金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
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単行本が発売中。「京介式馬券 厩舎ランク」http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E4%BB 
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京介・菊池グリグリの「七夕賞回顧!」
お礼1
2016/07/12 13:18:00
テーマ: 重賞回顧

JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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京介・菊池グリグリの「七夕賞回顧!」 

<菊池> 福島では七夕賞が行われました。今回も回顧していきましょう。

 

七夕賞回顧

 

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/69216

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 福島は土曜日が芝・ダートともに稍重のスタートでした。

 

<京介> 土曜日はどんよりした空模様で、ぬるい風も出ていたしね。いかにもな曇天だった。ちょっと涼しかったのは助かったかな。

 

<菊池> 中継でも雨が降っているように見えたのですが、どんな天気でした?

 

<京介> 開催が始まると、雨は先週よりもさらに弱かったんじゃないかな。傘をさす必要はほぼなかったし、Tシャツなら気にしないでもいいぐらいだったわ。馬場中継のカメラには、ちゃんとした雨っぽく見えたようだけどもね。馬場に影響するほどの部分は、ほぼなかったんじゃないかと。

 

<菊池> だからですか。芝はやはり内が良いか?という感じでしたね。

 

<京介> ダートではバシバシ捲りが決まるのに、芝はその逆。ラスト1Fが速いから、馬群の外を動いていくと直線でもうひと足を使えない、と言う流れが続いたね。道中はインベタで脚を溜めて運ばないと、最後の決め手勝負で末脚が効かないようだった。外枠の馬では、ストレンジクォークぐらい力が抜けていても、トラックバイアスで負けてしまう様子だよね。

 

 

<パドックについて>

 

<菊池> 4歳馬は1頭だけ。そして、実績馬は高齢馬ばかり。どんなパドックだったんでしょう。

 

<京介> 夏場で絞りやすいのか、張りはどの馬も良かったけど、歩様はみんな一緒なんだよね。腰がやたら緩くて、歩幅がみな大きい。柔らかさはあるけども、緊張感がどれも物足りず、変わり映えしない。持続力しかないメンバーだったと思う。

 

<菊池> 煮詰まったメンバー構成でしたし、新たな変わり身を見せるような馬がいないのは馬柱でも明らかでしたもんね。

 

<京介> どっちかというと、仕上がりの良い部分を探すというより、脚元の不安部分を探す方が多かった感じだわ。

 

 

<レース展開について>

 

<菊池> 正面からの映像で見にくいのですが、スタートは概ね揃っていましたね。

 

<京介> 出遅れはいつものダコール、メイショウカンパクぐらいか。でもゲート入りが速かった影響もあって、目立つほどじゃなかったね。マジェスティハーツはそう出遅れてはなかったけども、横山典弘騎手がどんどん下げて行った。

 

<菊池> 駐立から高い集中力を見せていたメイショウナルトが抜群のスタートを切ってハナを奪いました。

 

<京介> もちろん外枠の馬もスタート良い馬はいたから、これは枠の差もある。だけど津村騎手は外の馬相手に隙を与えずに主張したね。スタンド前の直線部分を多く含むにせよ、テン3F34秒3。例年この部分が速いレースだけども、例年以上に速い争いだったかな。

 

<菊池> シャイニープリンスは良いスタートを切ったものの行くでもなく半端な構え。中からヤマニンボワラクテが2番手の位置を取り、内からクリールカイザーが3番手で1コーナーに入って行きました。

 

<京介> 1コーナーに進入した時は、3番手以下辺りがまだ集団として固まっていた。スタートこそ決めたけど、どう行くべきか迷ってる騎手も多かったかな。その内に、内目の枠にいた馬がスルスルとポジションを上げていった流れだね。

 

<菊池> メイショウナルトがグングン飛ばして2コーナー過ぎでは5馬身以上のリードをとっていました。

 

<京介> コーナーでのペースダウンの度合いがそれほど目立たないぐらいだし、これは後続が下げ過ぎたわけじゃなく、メイショウナルトがペースを落とさなかったために離れた形。

 

<菊池> シャイニープリンスは外6番手あたり。その直後にアルバートドックがいました。いつもより前での競馬でしたね。

 

<京介> アルバートドックはちゃんとした行き脚ある馬だからね、だけどこのポジションは、この馬にとってかなり高い位置のように思う。あとから考えても、「この速い流れでここにいて、ちゃんと脚が溜まるの?」と言う感じだけども。

 

<菊池> ダコールは内からこれを見ながら10番手あたり。ルミナスウォリアーはこのグループからさらに離れて後方。最後方(ポツン)がマジェスティハーツでした。

 

<京介> ダコールは出遅れたけど押して内から挽回してここ。スタンド前途中の位置関係を見たら、良くここまで挽回したなと思う。ルミナスウォリアーはスタート平常だけども、他より行き脚が甘くて後方と対照的。

 

<菊池> 1000m通過は57.9秒。この馬場でなくても速いペースでしたね。

 

<京介> 日曜日はちょっと時計掛かってるんじゃないか、と思うぐらいの馬場だったし、メイショウナルトは鳴尾記念よりも1秒速い1000m通過。前後半イーブンの156秒台で走るつもりでなければ、これはさすがに飛ばし過ぎだと思う。ここでさすがに自分は諦めたわ…。

 

<菊池> 3コーナーではクリールカイザーが2番手に浮上してメイショウナルトを捕まえに行きました。そして4コーナーで先頭に。このあたりで、徐々に脱落する組が出てきて、人気ではヤマニンボワラクテやシャイニープリンスが手応えなく後退。

 

<京介> 2、3番手の馬も1000m584~5ぐらいで行ってるわけだからね。コーナー進入でもうバテてしまってもおかしくない。クリールカイザーも仕掛けは早い。先頭に立てたあたりは、馬の底力だけれども。

 

<菊池> その中で外からアルバートドックが浮上。さらにはダコール。この2頭の叩き合いになって、クリールカイザーは一杯に。

 

<京介> この3コーナー手前で微妙な馬を外から交わそうと決断した、戸崎騎手のペース判断は凄く正確だったわ。ダコールはアルバートドックをマークして進んでいたのか、アルバートドックの作った進路を進みつつ、序盤から道中は内ラチ沿いを回っていた。

 

<京介> 直線の入り口では、先に動いていたマーティンボロとアルバートドックが少し交錯。その接触していた真後ろにダコールがもう近づいていたから、勢いに乗って交わせても良かったけど、何とか処理したアルバートドックが大バテせずにジリジリと伸びた。

 

<菊池> 結局、アルバートドックが最後まで抜かせずに半馬身先着。

 

<京介> どうしてもダコールは、あの勝負所でフッと気を抜いてしまう面があるようだね。勝ちに動く競馬をするといつもこんなになる。これ以上ないというぐらい、レース運びは良かった。

 

<菊池> 離れた3着争いは外から上がり最速の脚で伸びたオリオンザジャパンが、内でこそっと立ち回ったマイネルラクリマに先着。

 

<京介> オリオンザジャパンは、道中は離れた後方2番手で追い通しだった。馬群の外を一切回さず、3~4コーナーでインベタを回り、他の追い込み馬よりもショートカットができた分、最後に他の馬よりも脚を使えた流れだね。

 

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分58秒4。この馬場ながら速いタイムでの決着でしたね。メイショウナルトによるペースメイクが大きいとは思いますが。

 

<京介> 前後半を1000mで分割すると、前半の方が後半よりも26も速い。ラスト3Fは全て12秒台、先頭が入れ替わってるのに完全に脚が止まる流れだった。

 

<菊池> 七夕賞が2週目になってからは見ない展開でしたね。先行各馬の高齢化も関係あるとは思いますが、それにしても前には厳しい流れ。

 

<京介> ポジションとしては、最初の10頭ぐらいの集団の末尾ぐらいが前後半イーブンで進める位置だったかな。ダコールはかなりいい追走だったね。

 

<菊池> そういうことですね。さらに後ろからオリオンザジャパンも来たわけで。

 

<京介> 普通はこんなオーバーペースで行くわけがないんだけど、津村騎手は腹を括って飛ばして逃げるつもりでこういう流れにしたんだし、コーナーで馬群の外を回った馬は、勢いを殺してしまったのか末脚が全然続かなかった。外差しが全く通用しない状況を見ていたからこそ、こういう強気に出たのかもしれないね。

 

<菊池> 結果的には小倉大賞典の1・2着馬で決着しました。

 

<京介> そうだね、小回りの厳しい流れでの経験があった強みがここで出たと。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

 

アルバートドック

 

<菊池> 当日の状態はいかがでしたか?

 

<京介> この馬なりに順調、とは言えた。腰が甘めでトモが流れ気味に見える大きな歩様、それでディープ産駒らしく軽い脚が若干ある、程度だったかな。前走からグンと良くなったような部分はないよ。

 

<菊池> スタミナ勝負になってこの馬が勝つとは。ちょっと適性を見誤っていたのか、それとも、CWでのスタミナ強化が効いた結果でしょうか。

 

<京介> 松田博資厩舎ではずっとCW追い切り軽めだったけどもね。須貝厩舎になってから坂路調整で、今回CW2本入れたのが効果あったのかな?この調整が合うタイプというのはあるかも。

 

<菊池> ま、あとは空前絶後の超絶ハイパー乗り上がりだった、という解釈も。

 

<京介> それが一番大きいと思うけどね。折り合いの付け方が難しい馬で、後方待機ばっかりだったものが、この激しい流れを前目に行かせて同じ脚をちゃんと使えるんだもの。普通だったらダラダラした直線になってしまうものだよね。さすが福島リーディングダントツの戸崎騎手、としか言いようがないわ。

 

<菊池> さて、この後ですが、ひとまずはサマー2000シリーズ優勝を目指すことになりそうですね。

 

<京介> 斤量はさらにキツくなってしまうけど、小倉記念でもある程度走れるし、点数を稼ぐローテーションにはなりそうだよね。しかし、シリーズ狙ってるとは思っていたけど、ここで勝つかあ。

 

 

ダコール

 

<菊池> 今回は8歳にして栗東坂路での1番時計&自己ベスト更新が話題となりました。仕上がりはいかがでしたか?

 

<京介> いや正直、皮膚感としては特に変わってないし、腰がパンとしたわけでもないからね。動きの質もいつものダコールだった。やっぱりただパドックで周回する様子だけだと、変わってないと感じるよ。

 

<菊池> 小牧騎手の騎乗ぶりもバッチリだったとは思いますが。

 

<京介> 一番大きかったのは、マークしていた戸崎騎手がそれなりにうまいレース運びをしてくれて、その真後ろルートを一切不利なく運べたことだね。馬群の処理がどちらかと言うと下手な馬だから、内枠の不安を鞍上の好騎乗で解消した形だね。

 

<菊池> サマー2000シリーズのためにはここを勝ちたかったですよね。

 

<京介> 58kgからまたさらに斤量が増えそう…。ハマったなら勝ちたかったよなあ。

 

<菊池> この後、馬券になるか?というと難しそうな。

 

<京介> 今回はもう全く上がり目のない馬が、枠順で上位に来れてしまうぐらい、メンバーレベルが低かったと思うんだよ。小倉記念は相手強化になるだろうし…。今更能力は上積みもないだろうしね。好調さキープでどこまでと言う感じ。

 

 

オリオンザジャパン

 

<菊池> いやー、この馬でしたか。53kgは見込まれたと思いましたが、ハンデキャッパーすごいわ!という感想です。メイショウカンパクが51kgでも走らず、この馬が53kgで馬券になるんだから。

 

<京介> 同感だね。実績からは明らかに重たい、ぐらいには思っていたのに。道中あれだけ追い通しだったのに、勝負所で安易に大外を回らず、インベタを回る気の使い方ができてる内田博幸騎手が見事。

 

<菊池> 馬場が渋ったのは間違いなく良かったですね。

 

<京介> 微妙な質の馬場になったのは、決してスピード優位ではないタイプにとってはプラスだったはずだね。

 

<菊池> うーん、この後はチャンスのありそうな芝重賞?難しいですね。

 

<京介> それに背中がかなり薄くて、決してバランスの良い馬じゃないからなあ。追走スピードでも劣るのは間違いなかったし、こんな展開じゃなければ追い上げは難しかったでしょう。

 

 

その他

 

<菊池> 最終的に1番人気になったのは、僅差でシャイニープリンスでした。北村友一騎手は、馬場を敗因に挙げていますね。

 

<京介> でもまあ、隊列をざっと見ていくと、やっぱり大外枠からこの枠なりに運んでしまったのが敗因の大部分のようにも思うけどね。そして、この流れを追いかけてしまったことも良くなかったかな。

 

<菊池> 合わせ技での敗戦という感じですね。京介さんの「騎乗技術が問われる2000mで無策が基本の北村友一騎手…」という不安視はドンピシャでした。僕はもっと重く受け止めなければいけなかったと反省しています。

 

<京介> あの位置にいて、クリールカイザーと同時に上がっていけないのは、騎手としては「中身か馬場かで本来の能力を出せなかった」と感じるんだろうね。

 

<菊池> やはりこの馬は内枠でないとどうにもならなかったか、と。反省です。綺麗な馬場が良いというのも本当だとは思っていますが。

 

<京介> だけどこの斤量で条件に注文が付いてしまうのなら、ちょっと強気に動いて押し切れるほど、ちゃんと強い馬ではないとは言えそうだね。決して脚捌きがスムーズとも言えないし、軽いスピードのいいタイプでもないから。

 

<菊池> ルミナスウォリアーは、この展開ならもう少しやれて欲しかったですが…いったいどこで何をしていたのでしょう(苦笑)

 

<京介> スタートからモタモタしていて馬群の外を回って大して伸びず。いやこの馬の負け方は不可解だわ…。騎手が替わってアッサリ一変とか、あったりするのかな?ちなみに、パドックも決して絶好調抜群とも言えなかったけど、それはダコールやアルバートドックだって一緒だから。ちょっと判断の難しい結果になってしまったね。

 

 

<教訓まとめ>

 

・当日微妙な馬場に思えても、このレースだけはテンから速い流れで進み、決着時計もやたら速い。そして毎年、コーナーで少しバラけがちな追走になるのに、インベタを上手く回った馬が直線で浮上してくる。どの馬が上手く行くかは特定しにくくても、やはり「上手くレース運びができた内枠の馬」が勝ち負けするのは変わらない。まずは内枠から見るべき。

 

福島4日目までで、この開催未勝利で全くピントが合ってなさそうな騎手に期待しすぎるのは禁物。ほとんど馬群の外を回るか、勝負所で消極的。

 

・今年も2桁人気の馬が馬券に絡んだ。上位人気の馬がみな力を出し切るイーブンの条件にはならず、必ず全馬フラットな力勝負にならないような偏りが生まれがち。人気がない穴馬の方から予想するのも、攻略の一つの手かも。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・バーディーイーグル

…当日の仕上がりは抜群に良かったが、ちょっと押し上げが弱く物足りない内容。総合的に考えると、ダートの頃と同様、右回りが下手なのかも。新潟の芝重賞で見直したい。

 

<菊池>

・マーティンボロ

…先行馬脱落の流れを前で受けて見せ場を作った。復調気配あり、ハンデ次第で一発あるかもしれない。

 

~~~

 

<菊池> では、今回はここまでです。今週は函館記念を展望していきましょう。

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