金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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京介・菊池グリグリの「ラジオNIKKEI賞回顧!」
2016/07/05 18:17:00
テーマ: 重賞回顧

 JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  

週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。


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京介・菊池グリグリの「ラジオNIKKEI賞回顧!」

 

<菊池> 夏の福島開催が開幕!その開幕週ではラジオNIKKEI賞が行われました。今回も回顧していきましょう。

 

ラジオNIKKEI賞回顧

 

展望トークはコチラ

https://regimag.jp/s/blog_publisher_view/detail/blog/725/entry/68658

 

<菊池> 今回は、2人とも印上位2頭が被ってしまいましたが、何ですか、完璧でしたね!()

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 <京介> いやいやこんなにスカッと当たるとは。自分としてはいつも丁寧に回顧を続けた結果が活きたものと思ってるよ。まあできれば、ダイワドレッサーを週中展望の穴馬推奨で拾い上げておきたかったけどね。

 

<菊池> 毎年ながら我々の大得意重賞ですね()

 

<京介> 最近は1番人気が強くなってきた!穴馬は良い馬じゃなく、条件がハマる馬だと割り切る!この2点をレース前から指摘できた。今後も傾向は変化していくかもしれないけど、回顧をちゃんとしているので来年も追いつくはずです!という宣伝をば。

 

<天候・馬場について> 

<菊池> 福島は週中から雨予報が続いていて、天気が心配でした。一応、日曜日はいくらか降りましたか。

 

<京介> まず土曜日も、曇り空でどんよりした福島だったけど、雨には見舞われなかったんだよね。そして日曜日も、夜半から明け方にパラパラっと地面を湿らせる程度に降っただけで、結局メインまでに雲が晴れる時間帯の方が多かった。午前中は天気雨っぽい様子があったり、「怪しいかな…」と言うムードも漂っていたんだけど、馬場に影響するほどの雨は一切なかった。

 

<菊池> 芝への影響はなかったと考えて良さそうですかね?

 

<京介> うん。だから週中に雨予報と身構えていた立場からだと、肩透かしの結果だったよね。

 

<菊池> 梅雨時期ですので、このあとも天気に悩むシーズンですね。

 

<京介> 開幕週だからこそ、なおさら天気は当ててほしいんだよなあ。でもひとまず、開幕週の福島は馬場へのダメージがほとんどないままで終えた、ということは喜ぶべきかな。ちょっとばかりは七夕賞の予想がやりやすい。

 

<パドックについて>

 

<菊池> ここを目標に出走してきた馬もいればそうでない馬もいる。そんな重賞だと思いますが、全体の気配としてはいかがでしたか?

 

<京介> 今年は出走馬の半分より下の方、人気薄の馬は、明らかに出てきただけって感じだったわ。とぼとぼ歩いてる馬とキビキビ歩いて気配のいい馬との差が、重賞なのにかなり顕著だったね。

 

<菊池> 実績の足りない馬でもハンデや枠次第で上位に食い込むチャンスがありますし、一生涯重賞とは縁がないかも?という風な馬にも入着のチャンスがあるわけだから、そりゃ使ってきますよね。

 

<京介> ハンデ戦だから単勝人気がかなり割れたレースだったけれど、上位人気から単勝20倍まではみんな馬が良かった。8頭ほどがちゃんとしてる中から選ぶ、と言う難しさがあったね。

 

<菊池> 上位人気は線引きが難しかったですね。アーバンキッドも蓋を開けてみればハンデと枠を嫌われて思ったよりも人気がありませんでしたし。

 

<京介> 実績馬に次ぐ人気になっていたロードヴァンドールが、世間では逃げ想定だったけれども、パドックの気配からは「この馬が一番速い」とは正直感じなかったな。どれがズバッと行けるのか、「パドックから想像する展開予想」ができないくらい、スピード性能も拮抗してたと思う。

 

 

<レース展開について>

 

<菊池> 結構ゲートの中のゴタゴタが多かったですよね。そして、うるさかった馬が落ち着きを取り戻せていない中でスタートが切られてしまいましたね。

 

<京介> そうそう。東京開催の間は中継映像を比較してゲート入りに掛かる時間を測っていたんだけど、スタンド前発走ということもあってか、スパスパ入った東京に比べるとほんのちょっと手間取った感じがある。ゲートの最初からスタートまで1分ちょうどぐらいか。

 

<菊池> 詳細を掴んではいませんが、発走地点の係りの人たちも概ね異なるメンバーでしょうし。このあたりは場別・開催別に見ても面白いかもしれませんね。3場開催時の第三場まで正確に測るのは難しいですが。

 

<京介> ゲートに入ってからスタンド声援のプレッシャーがかかるのか、待つ間にそわそわしてる馬が多かったね。

 

<菊池> 主だったところでは、アップクォークとブラックスピネルが出遅れました。

 

<京介> ブラックスピネルはスタンドに近いとはいえ、フルゲートの最後入れで、自分でゲートのタイミングを決められるはず。だけどゲートに入ってから首を左右に振って、駐立が全く収まらないままだった。こんなもんスターターは待ってられないわ。

 

<菊池> 出遅れキャラではないし大外枠だし、意外でした。

 

<京介> 対照的に、スタートの一歩目がビシッと決まったダイワドレッサーは、ゲートの中で一切余分な仕草をせずピタッと落ち着いていた。この喧騒の中で馬も集中していたんだろうし、スタートが変則的なタイミングだったから、騎手が余分な動きをしないことで好転したいい例だったと思う。

 

<菊池> 尚且つ、石川騎手は先行するつもりだったんでしょう。

 

<京介> あと、個人的にカープストリーマーが立ちあがってしまったのも触れておきたい。ロケットスタートを決めようと中谷騎手が構えていたのに、「収まりました」の後一拍遅かった分、ゲートが開いてないのに踏み出してしまったようだね。実はアップクォークの柴山騎手も、そのスタートを狙っていたフシがある。最初の踏み出しのタイミングをズラされた感じ。

 

<菊池> 前は間から6番ダイワドレッサーがスタートを決めて先行する構え。外からはロードヴァンドールも主張しますが、内の馬が行く気になれば、外からの先行が難しくなるのがこのコース。挽回したジョルジュサンクが先頭で1コーナーに入りました。

 

<京介> ロードヴァンドールはスタートも遅くなかったし、四位騎手が追っ付けていたのに1コーナーで3番手まで。これも重賞レベルになると、あるいは1800mの距離になると他の馬も速いから、ということだね。

 

<菊池> 1コーナー通過はジョルジュサンク、ダイワドレッサー、キングハートでロードヴァンドールが3番手外でしたが、2コーナーで一気にミエノドリーマーが先頭を奪って行きましたね。

 

<京介> 1コーナーで行きたがって口を割っていたし、好位の外で宥めるのは難しい様子だったから。だけど、このタイミングで捲れたのは、田辺騎手がコーナーで先手を奪い、上手い具合にペースダウンしていたからだよね。結果的に、蛯名騎手が前に楽させまいという主張になったけど、この動きがなかったらもっとジョルジュサンクが楽をしていた流れだったかも。

 

<菊池> ゼーヴィントは好位直後の内で絶好のポジションでした。

 

<京介> ここは2コーナー時点で都合4列目の内となる。だけども向正面では(おそらくバテるはずの)キングハートが前を塞いで、左斜め前にミライヘノツバサ内田騎手が陣取って、ゼーヴィントに自由にさせまいとしている。コースロスは一切なく無駄な動きもなく運べたけど、この前方対処が後半の難点になるね。

 

<菊池> アーバンキッドやアップクォークが中団より後ろで、このレースとしてはかなり厳しい位置。ブラックスピネルにはさらに後ろの後方2番手でした。

 

<京介> アップクォークはリズム悪い出脚になって、コーナーでも行きたがっていた。鞍上がリズムの悪い導き方をしたとはいえ、追い込み馬で掛かるというのは序盤の挽回もしにくくなるし、ホント乗り方が難しくなってしまう。

 

<京介> アーバンキッドはブラックスピネルと違ってゲートをサッと出たし、最初はロードヴァンドールと同じぐらいの出脚だったんだよ。それを福永騎手が「内に行けない」と察したためか引っ張って、馬群の裏に回る2桁通過順だった。折り合って馬が納得ずくの追走だったから、まだ脚が溜まっているものの…。こういうのは強気に行ってほしいよねえ。

 

<京介> ブラックスピネルは仕方ない。57kgを背負って他馬よりも機動力が低いのに、大外枠であの出遅れ。手がないよ単純に。

 

<菊池> 武豊騎手としてもプランが大きく崩れて、腹を括っての待機作しかなかったですね。

 

<京介> そして序盤にミエノドリーマーが捲って先頭に立った後、後に続く馬が現れず、意外とペースが落ち着く。ロードヴァンドールに騎乗してるのに3番手外で落ち着いちゃうのが四位騎手だよな~。でも向正面の区間では隊列もやや縦に長め、それにペースも遅い。人気勢が後方で追走に苦労しているムードを察知できていたなら、仕掛ける理由もないかな?

 

<菊池> 3コーナー過ぎでは、逃げたミエノドリーマーの手応えが既に怪しくなり、2番手からジョルジュサンク、3番手からダイワドレッサーがそれぞれ進出。ゼーヴィントはこのあたりではまだ進路取りが怪しく6~7番手内といったところでしょうか。

 

<京介> この進出は、ロードヴァンドールが3コーナーチョイ前からプレッシャーを見せた場面からだね。好位勢がそれに対応しつつ、もうラストは短いことだし十分な仕掛けをしてる。

 

<京介> ゼーヴィントの戸崎騎手はこの週コーナーで外に持ち出した馬があまり伸びてないのを知ってるからか、ここで無理する愚は犯さない。ただ、ミライヘノツバサとキングハートがピタリ塞いで進路を潰しているし、ミライヘノツバサの後ろからトモトモリバーが進入して、ゼーヴィントが進みたい左の進路を埋めた。この時点では、結構苦しくなりそうな未来が見えるね。

 

<菊池> ただ、この後ですね。スパイラルカーブを曲がりきったところで、ゼーヴィントに進路が出来ました。

 

<京介> ミライヘノツバサの内田博幸騎手が勝ち負けのヤマっ気をもって、ダイワドレッサーの内に進んだのは決して間違ってない。これはトモトモリバーが追っ付け一杯になりかけて足並みがおぼつかなくなり、その2頭の差に1頭分の隙間が空いてしまった。ゼーヴィントはトモトモリバーを突き飛ばしながら進むけど、これはまあ相手も一杯だし…。

 

<菊池> 自分の馬には脚があるし、特に問題になるポイントではありませんでした。

 

<京介> ミライヘノツバサがダイワドレッサーの外を狙うような進路だったら、ゼーヴィントはノーチャンスだったと思うよ。

 

<菊池> ノーチャンスは言い過ぎな気もしますが、外への切り返しで大きなロスが生じたでしょうね。福島は直線に向ききってからだと本当に挽回がききませんから。だから前が残りやすいわけですけども。

 

<京介> 昨年のアンビシャスの4角出口処理よりも狭いし、運の良し悪しは影響したけど、戸崎騎手はここしかない!と言う場面で見事な捌きだった。

 

<菊池> 前は一旦完全に抜けたジョルジュサンクが、緩やかな坂の後半で失速。2番手からダイワドレッサーが浮上しますが、そこに一気に襲いかかったのがゼーヴィントでした。

 

<京介> ジョルジュサンクも54kgぐらいだったら絶対に粘っていそうな仕掛けだけどねえ。田辺騎手のレース運び、最初に先手をちらつかせる戦略は完ぺきにハマった。

 

<菊池> 田辺騎手は福島の生まれですし、かつてはローカル回りが多かったジョッキー。そして頭角を現したのも福島でした。このコースは巧いですね。

 

<京介> ダイワドレッサーは前で競馬を展開してくれた驚きがあったけど、最後まで良く集中してくれてたね。最後は一杯一杯の脚色だし、微妙にフラついてるけども。最後もう一歩出たのはハンデ差かな。

 

<菊池> 石川騎手もよくやったと思います。特にミスはなかったでしょう。

 

<京介> ゼーヴィントは最後突き離す時の脚色が素晴らしかったね。内を回っていた有利、54kgの差、鞍上の好判断やらもあったけど、小回り勝ち経験があって多少なりとも馬の慣れもあったか、といろいろ考えるよ。

 

<菊池> そして、2着にダイワドレッサー。3着は結果として差しが間に合わない組の中からアーバンキッド。そしてアップクォーク、ブラックスピネルと続きました。

 

<京介> 実は後方から外を回っていたアーバンキッドは、4コーナー出口の横並びではゼーヴィントよりも先に仕掛けて、直線の半ばまでは勢いが間に合ってる。福永騎手は「外を回したにしてはいい仕掛け」だったんだよ。これで3着までしかなかったのは、56kgと外を回った不利も影響したかな。でもまあ、前で勝負しないとなあ。

 

<京介> アップクォークは、出遅れから終始リズムの悪い回り方で、最後も前方の集団より体が前に出るシーンがない。最後詰めて来れたのは馬の能力と53kgの分だけ。騎乗ぶりに難アリと捉えられても仕方ない内容だわ。

 

<京介> ブラックスピネルは、最初から最後まで大外枠不利を何かしらで挽回・逆転する手立てを組めないままレースが終わった。57kgを背負うだけの能力だけは見せたけど、このハンデ戦で勝ち負けを期待するには、良い材料がなかったね。出遅れなかったら…を想像するのがやっとのところだわ。

 

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分47秒0。土曜日の9R雄国沼特別(3歳上500万下)の1分46秒7と比べて0.3秒遅い決着時計でした。

 

<京介> これは例年と比べても物足りないという判断になるかな?開幕週だからというのもあるし、各レースでバンバン好タイムが出ている今年の3歳世代だから、せめてもうちょっと速いタイムで決まって欲しかったね。

 

<菊池> レース全体としてはスローの決め手比べになったと見ていいでしょうか。

 

<京介> ここ最近のラジオNIKKEI賞は、中盤からバンバン捲りが入って…ということはなくなってるね。最後の3F2Fが速い決め手勝負になることが多く、だからこそ内枠・軽量馬が勝ちやすい状況に拍車がかかっている。関西の騎手が工夫をしない、思い切った騎乗をしない、後出し待ちばかりするというのも指摘しておこう。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

 

ゼーヴィント

 

<菊池> 当日の状態はいかがでしたか?

 

<京介> 決して抜群に抜けた馬ではないからね。あくまで54kgになるのも仕方ない、やや華奢な体つきでまとまったタイプだよ。柔らかみ抜群というわけでもないし。ただスカッと整っていたね。

 

<菊池> 完璧な立ち回りでしたね。イメージどおりのレースをしてくれました。

 

<京介> 内枠有力馬と思われた柴山騎手や江田照男騎手とマークし合うことがなく、内田博幸騎手との駆け引きも上手く捌いたのが大きかったと考えてるよ。ただ、内枠と言うのはこう使う、というのを完璧に示してくれた内容だったね。また戸崎騎手の評価が上がるわ。

 

<菊池> さて、この後ですが、菊花賞に向かうかどうかはともかく、次は菊花賞トライアルになりそうですね。関東馬ですしセントライト記念が有力でしょうか。

 

<京介> 過去の勝ち馬のその後を見てると、古馬マイル路線なら富士S、天皇賞秋なら毎日王冠。いろいろな例があるからこれとは言いにくいな。木村哲也厩舎って、長い距離志向の馬づくりしていると思えないし、どんなもんかなあ。

 

<菊池> ここを勝ったというのは良かったですが、次走はどこに行っても過大評価を受ける予感。

 

<京介> 超強力な3歳馬が出てくる菊花賞トライアルよりは、空き巣狙いしそうな印象だけども。

 

 

ダイワドレッサー

 

<菊池> オークス以来の出走でしたが、仕上がりはいかがでしたか?


<京介> いやこれが素晴らしかったんだよ。ストーミーシーやアーバンキッド、カネノイロなんかは、徐々にレースで結果を残しつつ休みなくG1に当てたから、馬に上積みは正直なかったと思う。だけどダイワドレッサーは、前走のオークスが明らかに叩きだったからね。姿勢がグンと良くなって、シャキシャキ歩いていたと思う。斤量が軽い馬で、重い馬に対しても馬体で勝てるぐらいと感じたから、パドックでは本命を打ちました。

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<菊池> 石川騎手も上手く乗りましたね。重賞初制覇まであと一歩でした。

 

<京介> この馬は前予想する時に位置取り想定が難しかったんだよね。自分はゼーヴィントと同じような位置でいて、中団から半捲りするような形かなと思っていたから、石川騎手には荷が重たいかと思っていたけど…。距離が縮んでいるのに位置取り一変、こんな正攻法で来るとはね。馬を評価してる身としては、ここは想像以上だったよ。

 

<菊池> 個人的には、この馬をハンデ53kg(牡馬換算で55kg)としたのは絶妙だったと思います。

 

<京介> そうだね。ハンデキャッパーもそれぞれのレースを分析して、「これは評価すべきレース」「評価に値しないレース」を区分けしてるんだなと。フェアリーSを凡戦と見たことで、加算がなかったんでしょう。

 

<菊池> さて、この後ですが、秋華賞トライアルでしょうね。今年から紫苑Sが重賞に昇格しますので、このあたりが有力でしょうか。続戦で札幌のクイーンSという選択肢もあるかもしれませんね。

 

<京介> 自分は今回のパドックで結構キレが良かった馬体から、この春がいい休みになったんだろうなと推測するし、春に重賞連戦していた牝馬とは事情が違うと思ってる。夏場連戦に一票推したいね。

 

<菊池> 状態は良さそうなので、メンバー次第ですかね。

 

<京介> それとフェアリーSは誰が見ても凡戦と判断していいはずなんだけど、ビービーバーレルは古馬ダートOPで通用してるし、ダイワドレッサーは同世代の牡馬相手に足りた。3歳牝馬路線でそこそこの実績を積んだ馬が、牡馬相手に通用するという観点はあった方がいいと思うね。

 

 

アーバンキッド

 

<菊池> 8枠に入ってしまった以上、あの競馬は仕方なしでしょうか。

 

<京介> スタートがかなり良い方だったから、惜しいと感じてしまうね。福永騎手は一旦出掛かって内をチラ見して、その後に控えて下げているから。もうちょっと外目の枠の馬が大量に出遅れていたら、先行から押し切る競馬もあったかな?

 

<菊池> 相変わらず、パドックではよく見せましたか?

 

<京介> パドック1周目で最初のチェックを入れた馬がこの馬だったわ。結構早い時期から過剰人気しがちな馬だけども、まだまだ伸びると思うね。

 

<菊池> この馬に関しては、秋のローテが悩ましいところですね。マイル路線だとどうでしょうか。

 

<京介> ただ、春の重賞路線での内容をざっと見直しても、広いマイルコースで切れる馬じゃないし、決め手が基本なまくらだから。もう一皮むけるまで待ちたい感じ。2000mで対応できる体でもあると思うし、いろいろ試して欲しいね。

 

 

その他

 

<菊池> アップクォークは追い込むも4着まで。この馬が3着なら大きかったのですが…()

 

<京介> 上でも触れたけど、1コーナーを回る際にもリズムが悪かったし、4コーナーでもここを突くと決められず、追い方がフワフワしてたと思う。ゲートが決まってリズム良く運べていれば、もう全然違う内容だったかもしれないのは、ブラックスピネル以上かも?

 

<菊池> ブラックスピネルも最後はよく追い込んできて5着でした。

 

<京介> 条件が悪いというのは誰の目にも明らかだったけど、武豊騎手は「ゲートで突進した」とのことか。やっぱりロケットスタートを狙っていたんだろうね。スタンド前発走では集中力を保ちづらかったかなあ。

 

<菊池> フルゲートでスタンドも近いですし、ゴール前ですからね。

 

<京介> 実はこの日曜日は、福島競馬場は入場無料デーで、おまけに天気は午後から晴れ。普段の福島よりも人が多い・主婦層や子どもが多かったのも指摘しておこうか。来場ゲストが小島よしおだったんだよ。

 

<菊池> 細かい()。高い声がいつも以上に多かったってことですかね。

 

<京介> 昼休みの一番雨が強くなってた時の舞台でかわいそうだったなあ。

 

<菊池> 引き続き、来年以降も同じような目線での馬選びで良さそうですかね。あと、このレースは、どうしても枠順を見ないと、予想が難しいですね。今回のように枠順で大きく印が入れ替わることもあります。

 

<京介> それも大きいと思うね。石川騎手は、ダイワドレッサーが偶数内目の枠じゃなかったら、あれだけ積極的な競馬をしたかどうか。アーバンキッドも同じく、あんな外じゃなかったらもっと中心視してたと思う。

 

 

<教訓まとめ>

 

2回福島の開幕週は梅雨シーズンと当たるが、開幕週1800mのラジオNIKKEI賞はいつも内有利・先行有利の馬場。馬のポテンシャルよりも小回り向き、条件有利を優先すること!これは鉄則。

 

・あれだけ1番人気が苦戦してたラジオNIKKEI賞だったが、2年連続で1番人気馬が勝利。条件が固定されて斤量を背負う実績馬が負けやすいということが知れ渡り、実力トップの馬よりも、この条件有利の馬が評価されるようになってきた。今後は2番人気よりも1番人気になる馬を重視すべき。むしろ穴馬に拘ること。

 

関西騎手は相変わらず良くない。関東騎手の方が小回りなりのシビアな位置取りをしてくれる。また、普段北海道で騎乗していて、この重賞のためにピンポイントでやってくる騎手も意外に良くない。実は騎手だけでもだいぶ絞れる。

 

今年も美浦BWコース調教馬が優勢で、今年は上位4頭までを独占。今年のように小回り中距離勝ち実績を持つ馬が少なすぎる年は、調教コース適性で絞る手も考えたい。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・ブラックスピネル

…負けるとは思っていたが、3重苦ぐらいある中で後方からしっかり差を詰めて力を示した。ラジオNIKKEI賞で背負って掲示板に載った馬、特に後半に脚を使った馬は、その後軌道に乗ることが多い。この馬もまだまだ伸びていい素材。

 

<菊池>

・アップクォーク

…このレースにおいて差し遅れての4着は性能の証明(のようなもの)。スタートが悪くても間に合うコース、舞台設定ならオープン級でもやれるはず。

 

~~~ 

<菊池> では、今回はここまでです。続いてCBC賞も回顧していきましょう。

 

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