金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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単行本が発売中。「京介式馬券 厩舎ランク」http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E4%BB 
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京介・菊池グリグリの「鳴尾記念回顧!」
お礼1
2016/06/07 20:00:00
テーマ: 重賞回顧
JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  
週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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京介・菊池グリグリの「鳴尾記念回顧!」

 

<菊池> 土曜日には鳴尾記念が行われました。こちらも回顧していきましょう。

 

鳴尾記念回顧

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 阪神は3回開催の開幕週でした。

 

<京介> 芝は全く綻びがなく、確実に良かったね。今年もいつも通り野芝+洋芝混合だけども、洋芝が絶好調っぽくて、緑色の映え方がすごく良かった。

 

<菊池> 時計の出方もビックリでした。

 

<京介> 野芝単独開催なの?!と情報が一瞬回ったけど、それは障害コースが野芝オンリーだったという話。障害戦は、前走新潟組に注目しておいた方がいいかな。

 

<菊池> 好位差しあたりが絶好ポジションという感じでしたかね。後方から届く例もあり、逃げ残りが少なかったです。

 

<京介> そうだね、確かに逃げ残りは土曜日に起きなかったんだけども。だけど、インベタを通った馬が有利と言うのは確実にあったと思う。走破タイムもかなり速かったし、それに上がりが滅法速い。

 

<菊池> 秋の4回阪神に近いイメージですかね。あれは野芝開催になるんだけども。

 

<京介> 特別レースだけを見ても、降級馬が混じって実質1000万下とは言え、9Rの芝1200m17910Rの芝1800mも実質準オープンだとしても、途中で1ハロン120がないまま1450。うーん、これは速いね。

 

<菊池> そうですね。

 

<京介> 直前に行われた土曜阪神10Rの三木特別は、それまで上がり最速をバシバシ出すタイプでもないアスカビレンが、上がり329で好位から押し切るという競馬。記録として速い上がりで決まっていたんだけど、本質的には速い上がりの性能比べで勝っているわけではなく、位置取りや地力、内を進んだ分が最後に効いた、と考えるべきかな。

 

<菊池> 2着は実績上位の降級馬、バイガエシが外からきましたが、3着が1枠1番のブレイブリーでした。

 

<京介> それに、鳴尾記念が始まる寸前までは、ディープインパクト産駒が有利な状況では別にない、っぽかったんだよね。実力足らずの馬では、全然走れていなかった。逆に土曜日の芝はキングカメハメハ産駒の人気薄が毎レース突っ込んできていたし…。今年の結果はちょっと、これはごめんなさいと言う他ないか。

 

<菊池> そうですね。ちょっと予想とは大きくズレました。

 

 

<レース展開について>

 

<菊池> 全体に大きな出遅れはありませんでしたが、サトノノブレスはあまり良いスタートではなく、川田騎手が手綱をしごいて挽回しようとしていました。

 

<京介> いや、このレースも横一線で綺麗にスタートが決まった方でしょう。サトノノブレスはちょっとばかり挟まれていたんだよね。

 

<京介> なぜかスタートを決めたメイショウナルト武豊騎手が、ラチ沿いではなく2頭分ぐらい左へ寄せて他馬をけん制する。これでアズマシャトルとアクションスターがちょっと前に行きにくくなったために、2枠プランスペスカ・3枠サトノノブレスの前に空間ができて、それで挽回の猶予ができたんだよね。

 

<菊池> その後は上手く好位に付けていきましたね。

 

<京介> もちろんサトノノブレスは、スピードに乗れば行き脚が付く地脚はあるんだけど、あのスタートで2列目を取れたのは、他馬にちぐはぐが起きた間隙を突かないとあり得なかったと思う。

 

<菊池> 主張しようという馬が少なくスタート直後から抑える動きの方が目立ったほど。スタートを決めたメイショウナルトが枠なりに先手を奪っていきましたね。

 

<京介> これは世間の読み通りだったけど、スタートが横一列で決まったことで、なお内枠有利・外枠の馬が行きづらくなったのも影響しているはず。

 

<菊池> 2番手がトラストワン。そのあと3番手に外からパッションダンスでした。

 

<京介> 1コーナーまでほとんど馬なりに近い動きでのこのポジション。

 

<菊池> 2コーナーではサトノノブレスが4番手まで浮上。その後にヤマカツエースが続きました。

 

<京介> サトノノブレスは、2番手争いの隙に割り込んでくるんだよね。そこではパッションダンスが体で制したことで、一歩下がる形にはなったけど。

 

<菊池> ステファノスはスタートを決めていましたが控えて、中団の外を進みましたね。

 

<京介> 外枠で1コーナー確実に外に振られそうな流れだったのに、戸崎騎手は流れが読めてるし運びが上手いね。馬に急がせることなく折り合えて、よくぞあのポジションにいるもんだよ。

 

<菊池> メイショウナルトは淡々としたペースで逃げて前半1000m通過は59.0秒。平均ペースより少し速いか?くらいという解釈でいいでしょうか。

 

<京介> 自分もちょっと速いかなあと思ったけど、これがまた違うんだよね。レース決着が158秒を切るぐらいだから、レースのちょうど半分を59秒で通過しているならイーブンなんだよ。武豊騎手はさすがだわ。この馬自身、後半1000m591でまとめてる。それで他馬に追いつかれ交わされたのなら、相手が強かった。

 

<菊池> 高速馬場なりのペースという解釈をした方が良いと。

 

<京介> とは言え、本当のところは1コーナーから向正面までを、もっと平坦に近いラップ推移で行ければよりベターだったのかもしれないけども。けどまだ復調途上の現状で、良く運べていたと考えるべきかな。

 

<菊池> ただ、その後も緩める区間はなく、一貫して11秒台ラップを刻んでいます。途中から2番手のパッションダンスは追いかけていきませんでしたね。

 

<京介> パッションダンスのデムーロ騎手は、3コーナー過ぎ辺りで追っ付け通しになっているからね、この馬のリズムではなかったように見える。前走、157秒台で走った馬が、今回忙しいと感じるペースになるとは思わなかったんだけども。

 

<菊池> 3コーナー過ぎから後方の各馬もペースアップして、4コーナーでは一気に馬群が凝縮しました。2列目にパッションダンス・サトノノブレス・ヤマカツエースの3頭が並んでいて、ステファノスもその直後まで外から迫っていましたね。

 

<京介> よっぽどの高速馬場でない限り、あそこで動いたらタイミングは速いんだけど、今回はその「よっぽどの高速決着」だったからね。まあでも、戸崎騎手からすればサトノノブレス川田騎手とヤマカツエースの池添騎手の仕掛けが同時に見える位置で運んでいるから、時計のことを察知してなくてもレースの流れ合わせやすかった、といえばそうなのか。

 

<菊池> 直線、メイショウナルトがいっぱいになると、パッションダンスが先頭に立ちたいところでしたが、その外からサトノノブレスが交わして先頭に立ちます。

 

<京介> これは4コーナーでの手応えの差だよね。これはもう、新潟大賞典であれだけのパフォーマンスを見せたパッションダンスよりも、サトノノブレスのトップスピード持続力が高かった証拠に他ならない。

 

<菊池> ヤマカツエースは伸びきれずもがいているところ、外から交わしたのがステファノス。

 

<京介> うん。ヤマカツエースは横綱競馬をするつもりで運んで、スピード負けした格好でしょう。ステファノスがここから伸びたのは地力だよね。

 

<菊池> 間を突いて伸びたのが、まさかのプランスペスカ。ただ、内・外の2頭に並びかけるのが精一杯。サトノノブレスが押し切って、2着は外のステファノスでした。

 

<京介> プランスペスカは一切ロスのない競馬だったとはいえ、あそこからグッと伸びて1分57秒台で走るのは驚いたなあ。時計イマイチの場面でしか好走してなかったのに。

 

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分57秒6。そんなレースには見えませんでしたが、レコードが出ました。

 

<京介> メイショウナルトの武豊騎手が、展開を壊すほどの超スローに持ち込むのではなく、馬場と馬なりのスピードに逆らわず速い流れで逃げて引っ張ったのも大きいね。

 

<菊池> そうですね。自身は早々に手応えをなくしてしまいましたが。

 

<京介> あと、メイショウナルトも騎手売れなのか当日妙に穴人気していたし、パッションダンスも重賞を好時計勝ちした直後でまずまずの有力馬。この2頭が逃げと2番手を構成して、どんと来いの流れで引っ張った形なのも大きかったのかな、と思う。

 

<菊池> ディープインパクト産駒の人気馬が1・2・4着。

 

<京介> いやーこれは。重賞あるいはG1で戦ってきたディープインパクト産駒はホントレベルが高かった、とするしかないかなあ。それにスタミナ一辺倒の鳴尾記念ではなかったわけだしね。

 

<菊池> そうでしたね。今年に限ってはディープインパクト産駒向きの状況に。

 

<京介> ある意味、パッションダンスがあの位置取りで流れを作った要因になってるから、それでディープインパクト産駒の持ち味を引き出したような部分もあるのかな。

 

<菊池> そういう面もありますか。

 

<京介> ヤマカツエースが成長力期待で人気になったけど、この結果じゃあ現状ではまだまだだったとするべきだよね。それとスピード馬場・決着が苦手だったかと。

 

<菊池> では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。

 

サトノノブレス

 

<菊池> 今回は馬体も10キロ絞れての出走でした。

 

<京介> パドックは本当に良く見せる馬。骨瘤の痛みはもう、一段落したのかな。この馬体重で後躯が硬くならず柔らかみを維持できているのもいい。

 

<菊池> もう6歳ですが、老け込まない。これまたディープインパクト産駒の凄いところですね。

 

<京介> それにシーズン3戦ぐらいして長い放牧に入れるのがこれまでのパターンだったけど、1か月チョイのローテーションで大きく休まず使い続けられているのは、過去になかったこと。この馬の場合、これが大事なポイントじゃないかな。脚元が固まり、体質が良くなって、妙な休養を挟まず高パフォーマンスを続けられている。

 

<菊池> 斤量56キロではさすがに上ですかね。

 

<京介> そこはそうなんだろうね。だけど昔はオールカマーで妙な大敗を喫したり、斤量云々じゃなしにアテにしにくい馬だったのに、変わったもんだなあと。

 

<菊池> この春は重賞2勝。宝塚記念に出るかもしれませんが、十分に成果をあげましたね。

 

<京介> 今回はハコ内で運良く好位を奪えたとは言え、最後まで止まらなくなったのは偉い。宝塚記念も川田騎手が確保できるなら…。うーん、今の想定メンバーだったらこのコンビで行けるんじゃないの?

 

 

ステファノス

 

<菊池> 香港カップ以来の出走でしたが、仕上がりとしてはいかがでしたか?

 

<京介> もうちょっとお尻にボリュームが出てほしいな、あるいは歩様にも伸びやかさが欲しいなと思ったけど、形はある程度整っていたね。手先のバネが段違いなのはあった。

 

<菊池> 得意でない休み明けでもそれなりの姿だったと。

 

<京介> ただまあ、この馬はレベル高そうに見えてもG2以下の休み明けではアッサリ負けるから、判断しにくさがあるんだけども…。それでも今回は「このぐらいはさすがにね」という結果になったね。

 

<菊池> 次走は目標の宝塚記念ですね。

 

<京介> 次につながる競馬は十分に出来たと思う。このレースが大阪杯と比べてどれだけ価値があるのかに注意したいね。この日は速い決着がバンバン出る日だったし、レコードの記録と言っても上位が僅差。どうだろうなあ…。

 

 

プランスペスカ

 

<菊池> この馬の激走には驚きました。

 

<京介> 自分も同じく。時計の掛かる馬場でしか好走がなかったし、肉付きがいいとはいえあまり四肢の伸びがいい馬でもない。でも松永昌博厩舎は人気薄2頭出しして両方仕上がりが良かったし、両方とも掲示板。調子を上げてきた気配はあったんだね。これはこの馬自身、キッカケになる好走なのかも。

 

<菊池> 別定重賞での3着だけに、それなりの評価は必要かと思いますが、再現性はあるのでしょうか?

 

<京介> 単純にこの内容は、G3クラスの目線で見ればレベルの高い方だと思うんだよね。サマー2000シリーズをどこか使うのなら、注意しておくべきだと思う。

 

 

その他

 

<菊池> パッションダンスは蹄が悪化していたようでしたね。

 

<京介> ああーそうなのか…。パドック映像を一時停止していれば確かに見えるけど、土曜日に東京競馬場で軽くモニターを見た程度じゃあちょっと気づかなかったな。

 

<菊池> 新潟でメイチの競馬をやった後だけに、反動が出ましたね。

 

<京介> 結局この馬も、休み休みの使い方になってしまうのかな…。新潟記念まではまだ間があるし、夏場は得意な馬だから持ち直してほしいね。

 

<菊池> ヤマカツエースには時計が早かったでしょうか。あと、この馬は休み明けだとイマイチでもありますね。

 

<京介> 重賞を連勝して本格化気配っぽいのを見せてきてる4歳馬だったら、休み明けイマイチとか言わないでほしいけどね。でも実際問題、まだ速いレースで凌ぐスピードが足りてない、という解釈の方が正しいだろうね。

 

 

<教訓まとめ>

 

・鳴尾記念は、この次に宝塚記念かサマーシリーズ出走を見据えている「次走が本腰仕上げ」という馬が多く、このタイミングでの勝負気配があるかどうかを見極めるのが難しい。

 

・しかし、前走1着馬が全体に不振、前走で掲示板上位に好走してる馬もイマイチ。むしろ前走大敗している馬の巻き返しが目立つレース。馬体重が前走比-10kg以上で馬の造りが変わった馬は、ここ5年で複勝率100%。

 

・前走良い仕上げで臨んでいたのに、条件や流れが全く合わずに大敗してて、「ここで結果を出しておきたい」「不振に差しかかりそうなので脱却したい」という馬を狙う・前走に反省があった陣営の意思を汲むのが一番のポイントかも。今年も前走10位以下だった馬同士のワンツーだった。


 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介>

・マジェスティハーツ

…改めて評価したい。馬体は良かった。4コーナーではステファノスの真後ろにいたが、直線内にモタれてまともに追えず、惰性だけで5着。昨年の鳴尾記念も2着だがモタれていた。やはり左回りの新潟か中京で。それとできれば鞍上を替えたいのだが…。

 

<菊池> 

・ヤマカツエース 

…叩き良化型。今回でも動けるかと思ったが、次の方が良さそう。時計の掛かる北海道で。

 


~~~

<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末はエプソムCとマーメイドSを京介さんと展望していきます。

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