菊池> 6枠2頭とヤングマンパワーの攻防になり、ここからロサギガンティアが脱落。ダノンリバティが先頭に立ち、ヤングマンパワーとの追い比べになりましたが、最後はヤングマンパワーが競り勝ちました。

 

<京介> おおよそこの2頭の叩き合いが直線映像の主で、後方から追い上げる馬がグンと伸びる流れではなかったね。関屋記念は当日の馬場状態にかかわらず、追い込み馬まで画面がなめていくことが少ないし、今年も前に行った組が踏ん張ったため、その必要がなかった。

 

<菊池> 少し離れた3着争いは5番ダンスアミーガと、外から追い込んだマジックタイム。僅かにマジックタイムが競り勝ち、最低限の3着確保、という感じでしたか。

 

<京介> でもやっぱりこの位置取りだと、あそこまでなんだよなあ。ルメール騎手は図抜けて弾ける、ぐらいのイメージを持ってしまっていたのかな。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分31秒8。序盤から流れたこともあって速いタイムが出ましたね。

 

<京介> それなりに速い馬場ではあったと思うけど、ここ数年スローペースの上がり勝負だと131秒台に乗っていなかった。やはり速く流れた分は影響しているはず。

 

<菊池> 3F目に10秒台を刻むラップ構成でした。

 

<京介> だけどこの時計なのに、まさか父が非サンデー系の馬でワンツーになるとは…。これは全く想像してなかったな。軸は絶対にサンデーから、と思っていただけに。

 

<菊池> 逃げ馬不在のメンバーでしたが、意識的に前で競馬をした馬もいて、早めにレースが動きました。

 

<京介> おそらくは当日の、逃げ馬がやたら残っている結果を見て、先へ先へと争う気持ちが騎手の中であったんだろうと思う。そうじゃないとデムーロ騎手が重賞で出鞭を入れる、松若騎手が押して前に行くなんて発想は出てこないと思うし。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ヤングマンパワー

 

<菊池> パドックでの状態としてはいかがでしたか?

 

<京介> 前脚の骨瘤がかなり大きい馬なんだけど、これはすでに固まっているし、張り艶はかなり良かったよ。キッチリ仕上げてきたものだと思う。

 

<菊池> 17番枠でしたが縦長の馬群になり、戸崎騎手としては、立ち回りやすい展開になったでしょうか。

 

<京介> フルゲート18頭立ての17番枠は、馬番枠別集計で見るとおり本来なら不利枠だったんだけど、この隊列になったため、外を回る不利がなくなったのは大きそうだね。スローペースになって45頭雁行の大外を回っていたら、ちゃんと脚が溜まらなかったかも。いかんせん、頭の高い馬だし。

 

<菊池> これで一気にサマーマイルシリーズ優勝が見えてきました。

 

<京介> でも中山コースは正直言ってかなり下手なんだよね…。今の充実ぶりで何とか3着を確保したいけど、おそらくはハンデを背負わされるだろうし、どんなもんだろう。

 

ダノンリバティ

 

<菊池> 中京記念からここへ挑んできましたが、状態はいかがでしたか?

 

<京介> ダート兼用馬で筋肉量豊富なタイプ。腹袋もどっしりしていて、正直そこまでキレがある馬とは見ていなかった。それに中京記念でも、もっと時計が掛かれば…と思っていた馬で、まさか新潟の13132秒台の決着に対応するとはなあ。もっと軽いタイプを評価していたから、完全にアテが外れた格好だったけど、状態は確かに良かったよ。

 

<菊池> そうですね。むしろ、中京記念が合うんじゃないか?と見られていて、実際に人気にもなっていました。

 

<京介> 休み明けの中京記念は追い切りの時計が出ていなかったんだけど、ひと叩きしての今回は速い時計を出していた。この馬はいつもレースの後から気づくけど、追い切りの内容がストレートに結果に反映されがちなのかもね。

 

<菊池> それにしても今回は意外な先行策でした。

 

<京介> これが正直驚いた。追い込みだとハマっていなかったので先行させたと松若騎手は言っていたけど、どんくさいタイプだしそんな簡単じゃないでしょ。ダートか2200mでしかオープンクラスでは先行できてないし…。かなり想定外のことが起こった感覚があるよ。

 

<菊池> そうですね。まさか先行できるとは。それにしても、ポイント上位だけにここは勝ちたかったですね。京成杯AHの中山マイルはいかがでしょう?

 

<京介> むしろ坂があるコースの方がいいし、阪神があそこまで得意なら中山も…とは思える。ただスローペースでは厳しい。それに揉まれない形を取りたいし、半分から外の枠を引きたいところだね。

 

<菊池> 今回のように先行策が叶うならチャンスも。というところでしょうか。

 

 

マジックタイム

 

<菊池> ヴィクトリアマイル以来。状態はいかがでしたか?

 

<京介> 体は動いていたけど、抜群ではないな。けど十分仕上がりは間に合っていたし、こんなものでしょうという造りだったよ。高評価はするけど中心にはしたくない、と言う気持ちが生じるぐらいではあった。

 

<菊池> この馬は、いつもより後ろからの競馬でしたね。

 

<京介> そうそう。どういうことなの…と。あまり工夫なく隊列なりに流していたら、捲りが2回入って相対的に後退していった格好。直線もアルマディヴァンが少し邪魔で、さらに外から交わすのにてこずった感じだね。ルメール騎手は400mあれば大丈夫と思ったのかな。上がり最速を記録したのなら、体調がうんぬんと言うことはないはず。ただ、ルメール騎手が情報不足だったんじゃないかとは思うなあ。

 

<菊池> 京成杯AHでの巻き返しに期待でしょうか。

 

<京介> ただ牝馬なのに結構ハンデを背負わされるのが不安。55.5kgぐらいで済むのならいいけど。

 

その他

 

<菊池> 中京記念の2着ピークトラム、3着ケントオーは、やっぱりこのレースには合いませんでしたか。

 

<京介> 直前追い切りを明らかに軽めにしていたよね。ビッシリやれていたダノンリバティとは大違いで、そこは目に見えない影響が出ていたのかな。

 

<菊池> 適性のみではなく、中京記念での激走は単純にマイナス要素が大きいということがありますね。

 

<京介> それとピークトラムは脚元怪しかったね。ピークトラムはヤングマンパワーを一度完封していてここで追い負けするんだから、時計の速い決着はどうしてもだめなんでしょう。

 

<菊池> この傾向が続くので、やりやすくはありますね。

 

<京介> ポイントはやっぱり中京記念より1秒速くなる決着、そして良くないローテーションだろうね。これを克服できる馬がなかなか登場しないし、多くの陣営が夏場の連戦を避けるように、やっぱり馬にとって疲労が残りやすいローテーションなんでしょう。単複ともに売れるのに、実際レースに行くと思った以上に大敗するしね。

 

<菊池> そんな中でダノンリバティが激走したのは驚きましたが、追い込み届かず5着くらいだと大丈夫なのかと。このあたりはレース内容にもよりますね。

 

<京介> ダンスアミーガのように半年近くリズムを悪くしていた馬が、夏場で体調が上がるとこれだけパフォーマンスが上がるんだから、夏場に合う合わないもかなり大事な要素なのかな。ラングレーは結局夏場が良くなさそうだし。

 

<菊池> 条件戦の時分も含めて、季節の適性は引き続き注意したいところです。今回は夏馬に良績のある馬が多かったので簡単に絞れませんでしたが。

 

<京介> ついでにヴィクトリアマイルC組がまた人気を裏切ったけど、これもピークを別のシーズンに合わせていることが、大敗続きの原因なのかなと思ったわ。サマーマイルシリーズを背景にこのシーズンを勝負している陣営は、気配が全然別物だという実感はあったよ。

 

<菊池> そうですね。今回のマジックタイムが3着止まりだったという事実は重いかな。

 

<京介> あと、勝ったのは8枠、2着が6枠と言う結果だったけど、大敗して下位に固まったのは外枠の馬ばかり。あくまで力が足りる馬なら、スンナリレース運びができる分で外枠有利というだけで、無条件で能力を引き上げるほどの要素ではない、ということだね。

 

 

<教訓まとめ>

 

・先行馬もそれなりにまともで、速いタイムでまとめて上がりまでしっかりしている馬が何かしら残るので、追い込み一手の脚質(戦略)では苦戦する。せめて出走馬の半分より前にいるべき。

 

・今年のダノンリバティのように、従来後方からの馬だったものが、外枠とスタート直後の長い直線で早めに位置を押し上げることができるのがこのコース。全体に関屋記念の外枠は先行しやすい、内枠は揉まれると覚えた方が良さそう。

 

・最近の関屋記念は、3着ですら大穴は出にくい傾向になっている。走破タイムが非常に速い部類で上がり性能も必須なので、能力の高さと好調さは必須。せいぜい単勝20倍台ぐらいまでが狙えるゾーン。格下や近走不振で見捨てられている馬に手を出すべきではない。

 

非常に時計の速い決着になるレースなので、高齢馬では大きく変わり身を見せられない。まだ履歴が若く、競走馬としてのピークを迎えていない若い馬がいつも逆転する。

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

クラリティスカイ

・今回が友道康夫厩舎→斉藤誠厩舎への転厩初戦。体つきは良くなったというよりも、タイプが変わってきたような印象。関屋記念の死に枠で出遅れて後方、直線もバテて下がる馬に気を使いながら内を追い込む難しい形。これで8着まで押し上げてきたのは偉い方。すぐに、ではなくても年内の巻き返しはあっていい。

 

<菊池>

クラリティスカイ

…「緩いので使いつつ」、「今回は様子見つつの仕上げ」、「馬はまだ硬くなっていない」、「G1勝ちとは言えマイルCなのでハンデもそこまで見込まれないはず」など、斉藤誠調教師のコメントあり。京成杯AHのハンデが56kgくらいまでにおさまれば。

 

~~~

<菊池> では、今回はここまでです。今週は札幌記念&北九州記念を展望していきましょう。


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