金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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京介・菊池グリグリの「週末重賞を検討しよう!~ 宝塚記念 ~」
2016/06/24 13:36:00
テーマ: 重賞展望トーク
JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞展望。
※週末の重賞が3レース以上の時は、”1番人気研究家”にして、競馬チェック編集長・競馬ビッグデータ主宰の奥野憲一が参戦!
  
前年の重賞傾向や、出走馬の特徴&状態、今年の注目ポイントなどを盛り込んだ濃密な展望対談!
『競馬大予言』で連載中、「重賞別”激走”&”凡走”のツボ」も抜粋して掲載中!

※推奨穴馬が絶好調!
安田記念・ロゴタイプ、マーメイドS・リラヴァティに続き、
函館スプリントSはソルヴェイグが12番人気1着に激走!

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新感覚の競馬新聞・『競馬チェック』については、こちらから

京介・菊池グリグリの「週末重賞を検討しよう!~ 宝塚記念 ~」 

※木曜夜の展望トークです

 

<菊池> さぁいよいよ上半期ラストのG1です!日曜日の阪神で行われる宝塚記念の展望をしていきましょう。

 

宝塚記念展望

2015年宝塚記念回顧はコチラ

http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50750671.html

 

<天候について>

 

<菊池> まずは何といっても雨が心配ですね。週中だけでなく、週末も降りそうです。

 

<京介> うわ~、今日も降ったし金曜日も午後から夜中に雨、土日もなのか…。台風だと通過が早まって一気に晴れるとかの例があるんだけど。こりゃいくら願っても雨を回避できそうにないな。

 

<馬場について>

 

<菊池> 改めて先週の馬場を振り返りましょう。

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<京介> なんだかこの阪神開催は、高額条件で頭数が集まりにくいみたいね。未勝利や500万下なら、フルゲートやそれに準ずる頭数になるんだけど、下のクラスはもうただ単に人気が強いだけ。

 

<菊池> 開催単位ではフラットですが、先週は一見すると前残りが多いように見えます。仮柵移動の効果もあったでしょう。ただ、人気馬が強かったということで、強烈な前有利とかそういうことではない感じですね。

 

<京介> 未勝利は売れ残った有名馬、500万下では有力3歳馬や降級馬がね。だけど、1000万になるとちょっと怪しくなって、準オープン以上になると人気が全敗。クイーンズリングが2着に頑張ったぐらいで、常に人気の逆を取られているようだね。近走好走馬や降級馬がことごとくダメ。

 

<菊池> 先週は途中から雨が降ったりもしましたし、裏開催で騎手も手薄でした。

 

<京介> 内も外もまずまず伸びるから、傾向らしい傾向は分かりにくいんだけど、溜めてもバシッと弾ける馬場ではなさそうで、直線で必ず一回二回展開が入れ替わるのがポイントかな。瞬発力だけで挽回できるような軽い芝ではないから、持続力や体力で上回れないと、厳しい馬場じゃないかと思う。

 

<菊池> 宝塚記念をやるにはピッタリの状況という感じもします。

 

<京介> 上がり最速を記録できないディープインパクト産駒は不要。そして、一部の関西騎手ばかりが好走を続けていて、遠征してきた関東騎手がまるで通用してない辺り、何か一癖二癖ある馬場のように見えるね。

 

<菊池> ただ、雨でグチャグチャになると、それどころではない第三のステージに移行すると思われますが。例えば、“誰も伸びない”とか。

 

<レース傾向について>

 

〇前走が鳴尾記念で4着以内

[1212]、昨年1着も該当。単複ともに回収値200%超!

になってから本番でマーク薄くなり妙味 

○ステイゴールド産駒

 →[5007]、過去7年は勝ち馬4頭、合計5勝。適性◎

  レース中の降雨や馬場悪化で信頼度アップ!

○池添謙一騎乗馬 

のべ5頭で[2113]、9人気2着、11人気3着が光る。

  11年前に11番人気1着。現役最多タイの3勝。

×前走が天皇賞(春)以外で5着以下 

→[00341]、連対はかなり厳しくなる、強力な消しデータ。

天皇賞(春)組は5着以内でも[32018]

×前走がGⅠ&鳴尾記念以外

鳴尾記念に旧金鯱賞を含めて計算すると[10139]

1着例はステイG産駒のナカヤマフェスタ。

△前走1着の1~2番人気馬

→[1305]、勝ったのはディープインパクトだけ。

単複回収値は12%62%、妙味乏しい。

(菊池グリグリ『競馬大予言・重賞別「激走」&「凡走」のツボ』掲載データより一部)

 

<京介> 天皇賞(春)からの巻き返しが最近の主題になってきているけど、それ以外のローテーションなら少なくとも掲示板に載っていないといけないんだね。

 

<菊池> そうですね。前走大敗からの巻き返しは厳しいです。ただ、極端な馬場悪化があると、こういう傾向は意味のないものになりがちなので、今年に関してはあまり傾向を重視し過ぎない方がいいかもしれません。

 

<京介> 鳴尾記念が、昔の金鯱賞にとってかわって、キチンとした前哨戦として役に立っているのはかなりポイント高いよ。まだG1に足りていない格下馬・実績不足の馬は、ここから臨まないと宝塚記念では足りないと。

 

<菊池> あと、例年と違うポイントとしては、目黒記念の1・2番人気が牝馬だったということですね。過去10年には一度も例がありませんし、マリアライトはトップハンデ級の扱いを受けながら負けて強しの2着をしているので、そこも気をつけたいポイントとして挙げます。

 

<例年と比較して気になるポイント、展開予想など>

 

<京介> まずG1戦線の趨勢としては、昨年の秋はラブリーデイ無双が続くか、と思われていた時に、JCを牝馬に奪われ、有馬記念はこれまでG1戦線に登場してなかったゴールドアクターが優勝。

 

<菊池> 秋古馬3冠を制したのが全て異なる馬だった上に、2つ連対したという馬すらいませんでした。

 

<京介> だけど年が明けてからの中長距離戦線は、中山記念でドゥラメンテら明け4歳勢が優勢。大阪杯も4歳決着。天皇賞(春)は、古馬勢が人気順で対抗格に追いやられ、キタサンブラックが制した。4歳の中からトップの馬が生まれて無双し続けているわけではないけど、4歳世代の馬が勢力地図を塗り直しているという趨勢になっているね。

 

<菊池> エイシンヒカリが海外に専念していることも影響はあると思います。

 

<京介> 今回はおそらく、能力面でドゥラメンテとキタサンブラックの2頭が、キャラに着目することで人気を集めるけれども、4歳世代は全体に要注意すべき、と言うのが自分の考えだね。

 

<菊池> 5歳世代が弱いから余計に、という部分もあるでしょうね。6歳世代もキズナ・エピファネイアら大将格は去った後で。

 

<京介> また、展開面。天皇賞(春)のキタサンブラックは、武豊騎手の見事な先導も注目されたけど、改めて馬の能力も再評価される流れだったね。基本的にこの距離に不安はないし、大阪杯で示したスピードもある。この馬のペースで行ってアッサリバテるということはまずないでしょう。

 

<菊池> ゴール前で差し返しましたからね。

 

<京介> しかし今回登場してる騎手は、ほとんど天皇賞(春)に別の馬で出走していて、キタサンブラックの作るペース、ラップ勘を知っている。さらに、天皇賞(春)より強力な馬に乗ってるのがほとんどだね。キタサンブラックが前走のようにアッサリ逃げることがないよう、マークも厳しくなるだろうし、そのハコ内ポジションを奪おうとする争いも熾烈になりそう。

 

<菊池> ノーザンF生産馬が過半数の9頭です。さすがにキタサンブラックにこれ以上、大きな星をくれてやれないでしょうね。

 

<京介> メジャーエンブレムのように、「追いかけた側が苦しくなって躊躇してしまう」ような逃げではないし、どちらかと言うとスロー歓迎で、揺さぶりの大きい流れにも対応できるのがキタサンブラック。だから、最初のスタート直後スタンド前の争い。これが一番面白くなるんじゃないかな。エイシンデピュティの逃げ、ゴールドシップの3番手追走。こういう「過去の履歴を裏切る」走りが、人気馬の脚元を掬う結果を導くんじゃないか。

 

<菊池> では、人気順に上位5頭についてお願いします。

 

ステファノス

 

【 強み 】

<京介> 休み明けでもそこそこのパフォーマンスでまとめることができる馬だけども、とにかくこの馬は叩き2戦目で狙ったレース、あるいはG1でパフォーマンスが上がるのが特徴。昨年の天皇賞(秋)の2着、クイーンエリザベス2C2着も優秀だった。別にマイル路線に歩むつもりでもなかったのに、富士Sを制したのも叩き2戦目だったね。

 

<菊池> ディープインパクト産駒でキレる脚も使えるタイプでいながら、重馬場もそこまで苦にしないのではないでしょうか。母はクロフネ×ゴールドティアラというゴリゴリのダート配合ですし、「べらぼうに巧い」とまでは言わずとも、マイナス材料にならない、くらいに見ても。

 

<京介> 戸崎圭太騎手+藤原英昭厩舎の叩き2戦目の重賞は、3分の2で連対するからね。これは最強コンビだわ。まあ、昨年今年のデータが大きいけども。

 

【 弱み 】

<京介> この馬はイスラボニータが勝った皐月賞の5着馬で、今でもイスラボニータと着順が前後する程度の実力でしかないからなあ。今年の4歳馬が弱いと言える人ならともかく、今年は昨年の天皇賞(秋)より明らかにメンバーが濃いでしょう。それがなあ。

 

<菊池> 昨年のQE2も今年と比べるとかなり落ちるメンバーでしたもんね。天皇賞(秋)では展開予想も盛り込んで推奨しましたが、今回はスタミナ寄りの競馬が想定されるだけに、心配はありますね。

 

<京介> 勝ってから1年以上経っているし、頭はさすがにないかな。


★総合評価:+3  (京介 +2 菊池 +1)

(※各々が-5~+5点で採点 ※総合点は合算値 -10~+10

 

ラブリーデイ

 

【 強み 】

 

<京介> 昨年このレースで激走した馬で、流れが合えばキタサンブラック徹底マークポジションで行けるスピードはある。ただ、もうちょっと低い人気の方がいいなあ。

 

<菊池> 昨年勝っていて、直近3走も5着・4着・4着と大きく崩れてはいません。大阪杯は徹底マークでかなり厳しい競馬を強いられたし、前走はかなり相手が強かった。状態面も立て直せている感があります。

 

<京介> 当たりの柔らかいルメール騎手に替わるのは、案外プラスじゃないかと思ってるよ。別に外枠でも先行できるけれど、キタサンブラックの真後ろを真っ先に奪える枠なのもいいでしょう。

 

【 弱み 】

 

<京介> 2000m2分を切る決着、上がり3F32秒台、そういう軽い流れで弾ける・スピードがいいタイプだから、この重馬場は厳しそうだねえ。ちなみに昨年1年無双が続いていた時は、一滴も雨が降ってない馬場ばかりだったんだよね。連続開催で馬場が荒れるはずの中山金杯ですら高速決着だった。

 

<菊池> 母ポップコーンジャズってダンスインザダーク産駒であり、自身の母父がトニービン。そして母母父がリアルシャダイ…その奥にノーザンテーストということで、なんと言いますか、社台のスタミナの結晶、みたいな馬なんですよね。字面では心配なさそうに見えるんですけども、この馬は2200mあたりを境に距離限界らしきものを見せてしまうので、昨年のように悪くない馬場でスローの上がり勝負という競馬ならこなせる、程度なのでしょうね。

 

<京介> やっぱり昨年1年間ほぼ皆勤した勤続疲労だなあ。見た目良い状態に戻せたとしても、ちゃんと中間追い切りも良く整えられたとしても、この馬場でまた突如パフォーマンスを伸ばすということは、まずないだろうね。

 

★総合評価:+1 (京介 +0 菊池 +1)

  

アンビシャス

 

【 強み 】

 

<京介> IDMの履歴をたどればわかるけれども、やっぱり充実一途で力をグングン伸ばしているということだね。昨年ラブリーデイを推せたのもその背景があってのことだし。

 

<菊池> そういうことですね。

 

<京介> アンビシャスは、昨年は一介のローカルG3勝ちがやっとで、G1級にはまだ能力が足りなかった馬だけども、年明けから馬が変わったような急反応。中山記念で天皇賞(秋)よりも能力を伸ばし、大阪杯ではキタサンブラック相手に斤量差があれど完勝。大阪杯はタイムも良く、G1級の指数も出ていたね。

 

<菊池> 加えて、大阪杯では競馬ぶりに幅を持たせることに成功したのも大きいと思います。母父エルコンドルパサーは芝2200m以上で成績が優秀なので、折り合いさえ付けば距離は大丈夫だと思います。父ディープインパクト×母父エルコンドルパサーという点ではマリアライトと同じですね。ただ、マリアライトの母クリソプレーズとは異なり、アンビシャスの母カーニバルソングは小倉芝1200mで勝ち上がるような馬でした。が、これも含めて気性面だと思います。

 

【 弱み 】

 

<京介> 本当は大阪杯の後は休みを入れるつもりだったんでしょ。ある程度充実ぶりを信じて宝塚記念に駒を進めることとなったけど、それだったら鳴尾記念を使ってもらいたかった。休み明けは本当に大丈夫なのか、と言う部分と、この重馬場だね。まあ、気性的にカッカする馬だから重馬場はいいんじゃないかとアテにはしてるんだけども。どうだろう。

 

<菊池> 思うように進めない道悪だから、結果として折り合いがつくってことですね。

 

<京介> それにこの馬、まだ出遅れるでしょう。阪神の2000m2200mでゴールドシップやアンビシャスを先行させられたのは、スタンド前の長い直線で挽回が効いたから。キタサンブラックの真横や真後ろを奪いに、他の馬が一斉に殺到するようだと、果たして隊列はどうなってしまうのか。大阪杯のラブリーデイのように包まれて最悪なまま終わる可能性もありそうなんだよなあ。だからゲートで理想の展開から変わってしまうのが結構な不安だね。

 

★総合評価:+7 (京介 +4 菊池 +3)

 

 

キタサンブラック

 

【 強み 】

 

<京介> 大阪杯でも58kgを背負って勝ち負けになり、天皇賞(春)でも自分で展開を制して逃げ切った。以前は地味なタイプだったけれども、やっぱりちゃんと強い馬だから、他馬にマークが行く時は外してはいけないんだよ。

 

<菊池> 天皇賞(春)でも、誰かが潰しに動いてくれる!と信じたものの、武豊騎手の巧みなレースメイクで他馬は思うように動けず。このコンビは強いですね。

 

<京介> 逃げなくても別に構わないというフリをチラチラ見せておいて、逃げてなお強い競馬ができる。この引き出しの多さだよ。はっちゃけて逃げる馬が他にいても、別にこの馬は控えて折り合える。この戦略にかなり幅があるのが、この馬の強みと言えるね。

 

【 弱み 】

 

<京介> ハイペースで無理して2番手から強気に行ってバテたのが、あのダービーだった。多少余裕ある体つきでも競馬でパフォーマンスを出せるのに、ビシッと本腰入れて仕上げるとカリカリしてしまう?それが弱点としてあるかも知れない。でもまあ、その反省は陣営にはあるでしょう。

 

<菊池> 宝塚記念て頭数が多いほど差し・追い込みが台頭する決着になりやすいですよね。目安としては16頭立て以上。昨年のラブリーデイはゴールドシップが大出遅れするというアクシデントがあって、かなり稀なスローペースで2番手から残しましたけども。やはり、内回りの芝2200m戦はどうしたって出入りの激しい展開になるので、レースを組み立てる難しさはこの2戦よりもあると思います。

 

<京介> 一番の難しさは、もう強さが知れ渡っているから、徹底マークに遭いそうなことかな。菊花賞のような隊列になったとして、阪神2200mの重馬場では上手く勢いをつけられないでしょう。この馬を負かすには、他馬が一斉に競り掛けて余所行きの競馬をさせる。これが一番だね。ムードとしてはそうなりそうだから。

 

★総合評価:+3 (京介 +1 菊池 +2) 

 

ドゥラメンテ

 

【 強み 】

 

<京介> 皐月賞とダービーの2冠がどちらも強い内容で、菊花賞を勝ったキタサンブラックは一度も先着されたことなし。これだったら、4歳世代の総大将扱いされて当然。まあ、皐月賞の比較をする限り、今年の3歳世代がヤバそうだからうかうかしてられないんだけどね。

 

<菊池> それはさておき、強い4歳世代のトップです。

 

<京介> 中山記念でも何とか同世代を退け、ドバイシーマクラシックもアクシデントはあったけど大きな故障もなく、無事宝塚記念へ駒を進められた。高いパフォーマンスを発揮してくれそうな馬が、同じコンビで無事出走。ひとまずこれだけでも、妙に低い評価になる根拠はないね。

 

<菊池> 中山記念はダービー以来9ヶ月ぶり。18キロの大幅馬体増、57キロを背負っていましたが、後に大阪杯を勝つアンビシャスと、ドバイターフを勝つリアルスティールを退けていますからね。横綱相撲の戦法も印象的です。

 

<京介> それと体つきと走り方からして、重馬場はかなり得意なんじゃないか?ディープ系統に比べればはるかに有利なんじゃないか?とは思ってるんだよ。それにM.デムーロ騎手がこの鞍に賭ける意欲も半端ないでしょう。先週までの乗り方はホント狭くなったり塞がれたりした時に、一切反抗・反発せず負けるシーンが多かったし、リーディング争いではルメール騎手と戸崎圭太騎手に水をあけられているけど、今週は大暴れすると思っているんだよ。

 

【 弱み 】

 

<京介> 年明け4歳馬同士で比較すると、キタサンブラックやアンビシャスは、年が明けてから「伸びしろ○→伸びしろ○」の競馬ぶりを見せているけど、この馬はちょっとなあ…。皐月賞・ダービーのパフォーマンスと、中山記念・ドバイシーマクラシックを比べると「物足りない→物足りない」と言う内容でしょう。ここからいろいろ変な推測が働いたりはしちゃうよね。

 

<菊池> 中山記念は前述のとおり、かなりのハードルを超えての勝利ですし、中山記念→ドバイシーマクラシックというローテも良くなかったでしょう。

 

<京介> 皐月賞とダービーの2冠を達成できたのは、同世代の中でいち早く成長力で抜きんでることができて、他馬がまだピークが来なかったから。国内で比較できてないけれども、実はドゥラメンテは骨折の影響で、「4歳になっての成長」が一息なんじゃないか、なんて考えも…。少なくともディープインパクトやオルフェーヴルのように「突き抜けるほどに強い」馬でないのは確かだからね。今回あいまみえて、能力格差がやっと初めて分かるという場面。

 

<菊池> その割に人気しているのがどうか?ということですか。

 

<京介> そして最近は、ドバイや香港に向かうG1馬が増えたけども、実はこの春の海外帰り&G1挑戦ってホントダメなんだよね。思いっきり完敗してダメージを負わず帰ったのなら、ウオッカやアドマイヤムーン、ダイワメジャーのように新鮮な気持ちで戦えるんだけど、半端に敗れたり心身に負担がかかる勝ち方だったりすると、リアルスティールのようなことになる。最近は海外でどんどん勝ち負けできるようになっているからこそ、国内に戻っての反動がデカい、国内だと負け続けてる流れのようだね。

 

<菊池> うーん、それは結構微妙な気も。同列で語れるのは、今年ならモーリス(チャンピオンズマイル1着→安田記念2着)、一昨年のジャスタウェイ(ドバイDF1着→安田記念1着)、ジェンティルドンナ(ドバイSC1着→宝塚記念9着)あたりだけじゃないでしょうか。

 

<京介> ドゥラメンテの落鉄は精神的なものと判断されてるようだけども、体にもダメージを負ったと見るか、能力100%発揮にブレーキを掛けた結果と見るか…。ちなみに22日の共同記者会見で堀調教師が言うには、ノーザンFしがらきで着地検疫をした3頭の中では、ドゥラメンテが、最もダメージがあったそうだね。もちろんそこからメチャ慎重に立て直してるという話だけれども。

 

<菊池> そもそもドバイの時に状態が良くなかったんでしょうね。それで競馬して帰ってきて、だからダメージは残ったと。あと急にシンプルなこと言いますけど、関西の競馬場への輸送が初めて。58キロが初めてってことですね。輸送はいつも放牧先がノーザンFしがらきなので、そこまで心配ないかもしれませんが。

 

★総合評価:+7 (京介 +3 菊池 +4)

 

~~~~

 

<菊池> では、穴馬を挙げましょうか。

 

(マリアライト)

 

<京介> 天候悪化が続くのに期待したいね。この馬は馬体重が440kgを割るのに2500mの距離を牡馬に交じってこなす根性タイプ。トモは小さいし管も細く、非力は非力に決まってるんだけど、飛節と繋ぎの質が良く、重馬場が滅法得意。エリザベス女王杯も雨上がり馬場だったし、稍重以上で(3010)と全て3着以内。本格化する前から重は得意だった。

 

<菊池> 半兄がクリソライトで、半弟がリアファルですから、スタミナも十分ですね。

 

<京介> オールカマーでショウナンパンドラに突き離された内容を見ればわかるけども、スピードや瞬発力性能だと牝馬相手にも負けてしまう。基礎的な馬力が低すぎるからね。目黒記念でも1コーナーと直線で寄られたと蛯名騎手が怒っていたけど、馬格がないし背も低いから良馬場混戦だとそういう競り負けが当たり前なんだ。だからここまでスピードで圧倒できず、出世も遅れたし。だけども、それを犠牲にしてもスタミナに振ってるから、上がり35秒台を出せば上がり最速に躍り出るような馬場状態なら、大チャンスと言えるね。

 

<菊池> 蛯名騎手が先週、阪神で乗っていたというのも含めて個人的にも注目しています。今週こそ単複を買おう()

 

 

( シュヴァルグラン )

 

 <菊池> 例年は中距離の別定G2勝ちや中距離G1連対が1年以内にありながら人気の盲点になっている馬を狙いたいと思っているのですが、今回はこのレースへの臨戦過程が怪しい馬や道悪適性に不安の残る馬も多いです。ならば、道悪・スタミナ勝負なれば、ここでも上位の争いをできるであろうシュヴァルグラン。前走はかなり脚を余しながらの3着。初の大舞台、一気の斤量増を克服した勢いは評価したいところです。道悪は他馬が苦労するのなら、こなせるこの馬にはチャンスでしょう。複穴で一発に期待します。 

~~~~

※展望トーク時点での印

<京介>

◎2.アンビシャス

○9.ドゥラメンテ

▲16.マリアライト

注12.サトノノブレス

△8.ステファノス

 

<菊池> 

◎09番ドゥラメンテ

▲05番シュヴァルグラン

▲16番マリアライト

▲03番キタサンブラック

注02番アンビシャス

 

<菊池> では、こんなところにしておきまして、最終結論は前日版コラムとガチンコ予想でチェックしていただきましょう!

 

※最終結論は、それぞれのコラムでチェック!!

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